あれやこれや役立つ情報欄
四輪アライメント編 (4) 
2010/3/25〜2010/10/25


横浜のタイヤショップアローバからの提案です

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2010/10/25;再アライメント調整の経験から・・・・

時々、こんな質問、相談を受けます。
「タイヤを交換した後、アライメント調整はやったほうがいいのですか?」
「タイヤサイズの変更、インチアップをしたら必ずアライメント調整は必要ですか?」


お客様の相談を聞いていると、以前関わった店・オートショップなどで不安を抱いた経験が少なくないようです。

”そりゃ、やったほうがいいですよ”との答ならなら、まだ、良心的・・・・
”インチアップしたら必ず必要、でないとトンデモナイことになりますよっ!”と半ば脅しのような答が返ってきた・・・

果たしてどうだろうか?
ひとつの検証です。
これが全てというわけではありませんが、不安の解消に役立てばありがたいですね。

車はメルセデス・ベンツW211です。
W211のアライメント調整
ちょうど1年前、2009年9月に18インチのタイヤ・ホイールを装着、そしてアライメント調整を行いました。

そして、今年9月、今度は20インチにインチアップしたい、ということになりました。
確認の意味をこめて、まず、1年たった状態を測定してみました。

果たして、1年でどう変化したのか?
1年前に装着した18インチのロリンザーで測定してみました。
W211、18インチでアライメント測定した結果
重い車です、
一年間走りました、
でも、この結果は・・・見事!スバラシイ!
フロントのトーやキャンバーの左右差も少なく、驚くほどです。
リアも、トーにはまったく異常なく、キャンバーが僅かに左右差はありますが、まったく、問題なし!

1年でどれくらい変わるものなのか、興味津々でしたが、
ひとつ、確かめられました。
荒っぽい運転をされていたら、さすがにこんな結果は出なかったでしょう(^_^)

さて、続いて、20インチにインチアップ!
W211,20インチにインチアップ
これが装着するロリンザーRS8 20インチです。
タイヤの幅(トレッド幅)も広くなり、車高も微妙に変わります。
W211,20インチでアライメント測定をする

果たして、アライメントの測定データがどう変わるのか?
W211、20インチでのアライメント測定結果
トレッド幅が広がった結果でしょう、キャンバーに僅かな変化(プラスに)はあるものの、大きな変化はありませんでした!
走行に、大きな支障を与えるような変化ではない、ということです。

これでまた、ひとつ、結論が出ました。

タイヤ交換をしたら、再アライメント調整が必要!ということはないようですね。
インチアップしたら、必ずアライメント調整は必要!ということもないということです。
(20mm、30mmなどのローダウンの場合は、さすがにアライメント調整は欠かせません!

でも、1年が経ち、さらに、インチアップして、間違いなく僅かの変化も出ています。
”必ず!”というわけではありませんが、アライメント調整はやったほうがいいのは確かです。
走りに安定感ができるのです。

長い目で見たら、
より上質の乗り味を求めるなら、
そして、余裕があるなら、
・・・・アローバとしてはインチアップなどの場合は、アライメント調整をおススメします。

アライメント調整をやるべきかどうか、不安な方、いくらか参考になりましたかね?

ナニ? さらに、迷い始めた!そりゃ
スミマセン!

アローバのはコチラから


費用は・・・・
車種別のアライメント調整料はコチラから

測定・調整の時間は数時間、時には一日かかるときもあります。
ですから、予約制になっています。電話(045-942-8999)or メールでご相談ください。









2010/10/8;アウディA4の調整はフロントのトーだけしかできない?

結論を先に言えば、フロントの調整は、トーだけではなく、キャンバーの調整、キャスターの調整も可能!

この結論に到達するまでにはそれなりの試行錯誤がありました。
でも、理屈がわかれば安心して車を真っ直ぐに走らせることができるのです。

アウディA4クワトロ1.8Tのアライメント調整

お客様の悩み、
「あまり気にしなければ気にならない、そんなレベルなのですが、やはり、一旦気にし始めると気になって仕方ない、
それが悩み? そうです、左流れが続くのです・・・・どこで調整してもらってもうまくいかない、治らない、
挙げ句の果てに、”この車は、フロントのトーしか調整できないのですよ”、との返事」

多いですね、こういう相談。
さっそく測定をしみました。

左流れの原因は、前輪キャンバー(黄色の□)とキャスター角(黄色の楕円)にありそうです。
キャンバー角、左が-1度22分、右が-1度33分、その差「11分」、左方向に行くような力が加わっています。
キャスター角は、左が4度22分、右が4度31分、その差「9分」、ここでも左に流れる力が働いています。

この差は僅かです。経験上、こういう差は無視できることも少なくありません。
でも、今回は、
・お客様から聞き取りをした内容から
・試乗し、感じ取った走行状態から、
・測定したデータの結果を見ながら、
この僅かの左右差が、「原因」していると結論づけました
リアの調整写真は省略し、・・・・・
フロントはアンダーカバー外しから。

アウディA4、スポーツ系乗用車の下回りはは、こういうアンダーカバーでしっかり囲われています。
これによって、ボディー下の風の流れの乱れを少なくし、安定した走りを演出するのでしょう。


黄色の○、ここが「サスペンションメンバー」の付け根です。
ここのボルトを緩め、微妙なボルト穴の「遊び」を利用して、調整をするのです。

拡大すると・・・・

この隙間、「遊び」というか「動き幅」が、調整を可能とするのです!

その結果がこれです。

キャンバーは基準値を外れていますが、左右差は1分になりました。
キャスターも左右差が15分ですが、今度は右向きの力が加わるようにしました。

走りは?
もちろん、バッチリです。

四輪アライメント調整も教科書通りというか、型どおりの凝り固まったやり方ではうまくいきません。
車の仕組みを考え、工夫がなければ、発見は得られず、難問を解決できません。
ま、ここが面白いのです・・・
そして、喜びのお客様の声に、更に、やり甲斐を感じるのです・・・

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2010/9/29;ベンツ/W211には魔法のボルトが必要

何台ものベンツのアライメント調整をやってきたが、調整のための”調整用溝付きボルト”の威力には脱帽です。

それがコレ
W211の調整用ボルト

ボルトの中央部には幅3mm、深さ3mmくらいの溝が掘られている。
たったこれだけだが、これがすべてを決する!

今回のクルマは、お客様がビルシュタインのダンパーを取り付け、車高も下げた。
が、アライメント調整をすることなく、そのまま乗り続けること1年間。
当然というか、タイヤの内減りが進行、そこで、何とかならないか、と持ち込まれたのです。

実際に走行してみる。
わずかに右に流れていく感じはするが、走りにそう大きな問題はなさそうだった。

測定すると・・・・・・

てンでバラバラの足回り、走りに深刻な異常を感じないが、タイヤの内減りは起こるはずだ。
フロントの左トー、左右のキャンバー、、リアの左右のトー、キャンバー・・・
赤の楕円の場所は、解決できる。
が、□の黄色(リアのキャンバー)は解決できない、調整できないのです。

先ずは、クルマのアンダーカバーを外す。


ここで、魔法のパーツ、ボルトの出番です。

フロントのキャスターやキャンバーはこれでスッキリ解決!

調整後のデータはこんな具合になりました。

僅かにあった挙動のおかしさも解決です。
そしてタイヤの内減りもほとんど解決です。

が、・・・リアの黄色の□で囲んだ部分、そうです、キャンバーは調整できない。
これが調整できなければ、タイヤの内減りの解決は100点!とならないのです。

これが不思議なのですが、フロントは紹介した調整用ボルトの活用で問題は解決できます。
が、リアには、そういうパーツがないのです!

フロントのアームの付け根に楕円の穴があり、専用ボルトを組み合わせる突起が作られています。
これはすばらしくうまくできています。ベンツのいいところです。
が、
どうしてリアにはそういう機構がないのか、作らないのか不思議なのです。

もちろん、自己流で加工等すればいくらかは良くなりますが・・・
アローバのひとつの宿題です。

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2010/9/26;BMW・E90の調整はどこまで?ランフラットタイヤから通常タイヤへ

BMWの国内シェアが高まったのだろうか、
クルマ好きの人達に人気が高いのだろうか・・・
なんとなく、目立つこのごろです。

群馬県の高崎市から相談があり、ご来店をいただいたお客様のこと。
BMW/E90 323i
新車から装着されているランフラットタイヤ、225/50R16の乗り心地に不満があり、
地元のタイヤ屋さんでヨコハマアドバン・スポーツに履き替えられたとのこと。

乗り心地は良くなった。が、高速道路での走行時、130km〜140Kmくらいでハンドルの振動、
ひどくなるとTVモニターが振動で見づらくなる・・・そんな問題が発生。
地元のタイヤ屋さん、BMWディーラーに相談するも解決に至らず。
仕方がないのか?
諦めきれずに、ネットでアローバを見つけ、相談した、という。


ご来店後、タイヤの組み付け、バランス調整、取り付けなどを再チェックする。
そして測定。
E90アライメント調整の測定結果
ほぼ新車状態、走行距離53,000Km。
測定結果はご覧の通り、バラバラです。

BMW3シリーズの調整は、一般的には「前輪はトーのみ」、「後輪はトーとキャンバーだけ」となっています。
前輪のキャンバー角やキャスターに異常があってもどうしようもない!と言われています。

が、そこは経験、知恵です、なんとかなるのです!
また、しなければガタつきや、ブレなどは解決できないのです。


後輪のトー、キャンバー調整をまずやります。

前輪は、・・・

アッパーマウントやコントロールアームなどの微調整に取り組みます。

その結果がこれです。

見ただけできれいな?状態です。
試験走行でも、ウン、コレでいいだろう・・・

お客様に実際に走ってもらいました。OK!
後ほど、電話を頂きました。
「高速走行での振動やブレは全くなくなりました!仕方がないと諦めていたのですが、
こんなに変わるのですか!高速コーナーでの安定感がまし、ハンドルの取られがなくなり、
スッキリしました、ありがとうございます・・・」


走りながら、嬉しそうな顔をされているその様子が目に浮かびます。
こちらかそ、遠路はるばるありがとうございます。

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2010/9/13;30系プリウスの車高ダウンはやったが・・・

30系プリウス
格好良く車高が下げられ、言うことなしの30系プリウスが入ってきました。

お客様は・・・・
「新車購入後すぐに他店で足回りを交換した。スプリングを交換し、車高を下げたのです。
当然、アライメント調整をしてもらったのですが、純正の時に比べてに比べてに悪くなった。
車高を下げたから仕方がない!?とは言われたのだが・・なんとかならないものだろうか?」

「発進時にハンドルが右に取られる感じがする、
走り出すと左流れが生じる、
ハンドルがなんとなく落ち着かない・・・」

感じていたことを一気に説明してくれました。
・・・・最近、こんな相談が多いような気がするのですが・・

実際に試乗してみました。
説明通りでした。が、それはわずかなものです。
でも、オーナーは毎日乗り、感じている、この問題はなんとか解決してあげたい。


測定しみると、
「前輪のキャスター角の左右差」
「キャンバー角の左右差」
「後輪左トーが極端に内向き」・・
てんでバラバラな足回り、結構異常な状態でした。

(今回は測定数値をコピーしていなかったので紹介できません)

一番の問題はリアです、その「トー」なんです。

「トーションビーム方式」のため、一番気になっている左トーの調整が、普通ならできません。
それをナントカしようとやってみたのです。


細かな説明は省略しますが、こんな作業をしてようやく問題が解決できる。

その結果は・・・・

問題の個所、リア左です。
「左のトー」が「0度21分」と極端に内向きになっていました。
「右のトー」は「10分」とそう問題はなかったのですが。

そして調整後、左右とも、「09分」くらいに合わせることができたのです。
フロントはそう難しくなく、スムーズにできました。

もちろん、プリウスがプリウスらしく?真っ直ぐに、安定して、走るようになりました。
もちろん、格好良く車高は下げたままで。

人気車種のプリウス、当然のように車高を下げます。
が、その後の四輪アライメント調整、しっかりとやらなければいけませんね〜。

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2010/9/2;peugeot/プジョー406、ここまでできました

右前の事故でした。
予算の都合で足回り部品は「中古パーツ」、一応修理が終わったのだが、
わずかに右流れがある、そこで、アライメント調整をして欲しいとの依頼でした。

peugeot プジョー406
この右前が事故の個所です。

早速測定しました。
結果は・・・・・

まあ、ここまでバラバラなデータは珍しいです。
上から2列目、このキャンバーの異常が「右流れ」の主な原因でしょう。

ここを解決すれば、・・・ですが、プジョー406は普通、キャンバー調整はできない構造です。
が、ちょっとした工夫でいくらかは調整ができるのです。
やってみました。


黄色の丸印、ここに小さな突起があります。
位置合わせのためでしょう。ここがくせ者です。
ここの工夫が必要なんです。

調整後はこれです・・・・・

さすがに、一列目のキャスターは調整できませんでしたが、問題のキャンバーはご覧のとおり。

右流れは見事に解決できました。
やればできるもの。

もし、お困りの方どこまでできるかわかりませんが、ご相談下さい。

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2010/8/18;オペル・ベクトラがどんな走りをするのか?

この話題、「タイヤ編」がいいのか、「足回り編」がいいのか、迷いましたが、
ここの「アライメント編」に落ち着きました。

「タイヤ持ち込みで組み替えをして欲しい、そしてアライメント調整もしたいのですが・・・」との問い合わせ。

・・・ということでご来店の車は「オペル・ベクトラ」
2003年登録 GTSでした。
オペル・ベクトラのタイヤ交換
黒塗りの落ち着いた高級感漂う車でした。

持ち込まれたタイヤは、
インドネシア製のタイヤ
インドネシア製 「INDORADIAL ATRスポーツ6688」、サイズは225/45R18、
ちょっと驚きましたが、このタイヤ、九州にある「AUTOWAY」という販売会社が一手に輸入しているものです。

オペル・ベクトラにインドネシア製を?と正直驚きましたが、とにかくタイヤを組み換えました。
とにかく、安かったのですよっ!
その実力は果たして??楽しみでもあるんです。

ベクトラの足回り
黄色のアンパーと濃いピンクのサスペンションが際立っていました。

このベクトラ、ダンパーに「KONI製」を、
そして、これは初めて見たのですが、スプリングには「VOGTLAND」フォクトランドというメーカーのものを自分で取り付けた、とのこと。
硬すぎず柔らかすぎず、車高のダウン量も大満足、ダンパーとの相性もいいですよ」とのこと。

KONIは名が通ったメーカー、でも「VOGTLAND」は?でした。
調べてみると、ドイツのメーカーで実績にあるメーカーでした。

興味のある方は↑をクリック

さて、アライメント調整の方は・・・

前輪のトーが左マイナス36分、右がマイナス40分、つまり、極端な外向きでした。
このまま放っておくと新品のタイヤもすぐに、「内減り」は必至。
そこで、調整ですが、スムーズに行きました。

この調整によって、いままで抱えていた気だるい抵抗感がなくなり、タイヤの持っている性能がでやすくなりました。
インドネシア製タイヤのすべてが表現されることでしょう。

残念ながら実際の運転された感想は届いていませんが、チョット欲しいですよね!

今の時代を象徴するような車、チューニングですね。
ネットで安いアジアンタイヤを購入し、パーツもネットで仕入れ、組み付ける。
その後は、アライメント調整をアローバに依頼する・・・

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2010/8/17;スズキ・スイフトの走りが戻ってきた

今回の車は、スズキ・スイフト。
いうまでもなく、温和しそうな顔つきだが、結構な走りをする、楽しい車。

さて、この車を選んだ理由をお客様に聞いてみました。
「もともと、ダイハツ・ムーブでしたが、念願かないスズキ自動車への就職が決まった。
となれば、車はスイフト、そしてマニュアル車がいい」というのが理由でした。

就職よかったですね!おめでとうございます。

早速、アライメント調整の話。

納車された帰り道、ふと気がつけばステアリングカを左に傾けなけりゃ真っ直ぐに走らない、
よく耳にしていたスイフトの走りのイメージからはほど遠いもので、素直なハンドリングが感じられない!
中古車ですから、前のオーナーが縁石にでもぶつけたのかな・・・・?
期待した走りを取り戻したい、ということで持ち込まれたものでした。

測定しました。
前輪のデータです。

この数値を見る限り深刻な程ではないようです。
2番目のキャンバー角(左がマイナス0度41分、右のマイナス0度28分)を少しプラス側にできれば、
直進性・安定性が得られる、理想の走りに近づくと判断しました。


調整後はこんな感じ、良い数値になりました!

一般的には「スイフトは前輪のトーしか調整ができない」となっているようですが、
実際は工夫すればキャンバーなどもできるのです。
上記の数値はその結果なのです。

コレで解決!?
とはいきません。
後輪にも問題があるのです。

これが、後輪のデータです。

後輪のトーは、左がプラス32分、右は26分となっています。
タイヤの向きは「内股状態」になっています。
調整前には気にならなかったのですが、前輪を調整しそれが解決すると不思議なモノで、
後輪の「不安定さ」がハッキリと伝わるようになる、目立つようになるのです。

後輪のトーの解決が必要になってきたのです。

スイフトの後輪の足回りは「トーションビーム式」と言われるもので、これは本来なら調整不可、という足回りなのです。
「非調整式の足回り」なんです。

が、ここを解決しなければスイフトらしい走りが取り戻せないのです。

ここからがアローバの腕の見せ所?
けっこうあれやこれやの試行錯誤をしながら、トーの調整をするのです。


リアはこんな所までバラしながらの作業です。

そして、出来上がったのが下のデータです。

見事な数値!
我ながら満足、という感じです。

走りが戻ってきたのでしょうか?
お客様からメールを頂きました。

 先日スイフト(H17年式 5MT)のアライメント調整をしていただいた「H」です。
8日〜10日にかけて母親の実家にスイフトで帰省したので、レビューを書かせていただこうと思います。
 
 一般道:道路上のマンホールや橋の継ぎ目等でリアが流れたり、
工事中のでこぼこ道でハンドルを取られたりするようなことがなくなった。
直進中も細かなハンドルの修正が必要だったのが、リアの流れを気にせず
落ち着いてハンドルを握っていられるようになった。
 
高速道路:一般道とほぼ同じ感想ですが、調整前に関越道を走行した時よりも
安心して運転に集中できるようになった。
以前はリアの流れを気にしながら隣の車線にはみ出さないようにハンドルの
修正に気を使っていたので、短距離の高速走行でもかなり疲れていました。
また、時速80キロくらいまでは一般道の50〜60キロとほぼ同じ感覚でしたが、
100キロ近くになるとかなり挙動がふらついていて、怖いくらいだったのが
100キロを出しても全く不安定になりませんでした。
 
一般道・高速道路共通の感想としては、自分が思い描いた通りのコースを
フロント・リアともにトレースするようになりました。
どノーマルのスイフトですが、スズキが宣伝していたり評論家が絶賛したりする
「楽しい運転」ができる車に生まれ変わった(復活した?)ようです。
まだまだMTの運転技術は未熟な私ですが、この良き相棒をいたわり、
厳しくしごかれながら最高のパートナーになれるよう精進しようと思います。
 
今後もタイヤやアライメント関連でお世話になることと思いますが、
その際はよろしくお願いします。

嬉しいメールです。
スイフトがスイフトらしくなった、これが本来の姿。
四輪アライメント調整の凄さを改めて感じた一日でした。

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2010/8/8;200系ハイエースの走りが変わる?

200系ハイエース
ハイエース(H17年式 2WD CBF-TRH200V)を中古車で購入したのです・・・・
最近、どことなく走行での安定性に欠ける気がして、自分でダンパーを交換、
「KYB製のNEW SR スペシャル」
です。
その結果、安定性がアップしたのです。

確かにアップした、のですが、以前から感じる”不安定さ”が残っている?
「ハイエース」とはいってもなにせ「バン」なんで、こんな物かな?・・・そんな事を思いながらも、
せっかくなのでこれを機会にアライメント調整でも試してみることに。
欲を言えば、普段の使用が、高速道路がほとんどなので、「直進性」が良くなればなお嬉しいかな〜


謙虚に、そして素直に要望を語るA様でした。

ハイエース200系に乗る人は多い。
このような”願い”をい抱く人は少なくないようです。

試乗してみました。
思ったよりひどい症状ではないように感じました。

そして、測定。
結果は、コレでした。
200系ハイエースのアライメント調整
結構ヒドイ数値でした。
不安定さを裏付ける数値でした!

そこで、調整開始。
ハイエースのアライメント調整中

測定時からみると大違い、ほぼ完璧な数値になりました。

が、ここで、「直進性が良くなればなぁ〜」というささやきが耳に響きました。

再調整、今度は微妙な味付けです。
経験の詰め込まれた脳の引き出しをあっちこっち明けて、職人芸と言われる”技”を繰り出したのです。

最終結果は、・・・・

見た目にはどこが?ですが、
これがアローバの隠し味みたいなものです。
安定性はまた一歩、確実によくなり、直進性もよくなりました。

お客様からのメールで、ちょっと満足、また課題も残りました。

アローバ 
兼城店長さま
先日、銀色のハイエースバンのアライメント調整でお世話に
なりました「A」です。その節はどうもありがとうございました。
 
土曜日に調整して頂いた後、日曜日にアクアラインを走って
千葉まで往復してきました。

お話したとおり、その前の週にダンパーを6万キロ以上走った
純正品からカヤバのものに変更しておりましたのでその効果も
あったと思いますが、全く別のクルマになったようです。

そもそも、それまでの状態がダメすぎだったとは思うのですが
あの状態では危なっかしくて、調整して頂いて本当によかったと
おもっています。
直進安定性が良くなって、遠征も楽そうです。
アライメント調整で同乗していただいた上、要望をきかれたのは
初めてでした!

 ただ、店長さんがおっしゃっていたとおり、多少右に流れる
(直進しているとハンドルがやや左に傾く)ことがまだ時々
あることも確認しました。
 
特にアクアラインの地下(海中?)部分だと横風の影響も
受けないですし、地面も平らでスピードも乗りますのでその
状態がよくわかりました。
機会があれば、左右のタイヤを入替えて試してみたいと思いますが
ハイエース+バン用タイヤでこれ以上求めるのも酷ですし、普段は
全く気にならないので大丈夫です。
 
お話したS2000の方も、どういう方向がいいのか研究しますのでまた
相談させてください。現状社外ホイールがついていて、ディーラー
で見てもらったところ、前後とも2mmくらいはみ出ていて車検が
厳しいと言われております。。
操作性が良くなる方向でキャンバー角が付いて車検も通る仕様に
なるとうれしいです。
 
貴社のホームページも隅々まで楽しく拝見させて頂きまして
ブックマークしました。
今後共よろしくお願いします。



「A様」、ありがとうございました。
「ハイエース バンがまったく別の車になったよう!」とありましたが、
いえいえ、これが世界のトヨタ自動車のハイエース バンです!

これからも、趣味のモトクロス 楽しんで下さいね!
 
MASATO
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2010/6/9;走りが命のワゴンR、よみがえりました

軽自動車界で人気トップを争い続ける”ワゴンR”、その上級グレードの”スティングレー”
2007年2月、黒が基調、ヘッドライトにディスチャージ装着!
もちろん、走りはバツグン・・・

さらに格好良くしたくて、車高を下げた。
でも、そのまま走り続けたために、フロントタイヤの内減り!

そこで、アライメント調整を頼まれた、というわけです。
こう考えると、”ごくごく普通の症状”の車でした。

スティングレー MH23S
ワゴンRスティングレー MH23S

早速、測定をしてみました。
問題のフロントのデータはこれです。
とても分かり易い!
ワゴンRのアライメント測定データ
一番上が、”キャスター”・・・・左右のバランスも良く、問題なし!
二番目が、”キャンバー”・・・左右、同じくらいに「ハの字」、ちょっと調整すればすむ程度!

そして、
一番下が、”トー”、・・・・前開きです!
それも、基準値から大きくハズレ、針が振り切れそう!


こんな数値で、タイヤに問題が起こらないとすれば、それこそ
”アライメント界の七不思議”に入ります。
タイヤの内側をこすりながら走っているわけですから、それだけ抵抗が大きい、走りが犠牲になっている!というわけです。


左がフロント、内減りがヒドイ!とはいっても写真じゃ今一つ? 右は綺麗なリアのタイヤ。


調整中!
そして、調整後のデータは以下の通り。
ワゴンRスティングレーのアライメント調整後のデータ
少し開き気味の”トー”、これでコーナリングも楽になるはずです。
そして、キャスターもチョット寝かし気味、キャンバーは左右の微調整のみ・・・終了!

こんなついでに、前後のタイヤローテーションもして、さあ、試乗に。
第一印象は、ハンドルが安定した、走りがスムーズだ、ということ。
キャスターを少しねかしたことも幸いに・・・

同乗したお客さんもナットク!

調整したHIROSHI君も満足げでした。

やっぱり、走りが命のワゴンRです、こうでなくっちゃ!

なお、費用は大体、21,000円くらいでした。

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2010/6/7;クラウンエステート(JZS171)に19インチは大きすぎるのか

車高調キットを組む、
19インチにインチアップ、
・・・・これってそう無謀な試みではない、はずだが・・・・

「3年前の07年、中古車購入直後、車高調キットを組んだ。
それから80km〜100kmくらいのスピード域でハンドルの振動が激しく、
高速での走行が不安定、特に雨の日になると怖いくらい・・・
1年は我慢し乗り続けたが、我慢できず四輪アライメント調整をしてもらった。
でも、解決しない・・・・仕方なく、そのまままた2年間我慢してきた」


そこでアローバへご来店、測定、調整、問題の解決へ!

そんなクラウンのオーナーさん「K」からこんな嬉しいメールがとどきました。

「先日は、アライメント調整等ありがとうございました。
レビューが遅くなりましたが、書かせて頂きます。

アローバさんに出す前は、80km〜100kmで、ハンドルがぶれ始め、
雨の日には、100kmぐらいで、車体全体が揺れる様な感じがありました。

しかし、アローバさんに出した後は、全く上記のような感じがなく、自分でも分からなかった、
ハンドル自体の軽さが出て、快適に走れています。
現在、19インチのホイールをはいていますが、ハンドルが以前は重く、こういう物だと思っていましたが、
全く違う感覚にびっくりしました。
今後も、タイヤ交換等でお世話になりますが、宜しくお願いいたします。」


さて、アローバで行ったことは・・・
クラウンエステート(JZS171)

現在装着しているタイヤの摩耗がひどく
(このタイヤの摩耗も走りに
大きく影響していることが多い・・・)
、これを機に4本とも交換して、
アライメント調整となりました。

前輪のタイヤサイズは、「225/35R19」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後輪はのタイヤサイズは、「265/30R19」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はダンロップファルケンのジークス「ZE912」を使いました。
・・・・・・・・・・・
タイヤ4本で、138,200円でした。


タイヤを交換した後、ハンドルの振動や車体の振動の原因は??と見てみると、
一つ、見つかりました。
ハブリングとスペーサー
タイヤ・ホイールのバランスの悪さに加えて、フロントに5mmのスペーサーを付けていたのです。
”どうしても5mmを付けたいのです”との希望を叶えるために、
写真で分かりますか?5mmのスペーサーとハブリングを、加工して一体化させたのです!
これは見事に成功!

スペーサーとハブリング

そして、アライメント調整へ、これはスムーズでした。
車体そのものにおおきな問題はなく、調整した通りの、そのイメージのはしりになりました。
クラウン(JZS171)

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費用は・・・・
車種別のアライメント調整料はコチラから

測定・調整の時間は数時間、時には一日かかるときもあります。
ですから、予約制になっています。電話(045-942-8999)or メールでご相談ください。









2010/6/5;エクスプローラーのハブリングにガタが見つかった!

今回、依頼された車はこれ、

FORD EXPLORER フォード エクスプローラー、走行距離70,000km

フォードエクスプローラー
20インチにインチアップしてからでした。
「ステアリングが左に傾いたまま・・・・」
「走行がどうも不安定、右に行ったり←に流れたり・・・」・・・

bfグッドリッチ Gフォース
まず、空気圧のチェック。
純正は245/65R17というサイズ、そして指定空気圧は240kpaとある。
20インチにして装着したのはBFグッドリッチGフォース、「265/50R20」レインフォースというサイド強化タイヤでした。
タイヤメーカーにも確認を取ると、同じ240kpaでOK、という。

早速、調整にかかりましたが、測定値はこんな調子、ひどすぎました。
四輪アライメント測定値
ほとんどのヶ所が規定値を超え、赤く表示されました。
最初に始めたリアのトー、何度やっても数値が安定しない。
オカシイ?おっかしいなぁ〜

確認したところ、リアの左右ともガタつきがひどく、これってタイヤがハズれるんじゃないか、と思うくらい。
ハブベアリングの異常、早速、お客様と相談し、修理をしてもらうことに・・・
今年の3月に車検をすませたばかりだというのに。

リアのハブリング、こんな感じです。
写真をお借りして説明します。
リアのハブベアリングハブベアリング分解
こんな部分のガタつき、そうあるものじゃない。
滅多に見ることのないその中を分かり易く分解図で・・・
エクスプローラーリアハブリング分解図
新品は輝くほどに・・・


ディーラーで修理が出来上がって再開です。
測定し、そして調整後はこんな感じになりました。

これで文句なし、20インチのインチアップでも、安定した走りが戻ってくるのでした。

走りが不安定、落ち着かない、右へ左への蛇行・・・一度、こんなヶ所のチェックも必要かも。

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2010/5/17;ボルボ850、不安定走行の原因は?

ボルボ850、
口は悪いが、野暮ったいスタイルと走りのボルボのイメージを一新した車でしょうか、大人気でした。

その走りがどうも不安定。

「中古で購入後、足回りをはじめ各所の消耗パーツを交換してきたが、
怖いほど!の不安定な走りをなんとかして欲しい!」との依頼。

先ず試乗しました。
確かに、今まで経験したことのない違和感?ブレーキ時と走行時の不安定な動き、異常発見の予感がしました。
ボルボ850のアライメント調整
下回りを調べたところ、左前ロアアーム部のブッシュの消耗が見られるものの、今回はとりあえずアライメント調整のみ、
ということで作業を開始しました。
が、・・・・・・
ボルボ850のロアアーム
作業が終盤にさしかかった矢先、異常を発見!
「ガクッ!」なにかが外れた、鈍い感触。
その上、何度調整してもアライメントの数値が定まらない!

おかしいなぁ〜と何度もロアアーム付近をチェックしていたスタッフのHIROSHI君が発見したのです!
左前ロアアーム外側のボールジョイント部を留めているボルトが緩んでいたのです。
ナニ、コレッ?
ロアアームのボルトのゆるみ
黄色の○で囲んだ中央、錆びた頭のボルト部が緩んでいたのです。
それを外してみると・・・・・
ロアアームのボルト部
ボルトが削れ、やせ細っていたのです。
その上、わずかですが曲がってもいました。
そして、ネジ山もなめていたのです。

ロアアームのネジが問題でした
錆び具合、削れ具合からして昨日、今日のゆるみではなさそうです。

ブッシュもいたんでいたので急遽、ロアアームを取り寄せました。
ボルボのロアアーム全景
考えてみれば、このボルトがさらに傷み、細くなればボールジョイントが抜け落ちるのは必至。
怖いトラブルでした。

交換すれば、アライメントもスムーズ、走りが見違えるようになりました。

費用は、ロアアーム(コントロールアーム)部品一式・・・・・36,750円
交換工賃・・・・・・・・10,500円
四輪アライメント料金・・・・・・28,350円


中古車&長年乗った車、走りに不安があればいつでもご相談OKですよ。

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2010/5/2;偏芯カムの穴を加工して・・・

アメリカン・モーターズのロゴ
運転席のドアを開けると、年季の入ったスチール製モールのプレート、
ここには「AMERICAN MOTORS」=アメリカン・モーターズとあります。

1954年から87年まで、短い期間だがコンパクトサイズの車作りをしてその名を残したメーカーです。
その後クライスラーに買収され、消えていったちょっと悲しい運命。

でも、こんな車を残し、今も大事にされている「イーグル」!
アメリカン・モーターズのイーグル

どうです?
ボディーサイズも手頃じゃないですか?シートの具合も懐かしいデザイン、革張り!
アメ車が多いとは言っても、こんな案配のいい車は少ないでしょう。


さて、今回の依頼は・・・・
車高をアップしたら、キャンバーが極端にマイナスに、つまりハの字になったのでアライメント調整を!ということでした。
近所のクルマ屋さんからのものです。

さっそく、測定をしてみました。
ナルホド、これはヒドイ!
イーグルの調整前データ
二列目、ひどすぎるキャンバー角でした。

その写真はこれです。
偏芯カム

キャンバー角を最大に起こすように偏芯ボルトがなっていました。
ですから、これ以上調整のしようがない状態だったのです。
そこで、クルマ屋さんと相談し、思い切って偏芯ボルトを入れる穴を加工し、純正では不可能な数値までできるようにやってみました。
加工した偏芯ボルト穴
加工した”痕跡”はわかりますか?
こんな具合にしてみました。
偏芯穴の加工
横長に開けられている調整のための穴、これを20mmほど埋めて、その分内側に広げ、加工したのです。
すると、偏芯ボルトを回すことで、さらにキャンバーを起こす側に調整できるようになったのです。

大胆!
大丈夫?との声がきこえそうですが、そこはそれ、経験豊富なクルマ屋さん、自信を持って作業をしたようです。
そして、改めて調整してみました。
それが、これ、
加工後のデータ
異常を示す赤色がすっかりなくなりました。
直進性、走行の安定化、タイヤの内減りを回避、どれもバッチリ解決しました。

考えてみれば、出発からしてクルマは人の手で作られ、人の手で改良され、加工され、今日まできたのです。
ですから、問題があれば手を加える、加え続けることはごく自然なことなんですよね。

どうしようもない難問につかまった人、ご相談事あれば一報ください。

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2010/4/29;ラグレイト、なにか挙動がおかしい??

こんな相談事です・・・・・

ディーラでミッションを修理した直後から、なぜか走行が不安定になったのです・・・
それにFF車特有の「
トルクステア」と思われるハンドルがとられる変な動きが強くなってきた・・・・
なんどかディーラに相談しても解決せず・・・

そんなこんなでご来店されたAさん、
車は「ホンダ ラグレイト RL1」。

ホンダラグレイト/LAGREAT

そもそも「トルクステア」とはなんぞや?
ネットの百科事典『Wikipedia(ウィキペディア)』を参考に−−
FF車の駆動軸ですが、エンジンから左右にでています。
そのドライブシャフトを通じて力を車輪に伝えるのですが、そこにトルクの差が生まれる。
回転差が生まれてしまう、というわけ。

要するに、左右の車輪に伝わる力が均一ではない、等しくない結果、車の加速時またアクセルをオフにした時、
車が左に、右に揺れる、ハンドルをとられるという挙動が起きてしまう現象、これを
トルクステアといいます。

それらの原因は、エンジンの置き方(横置き)で
左右のドライブシャフトの長さが違う!ことによる。
他にも、ユニバーサルジョイントと言われるつなぎ目の機構の問題だったりして起きるようです。
昔は、半ば”仕方がないもの”として諦められていました。

もうちょっと、イラストで−−−
不等長ドライブシャフト
この、「A」と「B」の差です。
また、こんなイラストもありました。
不等長ドライブシャフト
これは、ホンダのFFベースの4WDですが、、左右の段差での動きを示したものです。
ここでも、左右のドライブシャフトの長さが違います。

※トルクステアをなくすため、いろんな工夫が行われている。
イラストのような「不等長ドライブシャフト」ではなくエンジンを縦置きにして「等長ドライブシャフト」としたり、
また、シャフトの太さを変えたり、いろんな工夫が行われています。

さて、本題。

まず、試乗し、症状を確認しました。
わずかですが、アクセルを踏み込むと右に流れ、オフにした瞬間、急に左、または真っ直ぐ走るという症状です。
これが「トルクステア」ですよ、と言われれば納得しそうですが、それにしてもどっか挙動がおかしい、
経験したことのない運転しづらさがあるのです。

いつものように測定し調整してみました。
が、アライメントのデータとしては大きな問題もなく、微調整で済みました。

そして、試乗。
でも、不思議な違和感が続く。

もう一度、リフトで揚げて、下回り・足回りをチェックする。
見た目には?
悪い症状が起きた時期、作業内容を覚えている限り、Aさんから聞く。そして考える。
あれやこれや、確認していく。

相当な時間悩んで、見つけた!
これだっ!
ラグレイトの足回り
ロアアームの前部の赤○で囲んだボルトが緩んでいた!のです。
見つかればなんのことはないが、まさか、こんなところが緩んでいる?

そう、時にはあるんです。
その前に行った作業過程で、閉め忘れ!だったのですね。

この1本の閉め忘れで、Aさんは悩み続け、半ば諦めかけ、ラグレイトへの”不信”すら感じ始めていた?
そして、アローバのわが店長も、なんども首をかしげ、その回数が増え、ちょっくら、ムチ打ち気味になる?
(そんなわけない!笑)

アライメント調整をしなきゃダメ?、なんともおかしな挙動?、誰も解決できない不思議な出来事?、
案外、こんなところに秘密が隠されているんですね。

それにしても、疲れました!
でも、ホットしました。

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あっ、そうそう、テーマの不思議な挙動はすっかり消えました、ということを付け加えておきます。

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2010/3/25;アルファード・ヴェルファイアの足回りのトルク

最近、メールで、電話で、質問や相談事が多くなっています。
九州や北海道の方からも、です。

嬉しいことです・・・

その中で、期せずして増えたのは、こんなこと。
「アルファード(ヴェルファイア)ですが、なんどアライメント調整をしてもうまくいかない」
「調整をしてもしばらく走っているとアライメントのデータが違ってしまう」
「フロントのキャンバーが狂ってくるのです・・」

おや?どうしたのだろう?
と、質問者の話を聞いていると分かりました!
アルファードのキャンバー調整をした後、ストラットの下部のボルト・ナットの締め付け不足が起こっていたのでした。

ここです、
アルファードのストラット締め付け
アルファードのストラットの締め付け
微妙なキャンバー調整のため、ココを緩め、傾けて締め直すのですが、
その時、このボルト・ナット部の締め付けが弱いことが多いのです。

アローバも以前、何度も首を傾げたことがありました。
間違いなく調整は上手くいったはずなのに、試走して戻り、測定するとデータが違っていたのです。
そのうちに、アライメントの機械本体の読み取り装置がおかしくなったのかな?と思ったこともあったのです。

ここの締め付けトルクは、
24kgf・m(230N.m)!

驚くくらいの力で締めなければ、すぐ緩むのです。
もちろん、すぐに外れたりすることはありませんが、アライメントは調整できないのです。

24kgf・m、この力、相当な力です。
普通のトルクレンチではできません。

国産乗用車のホイールナットのトルクは、普通、11kgf・mくらいです。
輸入車の14mmボルトでも、15kgf/mが普通です。

そして大型トラック・バスなどは48kgf・m前後くらいです。

すると、24kgf・mはその中間くらい、つまり、実際にホイールの取り付け作業をしている人達なら分かると思いますが、
その力たるや並みの力では必要な締め付けトルクが得られない、というわけです。

こんな所のトルク不足で、アライメント調整が上手く行かない、と嘆いていた、困っていた人達が案外多いことに驚いたのです。

アライメント調整の苦労話、全国規模で経験交流したいものですね。

アローバのはコチラから



まだまだたくさんの情報があります 続きはコチラから−(3)
2009/7/14〜〜2010/3/19

まだまだたくさんの情報があります 続きはコチラから−(2)
2007/6/12〜2009/6/20

まだまだたくさんの情報があります 続きはコチラから−(1)
〜2007/4/1