あれやこれや役立つ情報欄
足回り・パーツ編(13)


横浜のタイヤショップアローバからの提案です

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(2017/12/11);BMW・X1、ハンドルが軽すぎ、不安定な走り・・こんなところの部品交換で解決!

車は、BMW X1 2.0L E83型

2013年式 走行距離33,500kmの中古車を2016年に購入。



お客様の相談、その要旨は以下のようでした。

普段走る分には何も問題ないのだが、何だかBMWの本来の走りではない気がする?
購入当初から何となくハンドルが軽く、安定性が無い?

そんな思いを抱えながら、少しでもしっかり感のあるハンドリングにつながればと思いタイヤ交換をしてみた。
「ブリヂストン ポテンザS001 225/50R17」
結果は?

何ら変わらぬままで相変わらず、ハンドルの軽さに違和感を感じる。

さらに、時速60~70km/hの速度域でハンドルが一瞬抜ける? というか・・・手ごたえが無くなる、奇妙な違和感まで感じるようになった・・・?
中古車を購入して、約一年が経過し、まだ購入ディーラー保証期間と言うこともあり、購入店に現状報告し何らかの解決策が見つかればと相談してみた。


その結果は・・・特に異常無しで、他の車両と比べてもこんなモノ・・・
それよりも、症状すら伝わらない、理解してもらえない・・・寂しい結果となってしまった(>_<)

そんな、自分だけしか感じないのか?この症状がBMW X1 E83型の走りなのか?
分からなくなってきた・・・・・・?


こんな悩みでご来店のお客様でした。




早速、試乗してみました。

挙動のおかしさから、アライメント調整もしてみました。
そうこうしているうちに、前輪の「スラストアーム」(コントロールアームとかテンションロッド)のブッシュの劣化が起こっている可能性がある、と判断。

新品から3年あまり、走行距離33,500km、これで経年変化?
この辺りは、経験からくる勘!です。



早速、部品を調べ、交換作業の準備。

手で持っているのが新品ブッシュ、奥が現在ついているモノ。
ん?形状が違う?



上が今付いているモノ、比較すると横から見ても形状が違う!?


車台番号から純正部品を調べ取り寄せ今までのブッシュを並べてみる
左側が新しいブッシュ   右側が古いブッシュ
見比べてみるとまったくの別物。見た目もさることながらその重さも違って新しいブッシュの方重くずっしりとしている!
良い感じがする!

部品番号で検索し、取り寄せるのですが、形状が違う、ということは時々あります。
メーカーで改良品が用意されていることがあるんですね。




スラストアームブッシュ交換しアライメント調整の結果は、走りが変わり、ハンドルの軽さの中にしっかり感がある。
芯が一本通った感じで
60~70km/hの違和感もなくなった。
ブレーキング時に合ったガタツキも無くなく、
あきらかに以前とは違う、良い感じである。
お客様にも、試乗確認していただき満足して貰えました。


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メールでは、 arroba@poppy.ocn.ne.jp
電話では、 045-942-8999 

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(2017/11/21);ダウンサスだけで車高を下げたエルグランド、前輪が高すぎる!前後の差を解決したい


車は、エルグランド・TE52 2016年式
テイン・ハイテク(ダウンサス)に交換後、一年足らずで、さらにテイン・FLEX Z(車高調へ)


純正足回りをある程度味わった、走行距離2500キロぐらいのことでした。
純正時の車高の高さが気になって、車高を下げたいとのご相談。
車高は、新車時から見た目にすぐわかるほどのやや前上がり傾向でした。


車高調が良いのか、ダウンサスが良いのか・・・

お客さんも悩んで、悩んで、選択されたのがTEINの「ハイテク」というダウンサス。


そこから一年足らず・・・
走行距離は16000キロぐらいになりました。
車高は4輪とも下がったものの、前後のフェンダーとタイヤの隙間が前後でちぐはぐで、しっくりこなくて・・・

このような事例が少なくないことはご存じでしたが、実際にそいう目に合うと、「納得いかん!」という感じでしょうか?!(笑)
TEINの車高調「FLEX Z」に交換することを決断されました。


そこで、入庫した車は、こんな感じでした。

この状態はテインのダウンサスが入っている状態。
ご相談のように、確かに前輪に比べて後が低い感じがします。

純正比では、フロントは20ミリ強、リアは30ミリ強下がっている車高です。
わかりにくいですが、前上がりでフロントがリアに比べて30ミリ弱、左右とも車高が高い状態にあります。


そこで今回装着する車高調はコレ、TEINの「FLEX Z」です。

この鮮やかな緑色が特徴です


さて、交換ですが、今付いているのはTEINのダウンサス「ハイテク」です。


こうして比べると、形状の違いにはあらためて驚きます。
そして、重さも違ってきます。乗り味が違ってくるは当然ですね。



さて、車高調へ交換した後、どうなったのでしょう?

四輪とも、メーカーの推奨ダウン量より、もう少しさえたものです。
前輪のフェンダー周りの重厚感が増した気がします。



こう見えて、地上高はギリギリです。
ミニバンでも純正車高から低床化が進んでいる影響でしょうか?!


全く印象が変わりました。
ドッシリ感がダウンサス装着時よりも増しました。

純正車高と比べると
最終的にはフロントは60ミリぐらい、リアは40ミリぐらい下がりました。

お客様の愛車へのとことんな追求・探究・こだわりを感じた1台となりました。


改めて、
最初から、車高調キットにすればよかったのでは?
ですが、ダウンサスが悪かった、ということはありません。

時に、こういうことが起こることもあるのです。
つまり、前後のダウン量が同じだとしても、見た目にどうも?と思うことがあるのです。


そういうことを分かったうえでダウンサスを入れればいいのです。
それでも気になる時は、車高調キットでしょうか。


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(2017/10/25);マークX、新車時から気になっていた”なんとはない不安定感””落ち着かないステアリング”を解決したい!
・・・ということで、「KYB」の「エクステージキット」を入れたら!!

車は、 マークX(GRX130) 2015年式

新車からわずか1万キロ余りで、KYB・エクステージキット(AVS機能対応)に交換、という話。





「剛性感もありいいクルマです!!!」とススメられて乗り換えたものの、新車時から悩ましい走りに堪りかねて・・・

以下、
お問い合わせ時にお客様から頂いたメールです。

現在、トヨタ マークX(2015年購入)に乗っておりますが、
標準のサスペンションがどうも頼りなく感じられ、検索を行っていましたところ御社のホームページを見つけ、読ませていただきました。

各種作業の様子を掲載されておりますが、その様子からして非常に信頼のできるお仕事をされているように感じ、ご相談と見積もりをお願いしたくメールした次第です。


さて、現在の症状ですが、2年前まで乗っていたトヨタ アリオン(2005年購入 サスペンションはTRDのものに交換)と比べ、何とも言えない不安定感(カーブに入ると尻のすわりが悪い感覚とでも言いましょうか)があり、また、ステアリングがなんとなく落ち着かない感覚(16インチから18インチのタイヤに変えたせいもあると思います)、左右にとられる感じとでも言いましょうか・・・・があり、速度を出してゆったり走ることができない(相当感覚的なものがあるとは思いますが)状況です。


前車がTRDのサスペンションを使用していたこともあり、純正のサスペンションの能力不足(というか感覚が合わないだけと思われますが。)もあるのかと思い、御社のページ見ていたところ、KYB社のエクステージが機能的にも合うのではないかと考え見積もりをお願いする次第です。(ショックアブソーバーとスプリングを合わせて、EKIT-GRX133MC この品番でよいのでしょうか?)


また、距離は1万キロ少ししか乗っていませんので、付属部品の交換は必要ないと思われますが、交換しておいたほうが良い部品等あれば合わせて見積もり願います。


車高については、下げ幅はあまり変わらなくてもよいと考えております。
(こだわりませんがあまり下がりすぎるのは不可です)

また、サスペンションの付け替えを行うので同時にアライメントの作業もお願いいたします。


金額的には、ある程度のところで問題ありませんので、御社のポリシー的に問題なければ、サスペンションの発注と、入庫日時の確定をお願いいたします。
当方勤め人のため、土日祝日しか休めませんので、恐縮ですが休日での入庫にてお願いいたします。

現車両の詳細です。

トヨタ マークX 2500CC Sパッケージ(AVS機能付き)車両型式 DBA-GXR130
ホイールは純正オプションで18インチのアルミホイールをつけています。


もし足りない情報等あれば、ご指示ください。
また、内金等必要であればこちらもご指示願います。

種々、お手数をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。


自身で調べられてこのキット装着のご決断に至ったようです。

足回り交換前に、いつもより長めに試乗してみると、その走りはお客様のメールの内容通りででした。

「フワフワして前が浮いているように感じ、左右に落ち着きが無く、ステアリングの落ち着き、座りが悪い。
直進性も物足りず、大きな段差でもないのに変に車体全体が跳ねる」という印象、
個体差なのか車格を考えても疲れる走りをしておりました。


キットの色目は他メーカーのキットと比べるとおとなしいですが、
その実力はいかに?

詳細は↑をクリック

更に、「マーク X」に装着したら?その動画まで準備されていました。
動画を確認されたい方は、以下をクリック



では、実際の「エクステージ・キット」は?



色目はほかのアーム類・パーツ類に溶け込んでいます。
見た目での主張はしません!
中身で・機能で勝負!
というコンセプトなのでしょうか?



スプリングとダンパーのキットの割には車高が下がった
印象は受けませんでした。


メーカー 公表のダウン量は
フロント)15ミリ リア)18ミリです


後日、お客様から以下のようなメールをいただきました。

毎度大変お世話になっております。 Mです。

先日はサスペンション交換ありがとうございました。


昨日、高速道路を走る機会がありましたので、感想を送らせていただきます。


交換後に帰宅するときから感じていましたが、ハンドルを切っただけきちんと車が曲がります。

カーブでもハンドルを切り増したり、戻したりすることなく、切っただけきちんと曲がるので、狙ったラインに容易に車を乗せることができます。


直進の感覚も整備前とは違い、ハンドルに軽く手を添えているだけで真っ直ぐに走ることができます。轍にハンドルを取られることもなくなりました。

高速道路上の急カーブでもトラックに置いて行かれることもなく(苦笑)、簡単に走り抜けることができました。


ばねの硬さは全く気になりません。
多少ショックが伝わってくる程度ですが、アブソーバーで抑えられるので問題ないと思います。
(高速モードにすると多少固く感じられる程度でしょうか)


総じて、運転が非常に楽&面白くなったので、乗る機会も増えそうです。

今のところ全く問題はありませんが、もし何か問題が出ましたらその時はよろしくお願いします。

今回は本当にありがとうございました。


正直なところ、純正足回りでこんなに走行が不安定なマークXは稀でしょう。

個体差という一言では片付けられないあまりにも心許ない走りでした。

車格の高い高級車を買ったはずなのに・・・

マークXにお乗りの方、
その走りの不安定感・ドライブ後の疲労は普通じゃないかもしれませんよ(笑)


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(2017/9/16);インプレッサ STI(GRB)、車高調(FLEX-Z)を新しくするのにもっと固めの足が欲しい、ということで別メーカーのバネを入れてみた・・・

車は、スバル・インプレッサ STI (GRB) 2013年式


今回の車高調の取り付けには、あまりやったことがない”特別仕様”に挑戦です。

今までもテインの車高調・FLEX-Zを装着していたのですが、距離も走って、踏ん張り不足、ヘタリが気になってきた。
そこで、TEINの車高調は、費用対効果が大きく、気に入っているので”同じ物”を入れ替えることに。


使用するのは「FLEX-Z」ですが、同じスペックの物を取り付けたのでは面白くない、バネレートを高くしたい、
ということで別メーカーの「直巻き」をTEINの純正と入れ替えることに。


お客様が探されてきたバネは、「MAQS」という「直巻き」のスプリングです。
http://maqs.jp/




緑色のキットがTEINの「FLEX-Z」、おなじみの色です。
その間にあるのが、「MAQS」という直巻きのスプリングです。

誰かが”配色が夕張メロン”みたいだね、だって?

TEINとMAQSのバネレートを引かkすると・・・・・・
【フロント】
MAQS φ70 自由長180ミリ バネレート12.0
TEIN φ70 自由長175ミリ バネレート7.0

【リ ア】
MAQS  φ70 自由長200ミリ バネレート10.0
TEIN   φ70 自由長200ミリ バネレート5.0


この比較を見るとずいぶん固くなっているのが想像できます。


取り付けると、・・・・


カラフルで、今まで見たことのない組み合わせとなりました。

車高は交換前と同じ高さにしました。

ただバネレートを上げた(硬くなった)分、車両の沈み込みが少なくなったので
もう少し自由長の短いものを選択していれば今後の車高調整の調整幅も広がったかなと。

他メーカー同士の組み合わせは予想が難しいので一筋縄ではいかないですが・・・
課題ですかね。




交換後の感想ですが、
FLEX-Z自体のもともとのメーカーセッティングが、個人的にはいい意味で車高調っぽくない印象でして、
どの車種に装着しても「ドスン」というような嫌な突き上げを感じることも少ない車高調です。


バネレート変更した分、突き上げは「硬く」なりましたが、個人的にはカーブ等でのしなやかさがいつもとはちょっと違う感じがしました。
(以前、他のスポーツ志向の強いクルマにつけた時と比較しても)

減衰力を調整して色々試してみると、面白そうだなと思った次第です。


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(2017/8/1);Rabge Rover Evoque、持ち込みの車高調、やはり説明書が欲しかった、でも、なんとか・・

今回の作業、お客様と一緒に頭を悩まし、試行錯誤しながら悪戦苦闘の話です。


お客様にもご心配をおかけしましたが、ようやくできました。

イヴォークの足回り交換                 

            


持ち込まれた車高調は、KW(カーヴェー)バージョンⅠ、中古品です。


KW=カーヴェーの車高調、製品の作りが良い、錆が来ない、などの点で評判の良い製品です。

製品のことが知りたければ←をクリック

だからといって、中古品はやはり、不安が残るものです。


中古品の場合、部品の一部が欠けていたり、部品そのものが適合しなかった物だったり、
そして、今回のケースですが、「取扱説明書」がなかったりするときがあるのです。


今回の場合、前輪のアッパーマウントのベアリングの交換も依頼されたのですが、これが難問でした。
純正の部品のどこまでを使うのか?使わないのか?そもそもベアリングが付くのか?・・・
説明書もない中で、あれこれ試行錯誤。



ベアリングを取り付けしなければ組み上げることが出来るようですが、前輪にベアリングを取り付けしない?
 そんなことあるのか~?


さんざん悩んだあげく、純正に戻して作業を中断したり・・・再度、組み上げてみたりそんなこんなで、ようやく取り付け完了です。


これが完成品です。




車高調、やはり、バランスがいいですね。
苦労した分、嬉しいものです。


中古製品ではありますが、その乗り心地は、極端ではないですが多少、硬めに感じます。
だからと言って、ガツガツ ビョンビョン 跳ねる訳ではありません。
ちょっと硬めの足回りが好みの方は、満足できそうです!


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(2017/7/30);BMW・320ix 4WD Mスポ、アイバッハでさらに10mm~15mm下げてみた


車は、コレです。

BMW 320ix アイバッハでさらに車高を下げる
BMW 320ix 4WD Mスポ(F30型)

”Mスポ”ですから、最初から車高は低め、
これでも十分に低いともうのだが、できれば、もうちょっとなんとかしたい、つまり、下げたい=ダウンしたいと言うことで今回の作業に。


前後のタイヤハウスの状態はこうです。

写真のヘタさ加減には目をつむってらい・・・まじまじと見ていると確かに、なんとなくこの隙間が気になってきました。
(気のせいかもしれませんが・・・)


今回、選んだダウンサスはこれでした。
アイバッハです。


アイバッハ  プロキット 定価52,920円→34,400円+足回り交換工賃37,800円


どれくらい下がるのか?
純正のスプリングと比較するとこんな感じです。


これは前輪の比較ですが、一瞬、これ下がりすぎでは!と驚くほど違います。

前輪の交換前と交換後の比較です。

後輪は、こんな感じ。


もちろん、この写真では差はわかりません。

さて、交換したあとの全景はこうなりました。


どうです?

確かに、最初の、交換前の様子とは違います。
タイヤハウス周辺の雰囲気はこうなっています。

写真のヘタさは変わりませんが、様子はわkりますよね。


4WD Mスポにアイバッハのダウンサスを組むと、純正と比べて10mm~15mmダウンしました。

このわずかの差が、お客様の求めていたもの。
大事なんです。

でも、よかったです。


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(2017/7/13);日産・セレナ、ホイール・タイヤセットを入れたら、タイヤがはみ出した!何とかして~~


タイヤが車両から「はみ出す」ことはモノ凄く、規制が厳しくなりました。
大手量販店でもタイヤ交換、オイル交換はもちろん、タイヤがはみ出している車両を正しくタイヤホイールに戻してもらう作業すら一切ダメ
カーディーラーに至っても店内への入庫すら受け付けてくれない。


もっとひどい場合、輸入車の新車から履いていたタイヤがある日突然
「今日から、入庫出来ません・・・?」と言われてしまう・・・何とも笑えない話まで聞きます


住みやすい世の中なのか住みにくい世の中なのか・・・?
「違法改造」  徹底的に排除・・・(>_<)


そして、今回も・・・
ホイールを交換したらタイヤがはみ出してしまったのでアライメント調整で何とかなりませんか?・・・と依頼を頂きました。
「日産 セレナ C27型 4駆」前輪も、はみ出していますが後輪側のタイヤホイールがくっきり「はみ出しています」

タイヤのはみ出しを解決したい日産・セレナ



タイヤは見出しの現実


足回りを見ると、・・・この部分をいじります。



後輪タイヤのはみ出し改善方法
新型セレナC27型の足回りは、「マルチリンク式」構造
そのため、後輪のタイヤ傾きを独立して動かすことが出来る。
そのことを利用して今回のタイヤはみ出し改善に役立てます。

今回のセレナ C27型 4WD タイヤはみ出し改善は応用編となります。
お客様が持参してきたのは 「アムテックス製のボルト」
使い方はこんな感じ。

分かりますか?

                                      

そのアムテックス製ボルトの取り付ける際ご覧の黄色にマーキングした部分を削って長穴を広げていきます。
そして、調整可動域を広げていきます。


              

削り終わった写真
黒くスプレーを掛けていますので少々、分かりづらいですが、長穴加工、組み上げ作業を行いようやく、調整に入ります。


調整幅が少し広がり出来る限り、はみ出し改善への試行錯誤を繰り返して
出来上がった状態がこちら・・


最終的に「ツライチ」にこだわったお客様から大満足の太鼓判を頂きました。


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(2017/7/1);日産・テラノ(LR50)、20年乗って来た最後の本格的4駆、そのつくりはやはり”頑丈”でした

ニッサン・テラノ(LR50/1996年式) 走行距離77100キロ
昨今のSUVの先駆的な存在のダンパー交換!
KYB New SR スペシャル」ダンパーへの足回り交換とアライメント。

日産・テラノにKYBの「New SR」ダンパーを入れる
理由は、ダンパーからのオイル漏れ。

新車から20年乗って来た、総走行距離は77,700km・・・ここまで乗ってくればこういうことが起こっても”普通”でしょう、ね?


当時の4駆、ほとんどが
「固定車軸方式・車軸懸架式(リジットアクスルサスペンション)サスペンション」、けっこう”頑丈”な造りです。



左右輪をデファレンシャルギアと一体の車軸で繋げたサスペンション構造。
悪路などでの走破性がよく、構造が単純なため耐久性がよくコストが安くすむ。
ピックアップトラック、トラック等にも使われている構造です。

砂利道で石ころが跳ね上がったってへっちゃらさ、言ってみれば頑丈ってことですね。
どちらかが乗り上げていても片方は接地している。

ただ、他方の車輪の影響を受けやすいがために乗り心地やシビアな走りを求めるのは難しい?!
トーションビーム式・FF車ではある程度の自由度はありますが・・・




後輪左側 錆びついて横になっている部分が車軸(黄色で囲んだところ)です。
リアは全てがゴツい! 
この写真の右にはずれたところにデファレンシャルギアがあります。

新調した「KYB New SR スペシャル」だけが浮いた感じで目立ちます。


それで、ダンパーのオイル漏れですが、こんな感じでした。


こいうオイル漏れ、やはり、時々は下をのぞいてみるもんです。

フロントは現状でも主流のマクファーソン・ストラット式。
スタビライザーリンクロッドのダンパー取り付け部のナットが錆ついていました。

これを外すのに 大変苦労しました。錆びつき、固着していたんです。。
いろんな悪路・不整地を走破してきたんでしょう。



2015年にはTOYOTA 復刻版ランクル70も期間限定で発売されました。
しかも時代に反して硬派なマニュアルMTの設定のみだった様です。


スタイリッシュデザイン・機能性・安全性・燃費重視のSUVを取り巻く環境に
飽きてる?!人もいるのかもしれません。

ゴツいクロスカントリー・オフロード4WD時代から多目的スポーツ車・SUVが主流になってきました。
アメリカでも中国でも日本メーカーのSUV販売台数が好調とのこと。
SUVの定義があいまい?!なようで今ではクロスカントリー・オフロード四駆も今ではSUVの範囲内?!

もともとはアメリカの荒れた大地を走破するために造られたピックアップトラックを模したクルマが発祥なようで、
時代の流れ、乗る人の生活スタイルに適したクルマをつくることを各メーカーが追求した結果、
すべてが4WDというわけでもなく。
フロント駆動(FF車)のみ搭載、リア駆動(FR車/4WDの性能を持ちながらも道路状況により)もこぞって開発されている。

キャンプによく行くからSUVを購入することはあっても、河川敷を、道なき道を走るためにSUVを購入する人はかなり稀。
車高が高くて眺めがいいから、たくさん荷物を積めそうだから、
カッコイイから購入することが多いのでしょうね。
アメリカではSUBARUなどのSUVの走破性・走りの質に評価が高いようです。

いかにも4WDな、頑丈そうな、無骨な外観(いい意味で笑)は今のSUVにはあまり見られません。


・・・ちょっと横道にそれ過ぎました。

で、今回のテラノ、新しいダンパー交換の”効果・変化”は?

KYB・NewSRスペシャルダンパー、消耗品類を交換後は、
グニャグニャ、フラフラだった足回りがシャキッとして直進性が高まり、ポパイがホウレンソウを食べて強くなった感じになりました(笑)

今回のテラノもまだまだ質実剛健・頑丈なボディで気張ってもらいたいものです。

以上。



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(2017/6/22);トヨタ・アベンシス(英国製・逆輸入車)、ダンパーの交換をしたいが、対応のダンパーがない!ようやく見つけた・・・

アベンシスワゴン ATZ250
2007年式
走行距離 48,000㎞超

トヨタ・アベンシス イギリス生産の逆輸入車 純正対応のダンパーが少ない。

イギリス工場生産の逆輸入車
ヨーロッパ生産ならではの剛性感、高速域での安定感を持つクルマ。

欧州仕様の特徴を持つのだが、
最近、本来のこのクルマの特徴・走りが失われつつある?!

高速走行でフラつきが気になる、直進性もイマイチな感じになってきた。

年式も10年を超えた。
クルマの乗り換えも考えたけど、愛着もあるのでどうしようか・・・悩ましい

ということで
、相談にご来店



それにしてもダンパーの選択肢の少ないこと・・・

純正代替品(純正同等性能)ダンパーの交換をご希望でしたので、

国内メーカーの代替ダンパーをほぼ網羅している、KYB New SRスペシャルで調べるも設定が無し。
困った、困ったというところで他メーカーで調べると、
SACHS・ザックス(ドイツ生産メーカー)に適合有り。



イギリス生産のヨーロッパの走りに適してつくられたアベンシスワゴン、
高速域の安定感、直進性を改善・求めるには最良かと今回はザックスダンパーを装着することに。

日本国内は欠品。
本国取り寄せ、おおよそ2か月待ちの足回り交換となりました。
大変お待たせ致しました。



装着後、お客様からメールを頂きました。

お世話になっております。
昨日は、ダンバー交換及び調整作業ありがとうございました。

 作業後に若干突き上げが有るかと言われていましたが、車重があるせいかあまり気にならず、交換後の感想を一言で言うと、『最高!』です。ダンパー納期で待った甲斐がありました。4月に作業を依頼して、ダンパー納期に2ヶ月間、待ちにまった交換作業日で、ワクワクしてお伺いいたしました。



 アベンシス自体10年目ですが走行距離がまだ49000kmなので、ひどく悪い訳ではなく、ただこの車が好きで10年と言う良い区切り(新車が買えない事情もあり)なのと、お伺いし交換の相談をした時、アローバさんの車に対する対応(ダンパーに対する考え)が慎重に言葉を選び、真剣でしたので、安心出来ると思い交換をアローバさんでお願いする事を決意しました。

 
交換前のアベンシスの状態をあえて悪く言えば、純正ダンパーのへたりが少し始まり、昨年の夏の高速道路、路面のうねりで車が沈み込みファファユサユサし、さらに直進安定性が弱く、路面の違いに対して細かな修正をしている状態を若干感じる状態でした。

 
この状態をアローバの末次さんは、試乗してすぐ理解して頂け、それを頭に置いて作業に取り組んでくれた事は、ディラーとは違うショップならではの強みだと思いました。また、機械の測定数値だけにこだわらず、運転した感覚を大切にし、再度調整してくれる事も、ディラーと違う作業の丁寧(真剣)さを感じました。


 最後に、素人の私の感覚ですが、交換&調整後に車を運転し、以下の違いを実感しましたのでレポートさせて下さい。

①直進安定性が良くなった。
・以前は、左右の路面の違いがあると、気持ち直線でも細かな修正が必要な感覚があったが、交換&調整後はハンドルがドッシリして、安心感のある直進性が出てきた。②フロントタイヤの接地感が増した


・以前は、フロントタイヤの接地が「線的」な感覚でしたが、交換&調整後は、「面的」になりビダット安定感が増した。③高速時、道路のうねりでおつりが出るファファ感が無くなりました。


・以前は、スピード出ると路面のうねりの以上に上下し、さらにおつりが来ておさまりが悪い感覚でしたが、路面のうねりを綺麗に吸収&対応しておつりが無くなりフラット感が出た。

私は、このように感じました。

今来週末は、マラソン大会で山梨県の西湖まで行きますので、運転が楽しみです。あまりお金はかけられませんが、ブレーキ関連の相談も時期を見てお伺い出来たらと思っています。


(PS:代車のダンパーも良かったですが、それ以上にブレーキのタッチ感がしっかりしていて感動しました。)
ありがとうございました。
長文になり失礼しました。


足回り交換前、交換後、
どちらもじっくり試乗した私にはとてもわかりやすい比較のご感想でした。

2ヶ月待ちのダンパー納期で多少のプレッシャーも感じていましたので、(笑)
ご満足いただけて、正直『ホッとした』という作業になりました。

以上。


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(2017/3/14);ヴェルファイア、ミニバン特有の2列目、3列目の不安定感を解消する車高調は?


ヴェルファイア 新車 
2017年式 GGH30 3.45L 


室内に新車のかおり漂うド新車のヴェルファイア。

納車前にテイン・FLEX-Aを予約にご来店いただき、納車直後にタイヤ・ホイールインチアップ。
走行距離150キロ程度での入庫となりました。

最高級グレードは、ハイブリッド車でエグゼクティブラウンジ・グレードで700万円越え、最高級ミニバンの一つとなったヴェルファイア。
ヴェルファイアのための車高調はテインのFLEX-Aか。



トヨタは、後輪の足回りに特に注意を払ったようです。

後輪の足回りは

現行30型プリウス同様、
「トーションビーム式サスペンション」から、「ダブルウィッシュボーン式サスペンション」に進化しています。
http://toyota.jp/vellfire/performance/performance/

運転する楽しさ・走りの楽しさ・高級車ならではの乗り心地を追求しての形状変更とのことです。

具体的には以下のイメージだといいます。
                  
そして、テインの車高調を入れると・・・・・・・
                       


新車同様のこの車、やはり、汚れが少なくいいですね~~~

フロントは、
こんな感じです。


選択した車高調の「テイン・FLEX A
バンプ・ストップ・ラバー採用によりリアの突き上げを低減3列シートも快適な乗り心地を謳っています。
高級車の乗り味を損なわないと。
https://www.tein.co.jp/products/flex_a.html


純正とテインの車高調を比較すると、・・・・


左の純正はなんとなく大げさで、仰々しい感じがし、重そうですが、テインはスッキリし、軽そうです。
実際、軽いようです。


さて、見た目の雰囲気はこうなりました。


フロントは、

これで50mmダウンです。


後輪は、

後輪は、40mm程ダウンしました。


全体の雰囲気はこうなりました。


スタイリッシュな真の高級車となりました。
はたして2.3列参列シートの乗り味・乗り心地やいかに?!


楽しみですね。


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(2017/3/7);VW・パサート、118,000km走行後、その走りは何が変わり、何が変わらないか!


どんな車も、118,000kmも走れば、足腰が弱るのは当たり前!

新車時のあの、新鮮な感覚は思い出そうにもなかなか難しいものだ。

でも、それに一歩でも近づけれるとすれば・・・・・



今回の車は、そんなVW/パサートの足回り交換です。
VWパサートの足回り交換 ビルシュタインのB6ダンパーでこうも変わるのか!

かれこれ5年前、アライメント調整で一度ご来店頂いたお客様から今回は走行距離「118,000キロ」
走ったのでそろそろ、足回りのリフレッシュしたい、とご来店頂きました。

「ビルシュタイン ダンパーB6」

定価105,840円→84,672円

車は、VW パサートV6ワゴン4駆
平成19年車  118,000㌔


まずは、今の現状を確かめるため足回り交換前に一旦試乗、状態の確認です。

118,000km走っているのだから相当な不安定さやフワフワ感があるのだろうと思い試乗してみたところ
これがまた、意外や意外・・・ 結構、安定してしっかりとした走りをしているのである。

まだまだ、現役で走れるのではないだろうか!と思うぐらいの何の不満もない走り、
そのしっかりとした純正足回り118,000kmから今度は、「ビルシュタインが誇るB6強化ダンパー」を

入れたらどのようになるのか交換前から結構楽しみ!である。


さて、作業をするときに気を付けることの一つ、それはネジ類が古くなり、固着など怒っている場合があると言うこと。
従って、取り外しには気を付ける、また、逆に取り付ける時にも、です。




足回り交換をすると言うのは、そうそう頻繁には行いません。
特に年数や走行距離が経ったおクルマはボルトの痛みも出てきます。
そのため、各ボルト類を外した際、かじり防止として、要所要所にグリスアップを行います。


上記の場合、ストラットの下部の付け根に使われているボルトなどです。


交換すると、やはり、気になるのはお客様の率直な感想です。
以下、メール(写真付きで)でいただきました。

昌人様。
ご無沙汰しております。

以前、お約束しました「個人的な感想」を、初日と1ヶ月後に分けて報告したいと思います。

 まずは、結論から言いますと、「満足」。この一言です。

特に、「長距離の疲労度が全く違う!」という事でしょうか。

期待していた以上の体感が得られ「もっと早くやっておけばよかった」と少し後悔しました。

 

第一印象。

 「この硬さ、うちの家族ギリギリラインかも…」と少し心配に。

お店からの帰り道、確かにフワフワは無くなり嫌な感じがない!

ただ、思ったよりも段差を乗り越えた時の「硬さ?」が…

ちょっとトライしすぎたか… 心配に。

 次に、最寄りの横浜青葉インターから高速に入ると・・・

顔がニヤケテしまうと共に、自制心を取り戻す必要がありました。

車の性格がガラリと変わった印象です。

「吸いつくような走り、安定感」が体感でき、先程の心配がどこへ?

変えて良かった。冒険して良かった。

 以上が、初日の感想です。


次に、約1ヶ月後。

述べ2,500キロ程走行した後の「個人的な」長所と短所です。

長所

・長距離運転した後の「疲労が激減」した。⇒交換直前・直後に志賀高原への同じルートで顕著に表れた。

・高速性能が格段に良くなった。⇒下り坂のコーナー(長坂(中央道)や日立(常磐道))は、新車時以上の安定性。

・横風でハンドルを車体が持って行かれにくくなった。交換直前・直後の関越道・北関東道(上州からっ風)で顕著に表れた。

・アイスバーンの凹凸面(チェーン等で洗濯板状になった路面)では、予想に反し以前より快適(20~50㎞/h)。

 

短所

・道路の段差、窪み、繋ぎ目によっては、以前より衝撃を感じる時がある。⇒前がフワフワだった為か、余計に感じた。

 (500キロ程走って大部分は慣れたが、繋ぎ目段差が大きいものは、未だに構えてしまう。)

・アイスバーンの凹凸路面(チェーン等で洗濯板状になった路面)では、トランク内の荷物を雑に積むとカタカタ音が出る。

 ⇒鞄やバックの整頓をし直したら、納まった。

・歩道などの段差を越える時(特に斜めに片輪ずつ越える時)ドアパッキンあたりからキシミ音が出るようになった。

 ⇒パッキンの擦れている箇所を紙やすりで、削ったら消えた。

 

その他

家族等の感想

・一番心配していた家族(妻・子)からの苦情や反応は特になし。

・妻の運転時や段差を越える時も「そんなに変わらないと思うけど」で済む程度。

 前回のアライメント調整でお世話になった時は、「運転が楽になった」と言っていたのですが… 

 良くも悪くもこんな感じです。

・車好きの後輩にスキー帰りの高速道路を運転させたら、安定性の良さにショックを受けていた。

 オドメーターを見て更に驚いていた。 

 

3ヶ月待ちは長かったですが、おかげで雪山への交換前・交換後の状況がよ~く分かり貴重な体験をしました。 

次回も宜しくお願いします。 

「K」






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(2017/2/7);VW・GOLF7ヴァリアント、車高を下げたいと思って「H&R」製サスを入れてみた

車高を下げたい、そのきっかけは新車購入から3年が経ち、ディーラー保証の期限が切れたことだった。

もちろん、以前から車高を下げたい、という希望があってのこと。


というのも、うなずけることですね。
この純正時の車高をご覧ください。
ゴルフ7・ヴァリアントの車高を下げる H&R製のダウンサス
これは新車時の様子ですが、確かにタイヤハウスの隙間は”ちょっと異常”というくらいに広いものです。
これを下げたくなるのは、ごく普通の感覚。

そこで、選択したダウンサスは「H&R」製でした。
(お客様の)、部品持ち込みでの作業でした)





純正と比較してみると、こうなりました。
   フロントです。         

装着すると、こうなります。
                  


                      リアです、


装着すると、こうなります。
             

さて、車庫を下げてみたらこうなりました。
全体の雰囲気です。


そう、これなら納得でしょう。
もちろん、車高を落としたのですから、アライメント調整は必須です。


お客様から以下のメールを頂きました。

MASATOさん
今日は大変お世話になりました。

ローダウンと合わせてアライメントをお願いして良かったです。


直進時の安定性、曲がるときの切れ味が格段にいい感じです。

これまで特に不具合は感じていなかったのですが、作業後の車に乗ってみてすぐに違いが分かりました。

ちなみにサス交換では前が30−35mm、後ろが40−45mmほど低くなったと思いますが,
乗り心地はノーマルとほとんど変わらないです。

ご参考まで。

 


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(2017/1/22);SAAB9-3、純正ダンパーが手に入らない!ビルシュタインは?執念で手に入れて、ホッとする!

「SAAB」=サーブという車メーカー、その存在すら知らいな人もいるでしょうね。

今回の車は、
サーブ9-3カブリオレ ヴェクター  2006年式 FB207
   直4 2.0Lターボ    走行距離 105500キロ


1937年、ときのスウェーデン政府が軍用機の製造を目的に設立したのが起源のメーカー。
だが、ここ10年以上、世界的に売れ行きが低迷、国内大手の輸入代理店も取り扱いをやめた。
メンテナンスの保証期限も切れ、部品調達ができなくなった。

2017年中には、「SAAB」という名前も消えるという・・・・・



走行距離が10万㎞を越え、走りが不安定になる。純正ダンパーの交換を考えるが入手不可という。
では、ビルシュタインに設定はないのか?

調べてみると、日本国内には皆無だという。

でも、お客様は諦めなかった。
直接、ビルシュタインの総代理店である「阿部商会」に問い合わせ、調べてもらうとドイツには今もなお交換のための「B6」というダンパーが出ている、とわかった。



そこで、当店を通じて、阿部商会にドイツからの取り寄せることに。
そして、手に入ったのがこれです。



交換後はこうなりました。
SAAB9-3 ビルシュタインのダンパー交換 ビルシュタインのB6ダンパー                
           SAAB9-3 ビルシュタインのダンパー交換 ビルシュタインのB6ダンパー


お客様からの走行後の感想は以下の通りです。

ご担当者様

遅くなりましたが、ショック交換後の続報をさせていただきます。

日曜日に八王子~成田空港往復ですから、首都高の高速コーナーもありました。

・乗り心地がフラットで、ショックアブソーブという語彙が理解できます。

・直進性、コーナリングとも抜群の安定感があります。

・今までのコーナー前の減速から立ち上がりのスピードとは次元が違う感じです。

逆にコーナーへの進入速度が高くても安心してすり抜けていく踏ん張り感があります。

・トランクには妻の出張の大荷物を入れていたにも関わらず、 同乗の妻も

安定した車の動きには実感があったようです。

 以上、引き続きご教示いただきたくよろしくお願いいたします。


良かったです。
希少なクルマとなりましたが、元々は作りの良い車です。
そして長く乗れば乗る程愛着の出る車、こんな車を大事にするためにも部品メーカーも頑張ってほしいものですね。
今回は「阿部商会」様にお世話になりました。


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(2017/1/20);クラウン・アスリート、フロントのタイヤハウスのスキマが気になった!それが解決できた「Ti2000」ダウンサスで・・・

車は、クラウン・アスリート 2010年式(GSR204) 走行距離42,000km。

この車にお乗りの方なら同じような思いをしているかもしれませんね、
フロントのタイヤハウスの隙間が気になって仕方がありません。


リアとつり合いが取れているならまだ我慢もできたでしょうが・・・・・・あまりにもアンバランス!
クルアンアスリートのタイヤハウスの隙間をこうして解決した

この写真では、撮り方がヘタクソだったせいか、よくわかりません。(笑)

事前に四輪とも高さを測ってみました。
何度測ってもリアの隙間よりフロントのそれは20mmも大きい=隙間が多いのです。
左右差は前後ともほぼありませんでした。


これ、走っているうちにこうなってしまった、というのではないようです。
新車時からこうなっているようです。
このアンバランス、メーカーはどう考えているのか、聞きたいくらいです。


さて、ここでダウンサスを入れたのですが、
この車についている”純正ダンパーのAVS機能・減衰力調整機能”は残しておきたい、ダメにしたくないので、ダンパーはいじらずに、
サスペンションだけの交換となったのです。
そして、選択したのが、RS☆R製の「Ti2000」です。


HPはコチラから→


これは見事でした!

ヘタリ永久保証付きです。

なんだかこの保証も心強いですね。

さて、交換後はこうなりました。

そう、すっきりした感じです。

肝心のフロントはどうなった?


ダウン量    フロント)40ミリ弱  リア)20ミリ程度

素晴しい!RS-R Ti2000!
一つの製品をこうも褒め上げていいのだろうか?
でも、キッチリ、希望通りのダウンだったのです。


数日後、お客様がご来店されました。
ガリ傷を作ってしまい、その修理の相談に来られたのですが、その時の感想はこうでした。
「車高を落としたせいか、車体のふらつきまでが治った、落ち着いた感じになりました。そして、見た目もバッチリです。」

嬉しいですよね。
お客様と一緒に喜びを共有できる、これ、仕事しながら最高のやりがいです。

RS☆Rさん、ありがとう!(? 笑)


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(2017/1/19);GOLFⅦ、国内欠品中と言うことで、2か月間待ってようやく入れた「ビルシュタインB6」ダンパーでした!

 
結論から先に言えば、

ドイツ本国から入ってくるまで2か月間待ちましたが、
待った甲斐があった!という。


車は、2013年式 走行距離76,000km。

交換に至った経過はこうです。
ダンパー(ショックアブソーバー)にオイル漏れがあり、そのせいで挙動がおかしくなっていた。
そこで、リアだけ純正のダンパーを入れて変えてみた。

すると、フロントとリアのバランスがおかしくなり、走行しながらその不安定さが気になりだした。
いっそのこと、76,000kmも走っていることもあり、ダンパーを社外品の「ビルシュタインB6」に変えてみよう、となった。

でも、残念ながら国内で欠品中。
人気車種のせいもあるのでしょうね。

2ヵ月すればドイツ本国から入荷する、ということで待つことに。

ビルシュタインB6ダンパー ゴルフⅦにいれたら正解でした
交換するなら当然へたっている=経年変化している純正部品、アッパーマウントなどの部品も一緒に交換です。
左上の黒い部品。


                 
                    
足回りの交換後は、アライメント調整、これは欠かせません。

よし、これで、ということでお客様に乗って頂きました。
その時の感想がコレです。

「スポーツ系のダンパーと思っていたのですが、路面のわだちや凹凸走行時の突き上げ感はマイルドですね。
直進性もよくなった気がします。そして一番は、前後のアンバランスな不安定感がなくなったのは良かったです。」

こんな印象を頂きました。

こいう感想は、結構気になるものです。
というのも、人の感性は多様ですし、同じ言葉でも言わんとするその中身はマチマチです。
喜んでいただけるとホッとするのです。

ありがとうございます。


さあ、今年も足回り交換が始まりました。
ガンバロウ、ですね。


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