あれやこれや役立つ情報欄

タ イ ヤ 編 (4)
2010/2/28〜2010/12/1



横浜のタイヤショップアローバからの提案です

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(2010/12/1);メッキホイール、その輝きの裏でこんなことが起こっている

古くなったメッキホイールで時々、あるんです。

”最近、なにが原因かわからないが、1週間〜10日間くらいですこしずつエアが減るんですが・・・・”
パンクしたまま走ると・・・
気付くのが遅くなるとこんなヒドイ目にあいます。
エアが減ったまま、気付かずに走ると・・・タイヤがつぶれ、ホイールと路面との間ですられて、タイヤが痛みます。
タイヤをバラしてみるとアイヤ内側にはタイヤ滓がこんなになっています。タイヤの内側が削れていたのです。
こうなるとタイヤは使用不能です!

エア漏れの原因は?
それがメッキホイール、その上ちょっと古めとなると多くの場合、”ひょっとしたら?”とチェックすることにしています。
すると、これです。
メッキホイールとタイヤの間からエア漏れ
ホイールの裏側、石けん水をかけて、しばらくするとこんな具合に”エア漏れ”の症状がでてきます。
これは、個人やGSなどではなかなか発見できないのです!
クロームメッキホイールでエア漏れが起こる
じっくり、時間をかけてチェックしないと発見できないのです。

どうしてこうなるの?
これです。
メッキホイールの腐食
タイヤとの接合部で、メッキが腐食し、盛り上がり、タイヤとの間に隙間ができてエア漏れを起きるのです。

腐食し、盛り上がった部分をワイヤーブラシでゴシゴシ・・・慣らしていきます。

メッキは金属です、簡単には平らになりません。
力をこめ、根気強くやります。時には電動サンダーで削ったりもしなきゃいけません。


ずいぶんきれいになってきましたが、手で触るとわずかに段差があります。


拡大するとそのキズがわかります。
わずかな段差を少なくするために、紙ヤスリなども使って・・
そうこうしてようやく新しいタイヤを組むことができます。

メッキホイールが増えています。
夜の光に照らされるとその輝きは愛車を引き立てます。若者だけでなく多くの人を魅了します。
が、その陰で、(裏では)こういう事態が起きているかもしれません。
ご用心を!

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(2010/10/26);サーキットを走るとタイヤの価値が再認識できる

筑波サーキットを30分走った、
その結果がコレです!
potenza RE-11S
タイヤの表面が、ゴムが溶けて、ダマになり、タイヤ表面にこびりつく・・・無残!?
わずか30分の走行で?
チューニングした車は800PS!という驚異的なもの、そりゃこうなるのもわかる・・・

新品の「POTENZA RE-11S」と並べてみました。
POTENZA RE-11S
左が新品、もっと拡大してみよう。

新品のトレッド面はこんなに滑らかに見えます。

筑波サーキット、その距離は2,070m、けっこうタイトなコーナーが続きます。
当然、タイヤへの負担は大きくなります。
筑波サーキット全景
筑波以外の有名なコース、例えば、「富士スピードウェイ」は4,500mくらい、「鈴鹿サーキット」は6,000mあります。

コースによってタイヤへの負担は変わります、もちろん、車のパワーによっても・・・


こんなになりましたが、まだまだ使えるそうです。
富士などで走っているお馴染みさんの車は、300ps。
前述の車の半分以下、それでも市販車では大きなパワーですが、その車では2時間くらい走ってようやくこれくらいの状態になる、ということです。タイヤがサーキットの結果を左右する、その代償でしょうね。

われわれが普段乗っている車、そのタイヤを過酷に使用しても、こんな姿になりません。
ただ、溝が減っていく、こんなタイヤ滓が付くようなことはありません。
サーキット、レースでのタイヤの使われ方を再認識する様子でした。

アローバにもうしばらく置いてあります。
興味ある方はご覧ください。

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(2010/9/30);トラックタイヤの溝を掘りなおす!「リグルーブ」?・・・

アローバは大型のトラックタイヤは扱っていません。
小型トラックタイヤやっていますが・・・・

その大型トラックタイヤの話ですが、・・・・・・
すり減ったタイヤの溝を掘りなおせば、走行距離が25%も伸びる!
と聞けばそりゃ誰もが飛びつく嬉しい話。

ちょっと以前のニュースですが、「ミシュランの推奨する『リグルーブ』がグリーン購入法に適合」といのうがありました。
ミシュランのリグルーブ
リグルーブとは・・・・
「REGROOVE」=ようするに、すり減ったタイヤの溝を掘りなおす、ということです。

そうすれば、まだまだ走ることができる、簡単な話ですが、こういうことです。

ミシュランの全トラック・バスのタイヤ(4t車以上)はこういうことができる、そういう規格でタイヤが作られている、ということです。
リグルーブすれば、摩耗したタイヤでさらに25%も走行距離が伸びる、というものです。

すり減っても溝を掘りなおせばさらに走れる、すぐに交換する必要がない。
トラック・バスなどのタイヤのことはあまり知りませんでしたが、スゴイ事ですよね。

国が定めた「グリーン購入法」の特定調達品として認定されたという!

ちょっと調べてみました。
アローバに転がっているタイヤの「カットサンプル」でみてみました。
こういうことです。
リグルーブできるミシュランタイヤと普通のタイヤ
下が、国産メーカーが作っている普通のバス・トラックタイヤです。
上がミシュランが作っているトラック・バス用タイヤ、そのカットサンプルです。
見比べてください。

わかりますか?

白い帯状の部分が「スチールベルト」でタイヤの膨張を防ぐ骨格部分、安全の基礎みたいなところです。
その上部に、ミシュランのタイヤには「リグルーブ」を前提として「厚めのゴムの帯」が追加されているのです。
聞くところによると、全世界共通の規格だという。

下の国産タイヤには、それがありませんから、すり減ったら交換するしかありません。
リグルーブなどという「掘りなおし」はできません、危険です!

どうやって?
イラストでみてみましょう。
リグルーブの仕組み
ミシュランタイヤにはイラストでみる「青いベルト」があるのです。
そこを更に掘ることで。新しい溝が確保でき、走行距離が25%増える、というしくみ。

国産タイヤメーカーはどうしてこういうタイヤを作らないのか?
どうも、アメリカや欧州への輸出用には、ブリヂストンやダンロップなどもこのような「リグルーブ」可能なタイヤを作っているという。

つまり、欧米では、リグルーブできるタイヤはごくごく”当たり前”のようだ。
また、調べてみると、コンチネンタルタイヤもミシュランと同じようにリグルーブできるタイヤを作っている。
ピレリも?残念ながら調べ切れていません。



右のような簡単な機械で、ちょっと訓練すれば誰でもできる、という。
(もちろん、専門業者に任せるべきです!)

リグルーブ作業中の動画を見つけました!
「YouTube」でごらんください。

http://www.youtube.com/watch?v=eJz0C6rYnAM


このリグルーブですが、我が国発の素晴らしい環境保護の合い言葉、
「もったいない!」
この精神が生かされたアイディアのように思います。


すり減ったタイヤの再利用はほかにもいろいろ方法
(ブリヂストンが積極的に展開しているリトレッドなど・・・これはまた別の機会に紹介します)
がありますが、エコタイヤ・低燃費タイヤの開発とともに、このリグルーブタイヤの拡大は重要なテーマのように思えます。
ミシュランのトラック・バスタイヤは、国産に比べて高いそうですが、この「レグルーブ」まで考えると、
その作業工賃がかかったとしても間違いなくお得!という試算結果もあるようだ。

そのうちに、乗用車用タイヤにもリグルーブタイヤができるのではないだろうか?
そうなると、タイヤ屋が困る?ま、そんなこともあるまい・・・


そういや、このリグルーブ、トラックタイヤだけの専売特許でもなさそうです。
F1などのレースの世界ではごく普通のことのようですね。
スリックタイヤ、つまり高グリップのために溝のないタイヤでレースをするのですが、突如雨が降ったりしたときに、
間に合わせで、手掘りで排水性のための溝をつくる、というのですから・・・

いやいや、タイヤの奥の深さ、面白さをまた知ることができました。

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(2010/9/29);インドネシア製タイヤ、「ATR SPORT」のインプレが届きました

8月18日、「四輪アライメント編」で紹介した「オペル・ベクトラ」のタイヤにインドネシア製を履いた、
そのインプレッションがお客様から届きました。

ちょっと前のメールですが、紹介します。

アローバ  MASATO 殿
ご無沙汰しております。
先週から、ようやく雨天時の走行ができましたので、状況をお知らせします。
結論から言うと、まったく問題ありません。
良いとか悪いとかではなく、安心して走れるタイヤであったと。

アライメント再調整の恩恵もたぶんにあるでしょうが、高速道路など、速度が速い状態で、
前輪の片側だけ水たまりに突っ込むと、確実にハンドルを取られていたのが相当軽減されました。
タイヤ自体は、しっかり排水している感じで、騒音も、DRY路面とさほど変わらず、
水により抵抗が減る分、若干、静かに感じる時もあります。

速度が上がってくると、DRY時よりハンドルが軽くなったり、ワンダリング後のリア側の落ち着きがなかったり、
いかにも、水の上を浮いてきたな、と思われ、排水効果がだいぶ少なく感じます。
タイヤパターンも適当に考えられている商品ではなかったということでしょうか。

フロントショックだけ、減衰力を上げていた時に雨天に遭遇したのですが、
硬い状態でも前のタイヤ、FALKENやmap-iよりも安心でした。
どちらかというと、コンフォートよりだったから仕方がないのかもしれませんが・・・・
普通に運転しているだけですが、FALKENやmap-iだとウエット路面ということで、相当に気を遣いましたが、
今のは意識していないとDRY路面と同じように走れています。

すでに1,000kmはこえていますが、エアの減りも少なく、今回のこのメーカーとグレードは、当たりだったかな、と思っています。
あとは、LIFEと減った時の変化、ヒビ割れや内部のワイヤ切れなど耐久性がどうか、ということです。
これは、後々ですね。
そではまた。
(H)


Hさま、ありがとうございます。
細かく、丁寧なインプレでした。
良く分かりました。
予想以上に良さそうなタイヤですね。
アジアンタイヤを一括りにすることなく、それぞれに丁寧に評価していくことが必要ですね。
いい勉強になりました。

また、数千キロ走ってから、感想をお寄せ頂けたら有り難いです。

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(2010/9/28);ミシュランの「ラティチュード クロス」の実力と魅力

予想外でした!
と、いうと誤解を招きそうなので、予想以上!と言っておきます。

ミシュラン ラティチュードクロス
LATITUDEcross

”オンとオフを、自由に走る喜びを”
がキャッチフレーズのこのタイヤ、
この実力と魅力について、実はあまり紹介していなかったのです。
が、最近、ジープ・ラングラーに装着し、その感想がお客様から寄せられましたので紹介します。

ラングラージープとラティチュードクロス
Jeep WRANGLER、今なお魅力的な車です・・・・


LATITUDE cross、この大胆なトレッドパターン、この車のために開発されたのではないだろうか、とも思うくらいのデザインです。

実際に走ってみました。
その感想です。

MASATO店長様

 8月、JEEP ラングラーにとりつけてもらった ミシュラン ラティチュードクロス のインプレッションおくります。
 結論=大変満足
 オンロード
 静粛性=非常に良い 本当に静かです。
 剛性=非常に良い しっかりとふんばりがききます。
 グリップ=良い 安定して、十分です。
 雨の高速、オフロードは十分に試せていないのですが、
 短時間の走行では、
 雨の高速での安定性=良いOR非常に良い
 オフロード(ダート)=良いOR非常に良い
 というような結果で、
 TJラングラーには、ノーマルサイズの設定もあり、
 オンロード中心の走りにおいては、
 現時点において、JUST FITのタイヤではないかと思います。
 なお、タイヤをかえて、すぐ、、ショックも交換したので、
 タイヤの印象がさらに良くなっているかもしれません。
 ちなみに、ショックは、モンローにしたのですが、
 これがまた、とても良いです。
 タイヤとの相性も良いようです。


Iさま、ありがとうございます。

予想外、予想以上と冒頭で述べたのは、実は
”静粛性”です。

タイヤの特性についてのミシュランの発表の中にこれがあるのですが、パターンからみると?と思われがちなのです。

@INSIDE つまり、内側のパターンですが、曲線的なデザインで、大胆なノイズ削減を実現。
エッジの数が増えており、ウエット性能の向上にも貢献している作り、という・・・
AはOUTSIDE のデザインです。

大胆そうにしかみえないパターンですが、一方で、こんな細かい、緻密な計算に基づくタイヤ作りがされていたのですね。
驚きでした。

SUVでも、オフロードにも使用したいという人にはオススメですね。

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(2010/9/24);24インチの大口径タイヤの組み換えはやっぱり、苦労します・・

タイヤサイズは「305/35R24」
そう、24インチの大口径タイヤ、そんなにお目にかかるサイズではありません。

24インチ、大口径タイヤ

そのタイヤの組み替えにはやはり苦労します。
こんな具合・・・ちょっと唖然とするとこもあります。

突っ立ているのは身長176cmくらいのスタッフです。比較してみてください。
巨大なゴムの輪っかにしか見えません。

24インチの組み換え作業


店長一人では手に余る!大きさです。
腕の長さは長い方なんですが・・・・


作業に、ちょっと考えなけりゃいけない瞬間もあります。

二人でようやく・・・

どうしようか・・・・・

こんな事もやってみました!

こんな巨大なタイヤ、いったいどんなクルマに装着するの?
アメ車です、SUVです!

それに、どこ製?

「Made in China」、中国製です。

どうも造りがいまひとつかな、という印象でした。
特に、ビード部の径がちょっと小さい気がしましたが、それも苦労した理由の一つです。
NITTOやTOYOなどの日本製とはちょっと差があるようです。

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(2010/9/16);タイヤの性能はこれで見る!・・・アメリカでの基準です

タイヤの性能をナニで見る?

と、問われたとき、あなたならナニを見ますか?ナニで判断しますか?


この質問、けっこう厳しいテーマです。

というのは、日本のタイヤメーカーが説明する”性能”は、ある意味自分勝手、自分に都合の良い”表現”の羅列だからです。

各メーカーのカタログを見て判断できる人は何人いるでしょうか?
迷って当たり前、どれもこれもいい話ばかりなんです。

それがようやく、
2010年の今年から"客観的な基準"として「タイヤラベリング制度」が作られました。
転がり抵抗を、「AAA」〜「C」まで、
雨の日の制動性能を「a」〜「d」まで、
タイヤのラベルに表記されるようになりました。
一定の水準以上の性能には
「低燃費タイヤ」というラベルが許される、謳うことができるのです。

これは画期的なことです。
タイヤの性能を”客観的に評価”できるものができたのですから。

ユーザーがこれを基準に選ぶことができるようになったのです。

これが日本の実情ですが、
アメリカではとうの昔から、タイヤの性能をタイヤに表示することが”義務化”されているんです!
消費者がタイヤを選ぶときに、最も重要なものとして次の3点があります。

@ 耐摩耗性
A 雨の日の制動性
B 耐発熱性、の三点です。


U.T.Q.G.

"Uniform Tire Quality Grading"
(タイヤ品質の等級表示)
米国運輸省が米国内で販売されるすべての乗用車用タイヤに表示を義務づけているものです。

具体的には次のような表示がタイヤの側面に刻印されています。

@耐摩耗性=TREADWEARですが、ここでは「280」と表されています。
アメリカでの基準となるタイヤの摩耗性能を「100」としたとき、これは2.8倍長持ちします、という意味です。
このテストは、米国の「国家道路安全局」のテストコースで実際に走行して判断されて決められるもので、
走り方や条件も公道を走るときに近い状態で行われています。


A雨の日の制動性能=TRACTIONです。この場合は、「A」です。
これは「AA」に次ぐ高い性能で、下には「B」と「C」があります。
この格付けは、コンクリートとアスファルトの2種類の道路で、路面を雨が降ったときのように濡らしてテストされており、
「B」の評価でも、米国のほとんどの道路での使用に耐えられる性能だという。


B耐発熱性=TEMPERATUREで、「A」は「A」「B」「C」の三段階で一番良い性能、ということです。
これは、タイヤが走行中に熱せられ、温度が上昇すると素材を変質させ、危険性が増す、その温度上昇に
どれくらい耐えられるのか、それをテストしたものです。室内のドラムテストという試験方法で、回転するドラムに
タイヤを押しつけ、その時の温度上昇を時間経過で見ていく方式です。


先日、交換したタイヤの例をあげてみると・・・・・
2代目プリウスですが、サイズは「195/55R16」でした。


ついていたタイヤは、ミシュランの「プライマシー」でした。

これは、「240」と「AA」と「A」で、
特徴は、TRACTIONが「AA」ですから雨に強いタイヤ、という印象になりますね。

これと交換で付けたのは、ブリヂストンの「ECOPIA」(エコピア)の「EP100」というNewモデルです。

これは、「400」と「A、そして「B」となっています。
一番の特徴は、とにかく、
TREADWEARが「400」ですから耐摩耗性が高い、長持ちのするタイヤ、ということになります。

・・・・このように、タイヤの性能を判断する、重要な指標がわかりやすくなっています。

アメリカ政府のこの基準は、なんと30年くらい前、1979年4月にできたものです!
タイヤがバイアスタイヤからラジアルタイヤへ進歩していくに従い、1980年4月に改正されたという。

車先進国アメリカです、消費者がタイヤ選ぶ上で役に立つ”法律”が備わっています。
タイヤが本来持っておくべき安全性で、法律の上からも厳しく規制・評価されるのがアメリカです。

が、日本はどうでしょう?
消費者の立場に立ったタイヤに関する法律など見たことがありません。
タイヤメーカーのための!組織はあるようですが・・・・

なんだか、根本的なところで”違い”があるように感じられます。


この「UTQG」ですが、アメリカ向けの輸出をしているタイヤには必ず刻印されています。
欧州車・アメ車に乗っている方は、一度、自分のタイヤの側面をみてみませんか?

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(2010/9/8);アジアンタイヤの急増の中で見つけたもの

タイヤサイズは、185/60R14、
お客様「持ち込みでの作業」でした。
アジアンタイヤが急増
どっかで見たことがあるような?ミシュランの「エナジーE3A」に似てるっ!

サイド部をみると・・・
BRIDGESTONEのPOTENZAに似た名前
「OPTIMA」=オプティマ?
あれっ?これも以前ブリヂストンのPOTENZAシリーズにあった名前だっ!

初めてみたタイヤ、名前に、作業しながら興味津々、
丁寧に見ていると・・・
いったいどこのタイヤだ?

インドネシア製タイヤ
「A100」というのはわかるが・・・


黄色の部分です。
「TREADWEAR 480」
「TRACTION  AA」
「TEMPERATURE A」


上記3点は、アメリカ運輸省の「UTQG」規格のタイヤ性能を示すものですが、
Treadwear、これはタイヤの耐摩耗性をあらわしたもので、「480」!というのは驚異的、初めて目にしました。
グリップ志向のタイヤで160前後、
普通のタイヤで、250前後、
耐久性のあるタイヤでも400、
・・・これが日本のタイヤであり、アメリカや欧州から輸入されているタイヤの”常識”なんですが・・・

「480」という耐久性は、トンデモナイ性能、ギネス物のタイヤといえるかもしれません。

Traction、これは濡れた路面でのブレーキ性能を示すものですが、「AA」というのは最高レベルのタイヤということ。
われわれが今までみたタイヤの中で、
耐久性のあるタイヤでは雨の日の性能が、大体「C」か「B」が普通、
運動性能のあるタイヤでも、「A」であり、「AA」という最高点のタイヤは珍しい!
アメリカ製、欧州製でも滅多に見たことがありません。
そんな「AA」のついたタイヤでした!

どこ製だ?
「INSPIRED IN GERMANY」とありました。

拡大してみました

あれっ?「MADE IN GERMANY」ではない?
「INSPIRED IN」ということは?ドイツ製ではないが、それに似た製造という意味?

英語の詳しい人に聞きました。
「INSPIRED IN、つまり、発奮された、奮起された、という意味」または
「ドイツで息を吹き込まされた???」などの意味だという。
よくわからないが、こんな「表記」付きのタイヤは初めて!世界でもこれだけじゃないか?

ようするに、”眉唾物”、”首を傾げたくなる”タイヤでした。

よくよく調べてみると、ようやくありました。

「MADE IN INDONESIA」
とても小さく、恥ずかしそう?
それとも、意図的に、・・・隠すように?・・・


急増する輸入アジアのタイヤ、その中には、こんな不可思議なタイヤも混ざっているのですね。
ちょっと、ご用心を!

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(2010/8/25);注目される「POTENZA RE070」でした・・・

最近の店内でのこと・・・
「ブリヂストンが新製品を出したのですか?」

この質問には頷ける。

でも、
韓国製のタイヤを展示するようになったのですか?

この質問には、ちょっと驚き、そして時代の流れを改めて実感。


potenza RE070
大胆なトレッド部のデザイン、グリップ志向が強いイメージ・・・その答は、
ポテンザ RE070

POTENZA RE070 / ポテンザ RE070 です。

タイヤサイズは、「225/40R18」です。
このタイヤ、
「シビック タイプR」の新車装着用です。

右側が「OUTSIDE」
ブロックが大きく、接地面が広くとってある。コーナー時の踏ん張りを追求した、目的意識性の高い造りのようです。

そしてリムガードが高く強烈です。


念のために、タイヤ溝を計ってみました。

約7.3mmでした。
ちょっと深めでした。

さて、このタイヤのもう一つの特徴・・・
タイヤ屋泣かせ」、なんです。


ビード部がランフラットタイヤと間違うほど”硬く”、タイヤを組みづらいのです。
力も必要ですが、丁寧で、集中力が求められます。
「POTENZA」シリーズに共通していますが、その中でもトップクラスの”硬さ”。

この面からも”スポーツ指向の強いタイヤ”ということが理解できます。


こんな「POTENZA RE070」です、ですから、ニッサン GTーRの新車装着タイヤ・指定タイヤにもなっているのです。
(コチラは、20インチ、ランフラットタイヤですが)


久しぶりに?こんなタイヤが似合う「シビック タイプR」、改めてその実力を見直しているところです。
決して、”韓国製”ではありません!

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(2010/7/18);初歩的な質問ですが、タイヤの溝は何ミリ?

タイヤの溝は何ミリ?
と、聞かれて
「だいたい、8〜8.5mmですよ」と即答したら、そのタイヤ屋さん、ベテランだが、ちょっと時代遅れかも。

そうです、実はわれわれアローバもそう思っていたんです。
つい先日、改めてタイヤの溝を調べてみました。

結果は、7mm前後、というのが正解でした。
(乗用車用のメインサイズの場合)

エッ!と驚いたのが正直なところです。
数年前、確かにタイヤの溝は8mmから8.5mmくらいあったのです!
が、最近のタイヤの溝は7mmくらいなんです!
これは、驚きでした。

キッカケはこんな話から・・・・
「週刊タイヤ新報」に載ったブリヂストンのタイヤ開発部門担当者の話でした。

「ECOPIA EP100S」という転がり抵抗「AAA」という業界トッフ性能を開発に関連した質問、
「−−AAからAAAへ、技術的に難しいのはどの辺でしたか?」
に対して、
「転がり抵抗に特化させたチューニングは簡単にやろうと思えばいくらでもできます。
例えばウェット性能を犠牲にするとか、タイヤの溝を浅くして軽量化するとか、・・・」


この開発担当者、サラッと言ってのけたのですが、”タイヤの溝を浅くする”ということ、
まさか、と思い、調べてみました。
低燃費タイヤ、つまり転がり抵抗を小さくするためにタイヤ溝を浅くしているかもしれない?
と、素朴にギモンを感じたのでした。


実際に計ってみました。
タイヤの溝

「ECOPIA EP100S」
「ECOPIA EP100」
「ECOPIA EX-10」

などのブリヂストンの低燃費タイヤ(転がり抵抗が小さい、今流行のタイヤ)、
それに、従来の、普通のタイヤ、
「スニーカー SNK」
「POTENZA S001」
など・・・

ついでに、
ミシュランの代表的なタイヤ、
「プライマシーLC」
「エナジー XM-1」
などです。

タイヤの溝は3本から4本くらいありますので、その平均を取ってみました。
すると、驚きました。
一番深かったのは、スポーツ系のPOTENZA S001だったのです。
7.5mm〜7.8mmくらいなんです。

ところが、他の
すべてのタイヤは微妙な差はあるものの、ほとんど7mmくらいなんです!
われわれからすると、いつの間にこんなに浅くなったの?でした。

それも、低燃費タイヤ、つまり転がり抵抗が小さいタイヤが浅い、というわけじゃない、ということも分かりました。
例えば、スニーカーですが、これなど転がり抵抗はごくごく普通、旧来品ですが、その溝は、6mmという浅さでした!
(この場合、サイズは155/65R14でしたが)

タイヤ溝の深さ
転がり抵抗を少なくするために、タイヤ溝は浅くしてある、と勝手に思い込んでいたのです。
実際はそうではなかった!

いつからこうなったのか、浅くなったのか、別の機会に調べてみたいのですが、
とにかくいつの間にか時代遅れのタイヤ屋になっていたのでした。

反省!

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(2010/7/15);ECOPIA/エコピアEX10の実力はどこに?

とにかく、評判はすこぶる良い!

「信号手間でアクセルから足を外すと、すぅ〜っと転がっていく感じ」

「走り出しがスムーズ、なんだか転がっているぅ〜、そんなイメージ」

「エコ運転をしている気になり、無駄な加速をしなくなった」

「おとなしい出だしと急加速をしないで、車を丁寧に扱う気になる」


・・・・・
転がり抵抗が良いタイヤ、低燃費のエコタイヤ、環境に優しいタイヤ、・・・いろいろ言い方があるそんな「エコピアEX10」、
その評価をたずねるとこんな感想が出てくる。

これ、嬉しい評価、正しく体感してもらっているという印象。
今、アローバでは一番の人気商品だが・・・

果たして、ECOPIA/エコピアEX10の実力はこれだけか?

それがこれです。
先日、タイヤ交換したときまざまざと見せつけられました!
エコピアの実力
左がいままで装着されていた純正タイヤ、右が取り付けようとするEX10、
改めて えっ!
なんだ、この溝の違いは!
本数は1本少ないが、幅の広さは3倍もありそう!


タイヤ屋が驚いてどうする!って叱られそうですが、実際にエッ!でした。

雨の日の排水性、ウェット性能を物語る写真がこれです。
エコピアEX10のウェット性能がいいことはメーカーの発表で知ってはいたが、タイヤの溝にこれほどの差があるとは・・・

そうです、EX10の排水性は、数あるブリヂストンタイヤの中で、1,2位を争う極めて優れたものなんです。
それを証明するかのような、「溝の広さ」なんです。

排水性の良いEX10
左の純正の溝が細すぎる、というわけじゃないのです、これが”普通”なんです。

溝の広さがウリ
角度を変えても、やっぱり広い溝です。

排水性がバツグン、雨の日にこそEX10の実力が発揮される、
案外隠れた実力はこんなところにあるのかもしれない、ですね・・・・

でも、雨の日の評判はまだ聞こえてこないのですが、そのうちに少しずつ・・・
楽しみです。

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(2010/7/11);ホイールにタイヤを組むこと、「嵌合(かんごう)」をより良くするために

ホイールにタイヤを組むことを、何というか?

「嵌合」(かんごう)といいます。
「ハメ合わせる」「噛み合わせる」ことをいうようです。

専門用語、フツウには読めるものではありません。
私たちも普段使いませんけどね・・・

今回のテーマは、ホイールにタイヤを組む、それもできるだけ理想的に組むための一つの方策についてです。

先ずコレをご覧ください。
タイヤを正しく組むために
ホイールから古いタイヤを外すと、こんな具合になっています。
つまり、タイヤがホイールに接していた部分、ここに汚れがこびりついているのです。


この部分の汚れ、いわゆるタイヤカスです。
ゴムのくずであり、タイヤを組むときに使用した「ビードクリーム」のカスなどです。
ホイールにしっかりこびりついており、デコボコしています。

これをそのままで新しいタイヤを組むと、この部分の接触がスムーズではありません。
バランスが悪い、ということになります。

ただ、その”問題”は無視できる範囲のことかもしれません。
その程度のことでタイヤとホイールの嵌合に、ズレが生じる、という問題ではないでしょう。

でも、アローバ的には気になるのです。
できるだけ、新品のタイヤが新品らしく、履いたときの感動がより高い方がよい、という願いからです。

そこで、ヒドイ症状のホイールの場合、こんな具合に”コビリ取り”作業をします。

ワイヤーブラシでこすり落とします。
その差は歴然としてきます。


この作業が増える分、交換作業の時間が増えますが、そこはご理解を!


この作業、回転ワイヤーブラシでやったり、手作業だったりです。

この作業の意味、ですが、案外重要かもしれないと思っています。
たとえば、ミシュランタイヤをホイールに組む場合、一度「嵌合(かんごう)」してもタイヤのビード部が十分に上がりきっていないことが多く、そういうときには、一旦エアーを抜き、ビードを外し、やり直したりする事があります。

こうすることで、タイヤバランスがうまくとれることが多々あります。
タイヤの回転がスムーズになるのです。
今回紹介のホイールのカス取り作業、これも同じ事です。

もし、作業に興味ある方がおられましたら、ご覧ください。
百聞は一見にしかず、です。

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(2010/7/1);VW・ゴルフにレグノGR9000を装着、その結果は・・・・

お客様から以下のようなメールが届きました。

VW・GOLFに「レグノ GR9000」を装着したその感想ですが、これは納得モノです。

アローバ様

以前、タイヤの御見積をいただきました「W」です。
その節は色々アドバイスをいただき、本当に有り難うございました。

先々週ですが、VWゴルフXのGTIにレグノを装着しました。

まず、驚いたのが純正のスポーツコンタクトで発生していた
タイヤからのロードノイズが激減(ほとんど音が発生しないぐらいに感じます)しました。

後、段差でのショックが柔らかくなりました。
同乗した6歳の娘がすぐに、「ガタンゴトンしなくなった」と感想を言ったのが、何よりも的を得ていました。

また、1歳半の長男がタイヤ交換後、チャイルドシートで交換前は最大で30分しか寝なかったのが、
1時間寝るようになりました。後部座席の乗り心地が良くなったのかと思っています。

運転手としては、純正よりタイヤが滑らかに転がる(専門的には転がり抵抗の低減と言うのでしょうか)
感じがありながらも、ブレーキを踏んだときはしっかり止まる、という感覚に驚きました。

やや、ネガティブな面は、純正タイヤ時と比較するとハンドル操作感がやや怠い感じになりましたが、
良くなった面が大きいので想定内です。元々、サスペンションが固いため、レグノに変えても路面の段差を拾います。
レグノは、厳密には、もっとサスペンションが柔らかい車の方が、マッチングが良いと思いました。

今後、タイヤや足回りの事でご相談することがありましたら、何卒宜しくお願いします。


6歳の娘さんの、率直な感想も説得力がある!
1歳半の息子さんの、チャイルドシートでの睡眠時間の話しも!
難しい説明より、分かり易いですね。

で、改めて、「REGNO GR9000」の実力を知らされました。
ありがとうございます。


”ガタンゴトンがなくなった”その技術がこれですね。

また、こんなこんなデータも。

1歳半の赤ちゃんがぐっすり寝る、分かりますね〜


”滑らかに転がる・・・”こんなところにGR9000の隠れた技が!


”REGNO”このロゴにも、なんだか迫力が出てきたみたい。

Wさま、ありがとうございます。

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(2010/6/12);スタッドレスタイヤのあまりにヒドイ「段減り」「肩落ち摩耗」を考える

梅雨に入り、蒸し暑さにウンザリするこの時期に?

スタッドレスタイヤのテーマを取り上げる、なぜにまた?

先ずは、この状態を見て欲しい。
スタッドレスタイヤの段減り
ノコギリ状というか、段々腹状というか・・・三角波の”波頭”状のこのタイヤ・・・
段べりのスタッドレスタイヤ肩落ちスタッドレスタイヤ
このタイヤを履いていたのは、
運送用の軽トラ、よく街で見かける配達用のアレです。
新品を装着したのは2009年12月半ば、
こんな状態に気が付いたのは、2010年の2月始め、
その間の走行距離は、10,000km弱、
荷物の重さは、重くても200kgにもならない・・・


実は、昔からのお馴染みさん、旧モデルからのはきかえで、一度に4台の軽トラに装着した。
が、4台ともそのフロントタイヤがこんな状態に!

「凍結路での性能も良くなり、耐久性も増すと楽しみにしていたのに・・・」
「なんで、わずか10,000kmも走らないでこうなるの?それも、4台ともだよっ!」

・・・「タイヤローテーションをしていなかったから?
だって、今までのモデルも同じように履き、走っていて春まで十分に走れたのに・・・」

という、苦情に早速持ち込んだのは、
「社団法人日本自動車タイヤ協会」というところ。
その団体の性格はよくわからないが、数年に一度くらいこういう”タイヤのクレーム”?でお世話になる・・

その結果が出て来たのが、4月中旬。
そこでの判定結果は、
@トレッド部に、肩落ち・段差摩耗がみられます。
Aトレッドゴムの硬度を測定しましたが、バラつき等の異常はありませんでした。

で、「判定理由」=発生要因に関する当会の見解は、
「摩耗は、タイヤ取り付け位置(ローテーション)時期の不適正によって生じたものと考えられる」



以上。

やっぱり、今度もなんの参考にもなりそうにない結論、ユーザーへの配慮など微塵も感じられない”結論”。
紙切れ一枚(厳密には2枚)の報告だけ。

蒸し暑さに加えてイライラが募る。

・この「タイヤ協会」なるもの、何度かこういう形でタイヤの検査を依頼したが、一度も納得のいく回答がない!
それはいろんなタイヤメーカーのタイヤで、ユーザーが使用し、これ、おかしくない?と持ち込んできた事例に、
いつも、いつも、返ってくる答はおなじ、
ユーザーの”使用の仕方が悪い””管理が悪い”、
そして、いつも、いつも、タイヤメーカーは悪くない!

のこの一点!

なんだ、この団体は!?
タイヤ業界の御用団体か?

こういう団体の存在が、ひいてはタイヤメーカーへの不信にもなっていくのだが・・・

そして、このタイヤ、ブリヂストンの「W969」だが・・・
何年もブリヂストンだけを使用してきているお馴染みさん、当然、ナットクできない。

仮に、百歩譲って、乗り方が良くない、ローテーション不足、としても、・・・・
ブリヂストンさん、前のモデルと比べて、凍結路での性能をアップしたのはいいが、耐久性が犠牲になっていませんか?

それに、ローテーション不足の件、
冬の期間、ローテーションを何度も、イヤ、一度だってやるのは大変なこと、それが普通の人、ユーザーです、
ローテーションをしなかったアンタが悪い!とはちょっと無責任とは違いますか?
軽トラみたいな仕事用のタイヤ、時間がモッタイナイ、そんな”事情”を考慮してタイヤ作りをやってもらえませんかね?


ダメ?  ムリ?

だとしたら、せめて、タイヤの横に
「タイヤローテーションをしないと損をするのはアナタです!」と、大きな文字で書いていて欲しい!
できれば、
”朱色”で、ネ。
ホラ、タバコの箱の横に「吸い過ぎに注意!死に至りますよ!」などと書いてあるように・・・

自動車には多くのクレーム・リコールがある、
TVにもいろいろトラブルがある、
パソコンだって、ある。
そこで、落としても大丈夫なパソコンもできている!

製造物にトラブルがあるのはつきもの、それ自身は仕方がない。
が、問題へその後の対応。

・・・・でも、タイヤにはリコールがない!クレーム処理がない!製造過程でのミスがない!という、これっておかしくない?

イライラが増していく・・・

”イラ菅”の   
      気持がわかる  
              タイヤ屋かな・・・・・


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(2010/5/26);初めての経験、”ビードロックホイール”

タイヤの世界、ホイールの世界、その奥の深さをまたまた実感した一日でした。

そして、興味の尽きない仕事に満足でした!
・・・という話。

持ち込まれた変なホイール、リム部の一周にたくさんのビス穴があり、横にはそれに使うのだろう、これまたビスとナットの袋。
なんだこれ?
ビードロックホイール
穴のあいたホイールのリムとそれを組み合わせるのだろう、同じ数だけの穴があいたリング・・・
ビードロックホイールビードロックホイール用ボルトナット
ホイールに「Caution」注意!の赤いシールが目に飛び込んできた。
さて、さて組み方は??
ネットで検索、英文の説明書と首っきりになり、ナルホド、なるほどこうするのか!

普通のホイールはこんな具合になります。
ホイールとタイヤ 図解
ホイールにタイヤを組むとその断面はこうなります。
エアを入れるとタイヤはその内圧でホイールにピタッとくっつき、以後外れることがなく走ることが出来ます。
もちろん、一定の空気圧が必要でこれが命です。

ですが、この”ビードロックホイール”の場合、組み方がちょっと違います。
出来上がりはこんな断面になります。
ビードロックホイール 図解
内側は普通ですが、表側はリムの外にタイヤノビード部がきて、それを”リング”で留める、ビスとナットで締め付けるのです。
タイヤのチューブにあたるインナーライナーをビード部に圧迫してエア漏れが起きないようにする、というわけです。
ビードロックの組み方
裏側をくみ上げ、いよいよリングを取り付けます。

ビードロックの組み方
一周32本のビスを通し、リングとリム部の間に挟まったタイヤのビードを定められたトルクで均一に締めていきます。
これがけっこう大変な作業。

そしてようやく、完成、そして装着すると・・・・


ところで、何故にこんな複雑、面倒なタイヤの組み方が必要なのか?
単なるファッション?イヤイヤ違います!

元々は戦場でどこでも走れるよう作られた4WDの車、パンクしてもその場で組み替えが出来るように考え出された、と言います。
それが今では、山道、ゴツゴツした岩山、ぬかるんだ泥道を走るのに、空気圧を落としてグリップを高める、つまり、食いつくように走るのだが、その際、タイヤとホイールが外れる、専門用語で言えば”ビードが落ちないように”するために使われているのです。

上のようなオフロード車で、”冒険”をするときにこんな特殊なタイヤの組み方が必要なのです。

ユーチューブで動画を見ていただければ納得でしょう!
http://www.youtube.com/watch?v=smBnj6N9Nog&NR=1&feature=fvwp

日本ではなじみの少ない”遊び”ですが、はまると抜け出せない”世界”です。

それにしても人の知恵の行き着く先に終わりがない、という感じです。

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(2010/5/11);BRIDGESTONE小平工場・「展示館」を見学してきました

店長のわたし、20年ぶりの”見学・訪問”でした。

ブリヂストン東京(小平)工場入り口
20年前?
へぇ〜、タイヤってこうやって出来るの!
という驚きだけが印象に残っていますが、具体的な記憶はゼロ。ですから新鮮でした。

先ず、講習が1時間ほど。
創業者石橋正二郎氏の”理念”
最高の品質で 社会に貢献
創業者石橋正二郎
”最高の品質”で、これ、確かにブリヂストンの製品には脈々と流れているように思う。
時代の早い流れの中では、”
”とも思える時があるが、案外正解かもしれません。
最近の、アメリカでの”トヨタクレーム事件”
トヨタの急ぎすぎ、焦りがもたらしたことが背景と言われていることと対比的です。

さっそく、製造工場内の見学、
でも、工場内はカメラ持ち込み厳禁!携帯も!でした。
写真はナシ!


工場横の「BRIDGESTONE TODAY」(小平工場70周年記念で2000年に開館)
という展示館ではOK、その一部を紹介します。
展示館の内部-1
入るとわずかにゴムの臭いが・・・でも、多くの人は気がつかないようでした。
世界中に展開するブリヂストンの工場
世界25カ国 179の工場があるそうです!

いろんなタイヤ自転車のタイヤ
左;国産初の自動車タイヤ。ここにあるのはレプリカ、本物は久留米市に。 右;昭和天皇に献上された自転車。

F1のレース車各種レース用タイヤ
バイクから自動車の各種レースに参入。トップメーカーとして揺るぎない位置を獲得した。

直接にいろんなタイヤに触れながら
えっ、こんなに軽いの!?
見るだけでなく、直接持ち上げたりして触ることが出来ます。

いろんなタイプのタイヤ作り
それにしても世界一のタイヤメーカー、いろんなタイプのタイヤがあるものですね〜

産業用巨大タイヤの横で
産業用巨大タイヤのよこで記念写真。

タイヤ造りのあれやこれやのコーナーでは・・・・・・
タイヤの化学的構成
タイヤはゴムで出来ています。
が、そのゴムにも「天然ゴム」「合成ゴム」・・そして「配合剤」、「構造材」で造られており、
それらの合計は、1,000種類もあるそうです。
ここでも、またまた驚き!

タイヤの構成
分解するとこんな感じなのか〜


コレ、航空機用タイヤです。
飛行機のタイヤ、自動車用とは求められるテーマが違う。なんだか別世界の感あり。

BMWのオーナーには見逃せないタイヤがこれ↓
第三世代のランフラットタイヤ
「第三世代のランフラットタイヤ」です。
ニュースでは一昨年から知られていましたが、ここで、ようやく本物を見ることが出来ました。
その最大の技術は、「COOLING FIN」(クーリングフィン)といわれるタイヤサイドの「フィン」です。
クーリング、つまりタイヤの温度を下げるフィンがついているのです!

クーリングフィン、COOLIGFINの効果
この技術の発表は2007年8月でしたが、ここにきてようやく実物を見ることができました。
冷却交換のフィンは、思ったより盛り上がり、長く造られていました。

2009年12月に発表された初のランフラットタイヤは、
トヨタの「シエナ」というアメリカの車用です。
「TURANZA EL400 RFT」


BMW用の第三世代ランフラットタイヤはいつ見られるのでしょうかね?
待ち遠しいですよね〜



耐震・免震用ゴムの開発
ブリヂストンはこんなところでも活躍!
耐震・免震用ゴム、これがビルの地下で踏ん張っています。

いろいろ見るもの尽きませんが、一度訪問されるといいですよ。


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(2010/2/28);BMW118、ランフラットタイヤから普通のタイヤに、さてこの試みは?

横浜市都筑区、そして港北区、青葉区、川崎市多摩区、麻生区、
このいわゆる「横浜北部地域」には輸入車が割合が多い。

国産車とあまり変わらない割合で、ごくごく普通に走っている、そんな気がするくらい。
欧州車を見て、特に目をみはる、ということもない。

そういう中、BMWは特に目立つ。
最近見かけることが多いBMW118
BMWの「1シリーズ」も増えてきた。

そういうとき、空気圧モニターの警告ランプは点灯しないが、左前だけがいつも空気圧が低くなる、
どうしてでしょうか?パンクでしょうか?と、相談にこられたお客様。

懸念していたとおり、パンク!でした。
ネジクギがパンクの原因
浅黒いタイヤにひときわ光る銀色物を発見、
「ネジクギです」

さっそく修理を、となったのですが、タイヤ溝が減り、そろそろ交換時期。
それじゃ、いっそのこと新品タイヤ4本の交換、となったのです。

新車装着時から履いていたタイヤは、「コンチネンタル プレミアム・コンタクト・SSR」
(SSR=セルフサポーティングランフラット)
コンチネンタルのランフラットタイヤ
そうです、標準で装着されているタイヤはランフラット。


パンクしても走れるタイヤ、空気圧ゼロでも時速80kmで100kmくらい走れる、
高速道路でのパンク時に、危険なタイヤ交換作業をしなくていい、というものです。

それに、スペアタイヤを必要としないことから、無駄をなくし環境によい、などいいことづくし。

ですが、デメリットも。
硬いこと、重いこと、乗り心地が良くないこと、これらは年ごとに大きく改良されてきていますが、
今なおユーザーの不満の温床?

そこで、今回、ランフラットタイヤではなく普通のタイヤ、乗り心地が良く静かなタイヤを履いてみたい、
お客様が選択されたのは、「Michelin primacy LC」(プライマシーLC)です。
ミシュランのプライマシーLC
このタイヤ、アローバのお薦めタイヤのひとつ、です。

ランフラットからミシュランのプライマシーLCへ、この激変?にちょっとドキドキ?
BMW118に相性の良いタイヤはなに?
お客様は当然気になることでしょう。

BMW118に相性がよいのはどちら?
実は、こちらも大いに気になるところですが、お客様の生の声はまだいただいていません。

もし、この記事を見られたら、一言感想をお聞かせ下さい。

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2009/5/30〜2010/2/12

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2009/5/24〜2008/9/21

まだまだたくさんの情報があります 続きはコチラから−(1)
〜2008/8/24