アローバ的ですが・・・・ タイヤ選びの参考になれば・・・・    そんなコーナーです


(このコーナー、10年ほど前に提案したものです。今読み返しても”タイヤの選び方”の基本はそう変わらないと思っています。
今でもタイヤ選びの悩みは尽きないようです。参考になれば幸いです。)
    (2023.4.1)

タイヤの選び方に時代があるのか?
こんな愚問とも思える問いを考えてみた。


2012年です。

自動車を取り巻く環境が激変しました。
原油や天然ゴムなど資源の高騰、アメリカを先頭にした自動車大国の衰退、他方で中国などの発展途上国の台頭、
そして、それらに覆い被さるように重しとなって、地球温暖化、その対策としてのCO
削減の課題が登場してきました。

日本国内での自動車販売台数が激減しました。
若者達の中で車への興味が薄れてしまっています。
そのれらの打開策が見いだせない状態です。

タイヤ販売も急減しています。
モータースポーツへの関心が薄れ、同時にエコが言われ、タイヤ業界もそれらへの対応が迫られています。

エコ・省燃費タイヤを求める機運、これが時代の要請です。

「タイヤの選び方」

「タイヤのプロがアドバイス」


「こんなタイヤを選べば走りが変わる」


「迷っている方もきっと満足するタイヤはコレだ」





んななんとも○○らしい、コピーを並べても心に響かない,、心を揺さぶられない。
というのは、氾濫するコピーに、食傷気味のためか、それとも単にひねくれ、というだけか?

この情報時代、上っ面だけで中身がない呼びかけに人は真贋の勘を働かせるもの。
そこでこのコーナーは、

少々「
独断的で、
かなり「
思いつき的」、
それに「
経験的」で、
・・・そうそう、こういうのは「18年間」のがむしゃらな仕事が背景にあるんだが・・・

でも、タイヤの「プロ的」ではなく?
ごくごく「普通の感覚」で
いくらか「参考になれば的」なコーナーです。


タイヤメーカーの”プロ”からはあまり喜ばれないかもしれないが、

要するに「アローバ的」コーナーなんです。

こんな前置きを、十分にご理解いただいた上で・・・・・



2012年もやはり、燃費を考えたタイヤ選び、でしょう。
そのための目安はこのマークです。
省燃費タイヤ認定マーク
2010年1月から始まったタイヤメーカーの自主的基準です。

更に詳しくはコレです。
グレーディング基準マーク
上の転がり抵抗では、「AAA」〜「A」までのタイヤ、
下のウェット性能基準では、「a」〜「d」のもの、
これがタイヤ選択の基準、時代が選ぶタイヤです。


上記の考えを前提に、

1、車は、国産車ですか、それとも輸入車ですか?

2、車は、乗用車ですか、それともミニバンですか?
それとも・・・SUV・4×4車ですか?


3、タイヤ選びにも必要です、”セカンドオピニオン”
タイヤ選びにも自分流を!


4、あなたの車の使い方は?毎日使っていますか?
週末だけ?業務用?飾り物的?


5、価格の高いタイヤを選ぶ?安いタイヤを選ぶ?








1、車は、国産車ですか、それとも輸入車ですか?

タイヤ選びに関係ない?
いえいえ、どうも微妙に関係があるようです。

欧州車に乗った人は誰もが気が付くことですが、そのボディの剛性さ、足回りの”堅さ”は国産車にはないものです。
欧州の道路事情や走り方、人々の要求が反映された結果です。

剛性感のある車作りの、重要な構成部分のひとつとしてタイヤが作られ、装着されています。
ごく当たり前のことです。


欧州車に乗っている方は、国産車とは違うその”乗り味”に納得し、期待しているようです。
そういう欧州車に国産タイヤをつけると、欧州車らしさが失われる、そんな感じです。

そこで、アローバでは一般論としてですが・・・・・・
国産車には、ブリヂストン

輸入車には、ミシュラン、

こんな使い分けをしています。


国産車は国産車としてその味を、タイヤも含めて練られ、作られてきた歴史があります。
日本のタイヤメーカーは、日本の道路事情、気象条件を考えてタイヤ作りを進めてきました。
音や乗り心地に敏感な日本人の感性に応えるべきタイヤ作りをしてきました。
こんな言い方があるのか、”日本的乗り方・使い方”に対応したタイヤ作りです。


でも、好みの問題でもあるのです

国産車にミシュランをはいて、そうだこれが一番だ!と思われる方もいます。
国産車でありながら、ちょっぴり硬めの”欧州車の味”が経験できます。

逆に、
欧州車にブリヂストンを履き、自分の希望の乗り味になった!と喜ばれる方もすくなくありません。
車の剛性感は好きだが、度を超えた堅さがとれて、乗りやすくなったよ、という人も・・・



ですから、決めつけないでください、それぞれに味があるのですから・・・
迷うではないか!ではなく、選択肢が増えて、喜ぶべき事ですよね。


ブリヂストンは、欧州車用に欧州で開発したタイヤも発売しています。

例えば、
「時速200km/hで走る国で鍛えられたドライ&ウェットグリップ」という
「POTENZA(ポテンザ) S001」

potenza S001



静粛性や乗り心地で、一ランク上のタイヤが欲しい、と言う方、
それには、これです!
レグノ GR-XT、ブリヂストンが30年の経験を集約したタイヤです。

REGNO  GR-XT
REGNO GR-XT

ハイグレードな国産車はもとより、ツーリングをゆったり走る輸入車にはこれはオススメです。

こういう設定のタイヤこそ、まさに欧州車の特徴を知り尽くしたメーカーのみができる技、でしょう。


迷われた方は、045−942−8999045-942-8999でお問い合わせください。




2、車は、乗用車(セダンなど)ですか、それともミニバンですか?
はたまたSUV・4×4車ですか?


最近は、楽に、わかりやすくタイヤ選びができるようになりました。
数年前に”
ミニバン専用タイヤ”なるものが登場し、今のように普及したおかげです。

ここでのタイヤ選びに、アローバ的、などというものはありません。

ただ、乗用車には、乗用車用のタイヤを選び、

ミニバンには、ミニバン用タイヤを選び、

SUVには、それらしいタイヤを、


4×4車に、・・・

たった、コレだけです

最近のタイヤ開発で、目立つ点はミニバン専用タイヤです。
車メーカーの歩調と合わせて、です。

ブリヂストンが2008年に発表した
「プレイズRV=PRV−1」がひとつです。



ミニバン車の”弱点”をタイヤがカバーする、
つまり、重心の高さから来る不安定さ、ふらつき、横ブレなどを、
また、フロントタイヤの偏摩耗を、
「ミニバン専用タイヤ」がカバーするというわけです。

そのミニバン用にも、静粛性や乗り心地を犠牲にしないハイレベルのタイヤがあります。
エルグランドやアルファードなどの車には是非ともオススメしたいタイヤ、それがこれです。


レグノGRV


そして、より積極的にミニバンの”利点”を生かす、タイヤ作りをより進めたという感じです。


改めて、これだけはおすすめしません


乗用車に4×4用タイヤをはきたい、という人はいないでしょう、
そんなことではなく、

ミニバンに、”安いから”というただこれだけの理由で乗用車用の安いタイヤを選ぶことです。

これだけは、アローバでは決しておすすめしません。

”安物買いの銭失い”
まさにこれです。

経験のある方も多いと思いますが、ミニバンのフロントタイヤ、本当に、驚くほどの早さでタイヤの角が摩耗していきます。
近所のお買い物や駅までの送り迎え、子供の送り迎えなどがメインの使い方をしている場合、
わずか”18,000km”で交換しなきゃ、ってなる例が少なくありません。

もちろん、ミニバン用タイヤをはいても、フロントは早く減ってきます。
が、乗用車用とは比べれものにならないくらい、長持ちします。

ですから、決して、”安いから”というだけでタイヤを選ぶことはしないようにしましょう!

※余談ですが・・・・こんなタイヤの使い方をしながら、
「○○(タイヤメーカー名)のタイヤは、減りが早い!偏摩耗するんだよねっ!」
というトンデモナイ”勘違い”をされる方がたまにですがおられます。
それじゃタイヤメーカーが可哀想だし・・・・・
そうして、自分の無知をさらすのも哀しいものです。


迷われた方は、045−942−8999045-942-8999でお問い合わせください




3、タイヤ選びにも”セカンド オピニオン”のススメ!
そして、タイヤ選びにも自分流を!

カーディーラーやガソリンスタンドで・・
「タイヤが減っていますよ!」
           「そろそろ交換時期ですよ!」


などと言われたら・・・

「今付いているもの(新車装着タイヤ)と同じでいいです」
とか、

「適当に!」
とか

「お任せします」
・・・・などという人、

そんな人、ちょっと待って下さい!

今は、”セカンド オピニオン”が当たり前の時代、
あたたかい”助言”の中に、紛れ込んでいるかもしれない”売らんが為のデタラメな脅し”を見抜くために
別のタイヤ屋さんにも行ってみましょう。

ひょっとすると、
「前後の位置交換(ローテーション)をすればまだ大丈夫ですよ!」
という答えが返ってくるかもしれませんから


時にはあるものなんです。



そして、
確かにそうだ、交換しなきゃ、って自分で納得できたらタイヤ交換をしましょう。


その上で、タイヤ選びにも自分流を!


車を買うとき、デザインで選んだり、性能で選んだり、カラーで選んだり、実用性で選んだり、
最近では、燃費で選ぶ、・・・・そうです、これが普通です。

あれこれ悩み、最後に懐具合と相談しながらですが、
自分の好み、満足できる車を選ぶのです。

そうして選んだ車にタイヤが付いています。
が、そのタイヤにまで、気を配ったことがありますか?
そのタイヤも含めて、好みを貫いたことがありますか?


新車装着タイヤに”個性”はありません。

タイヤが減り交換が必要になった時、ちょっとだけこだわり、”自分好み”の乗り味を求めてみませんか?

タイヤ交換でようやく
自分流の車の完成、
それが可能なんです。

「新車装着タイヤ」は所詮車メーカーの都合で装着されたに過ぎません。

「もっと、静かな走りがしたい」
「もっと、雨に強いタイヤが欲しい」
「コーナーを曲がる時、もっとグリップが欲しい」
「とっさのブレーキ時、しっかり安全に止まって欲しい」
「もっと長持ちさせたい、フロントの片減りが少ない方がいい!」
・・・
こんな希望を満足させるには、そうです、自分の希望を口にすべきでしょう。

「新車装着タイヤ」に身を任せるのは愚の骨頂でしょう。
スタンドの店員さんの目利きだけで大丈夫ですか?
セカンドオピニオンでちょっと得をしませんか?
その為のタイヤ屋ですから。


※余談ですが・・・・タイヤ屋を始めて18年、
そういや「新車装着タイヤ」と「補修用(店頭で売られている)タイヤ」、
その性能の比較をタイヤメーカーから聞いたことはないな〜。
Newモデルが発表される度に前モデルとの「性能比較」が強調される。
が、一度として「新車装着タイヤ」の性能と比較しての説明はない!

ちょっとおかしな話ではないか?
ただ、「新車装着タイヤはただ、もちが良ければいい、規格をクリアしていればいい、
そのレベルの性能しかない。だから、市販用タイヤとの比較は公表されない」などの
ウワサを耳にしたことがあるくらい・・・・変な話だね〜〜


迷われた方は、045−942−8999
045-942-8999でお問い合わせください




4、あなたの車の使い方は?

使い方で選ぶタイヤが変わります!
どんな使い方があるのだろうか、思いつく範囲で羅列してみました。


市街地ばかり、それも近所ばかり
近所の買いものと送り迎えだけ
・・・・・となると、高機能・高性能タイヤは必要ありませんよね。

時々、週末だけしか使わない
・・・・ちょっとお聞きしますが、車への期待は動けばいい、と言う程度ですか?
それとも、週一の運転が楽しみ、趣味が車、というタイプですか?
当然、タイヤにこだわるというタイプですか?
”週末だけ”とはいってもこの二タイプには、大きな開きがでてきそうですね。

毎日の通勤で使っている
・・・・タイヤ選びには真剣さが必要ですかね。
朝の通勤、けっこうとばすでしょう?急ブレーキも多いでしょう?急ハンドルも!

半分営業に使っている
・・・・タイヤの消耗が早い、その代表的使い方のようです。
タイヤ代はバカにならないものです、安めのタイヤガ希望でしょう?

いつも大勢が乗る
・・・・減りも早くなるし、タイヤサイドの剛性も必要だし、一番は安全なタイヤを選ぶ、ということ、
そういう多くの要素がからみ、それを満足させるタイヤ選び、ですね?

高速道路を走ることが多い
・・・・高速道路、ここでは案外急ブレーキは踏まないもの。
一番は何と言っても、高速での車線変更や横風などでブレない剛性、高速安定性でしょうね。


そう単純じゃない、2つ、3つ重なった複合タイプもある


考えれば、多種多様、千差万別、なにをどう選んだらいいのやら???
タイヤ選びにも”奥が深い”、そんな気がしませんか?

こんな時、頼りになるのが
です
ブリヂストンです

理由は簡単、国内TOPメーカーで、それ故にどんな希望のタイヤ需要にも対応できるタイヤを生産しているから。

こんな巨大なタイヤから



こんな小さなタイヤまで


あらゆるジャンルのタイヤに責任をもっているからです。
どんな”わがまま”にも応えてくれる?メーカーですから。


迷われた方は、045−942−8999
045-942-8999でお問い合わせください




5、値段の高いタイヤを選ぶのか、
              安いタイヤを選ぶのか


「高いタイヤは性能が良く、安いタイヤはそれなりですか?」
「高いタイヤを選べば間違いが少なく、安いタイヤを選ぶのは失敗しがちですか?」

こんな質問を受けたら・・・

そうです!と即答したくもあり、
そうでもないですよ!と否定もしたくなる、
ん〜、と腕組みだけで沈黙するかも。

例えば、
「エンツォ・フェラーリ」・・・・・8,000万円
        「ポッルシェ カレラGT」・・・5,070万円
               「メルセデスSLRマクラーレン」・・4,875万円


こんな車を買えたとして、天井付き、防犯完備の車庫が作れますか?
ガソリン高騰の折、走り回る余裕がありますか?
街中のコインパーキングに駐められますか?
結局、
ちょっと近所のコンビニに、という時、不便さ極まりない!
そんな話ではないのですが・・

そうです、なんでも高けりゃいい、というものではないんです。
・・・と「質問返し」で答えます。
(買えない者のヒガミ、ですが・・・)

確かに高いタイヤはいろいろ工夫がされており、性能がいいのは事実。
でも、「宝の持ち腐れ」ということもあります。
走行距離の少ない車に高いタイヤをつけても、溝が減らないうちに経年変化でヒビ割れが起こる、
そんな笑えないこともあります。


逆に、高グレード車種を選びながら、スポーツタイプの車種を選びながら、安いタイヤ・グリップ力のないタイヤを選んで、
スリップ事故、これまた笑えません。

車の性能・タイプにあったタイヤを選ぶ、ただそれだけのことです。

その結果、高いタイヤを選ぶこともあるでしょう。また、そうした方がいいときもあります。
また、安いタイヤで十分、なんらストレスがない走りができることもある。

そして最後ですが・・・
これは重要なファクターですが、懐具合も考えて、です。
(そんなこと、言われなくても分かっている!あっ、そうでしたね・・・)


迷われた方は、045−942−8999045-942-8999でお問い合わせください



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