(2018/4/3);デリカD5(4WD)、車高を上げてそのままにしていた・・・リアタイヤのキャンバー調整に”パーツ”を入れてみた
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車は、ミツビシ・デリカ D5(4WD)

昨年、当店で「ジャオス製 サスペンションキット」を入れて、約40mmほど車高をアップさせました。
同時に、BFグッドリッチのタイヤ「オールテレーンKO2」とホイール「ジムライン タイプ2」を取り付けました。
その時、アライメント調整は後日、しばらくしてから、ということでそのままにしてきました。
冬場に、スタッドレスタイヤを履き走行していたのですが、夏タイヤのBFグッドリッチでは感じなかったタイヤのヒドイ摩耗が顕著になってきたそうです。
出来るだけタイヤの摩耗を少なくしたい、ということで持参されたのが、リアのキャンバー角調整用のパーツです。
本来、リアのキャンバー角は調整できません。
車高を上げれば必ずタイヤのキャンバー角はプラス側(いわゆる逆ハの字)の症状を引き起こします。
そこでお客様自身で探して持ってこられたのが、「TGS」というショップの「Rear Upper Contorol Arm」という部品。



作業前のリアタイヤの状態ですが、なんとなく”逆ハの字”になっているような気がします。
(目で見て、すぐにわかるようでは、やはり、問題です)
リアの足回りはこうなっています。

矢印の部品を「調整用アーム」に交換します。

上が持ち込まれた「調整用ア^ム」、下が「純正品」でうす。
見た目には大きな差はないのですが、交換すると、リアタイヤのキャンバー角をマイナス側に変更できるのです。

この部品、メーカーの説明によると1インチアップしたときに効果がある、ということですが、数値は不明です。
でも、確かによくなったことは確かのようです。
が、今回のお客様は1インチ(約24mm)アップではなく、もうすこし高く(40mm)していますから、完璧でないことは確かです。
ですが、コレを入れなければタイヤの摩耗はこれからも大変だったと思います。
良いパーツがあるのですね~~。
最後には当然ですが、アライメント調整をしましたが、これはこれで結構大変でした。
さて、後日、お客様から以下のようなメールを頂きました。
当方、ある有名チームにて、ラリー、ダートトライアルを全日本クラスで10数年やっておりました。
引退後は、ランクル二台、JB23Wジムニーでクロカン競技など楽しんでいました。
ガードレール、縁石、岩などホイールなど足回りヒット当たり前。
だから、真っ直ぐ走らない、ステアリングの斜めは普通な世界であり、アライメント調整とは無縁な世界でした。
しかしファミリーユーズカーになってからは、ノーマルが一番!と思ってた矢先、昔の癖でプチカスタマイズ。
目から鱗がおちました!
悪路を走る競技以外では、街中、高速において、アライメント調整が見た目重視な競技パーツにとって、とても重要で、本来のパーツの能力を発揮できる事を・・・
調整後の現在デリカの足回り不具合は全くなく、社外製のスタビやインチアップは本来の仕事をしてくれています!
信頼出来るアローバさんに感謝です!
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丁寧なご感想、ありがとうございます。
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(2018/3/31);右後ろを縁石で大ヒット、ディーラー修理・交換したが、アライメントは??保険が効かない!だって
スバル・インプレッサの例
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右後ろタイヤを縁石に勢いよくぶっつけ、乗り上げてホイールや足回りを損傷してしまったスバル インプレッサ。
その後、カーディーラーで足回りの修理、タイヤ、ホイールを各1本交換。
車両保険を利用して足回りの修理をしたので当然アライメント調整もお願いしたが、今回の修理内容ではアライメント調整作業は保険適用外との回答・・・(>_<)
仕方なくすべての修理完了し乗ることにした。
お客様は修理後何度か走行して現状を確認してみたが、やはり、・・・街中では特に問題を感じないが、高速時は左に流れる感じがして気になる、
安定性にしても、今までとは違う感じでディーラーに再び交渉するもやはり、保険でのアライメント調整対応は出来ない、と言う回答。
事故修理後からの走りが何だか、インプレッサではなく一般のクルマになった気がし、もう少し安定していたよな~と言う思いが強くなり、どうしてもアライメント調整を、
ということで今回のご来店でした。
実際に、試乗してみました。
乗るとすぐに確認出来るほどの異常な走り。
一般道からでも斜めに走っている違和感や安定しない走り。
試乗から戻って早速、アライメント測定し実際に足回りはどうなっているのかの診断です。
その測定結果は、これです。

こんな表現がいいのかどうか、何とも綺麗で、見事なデータです。
今回修理した右後ろの傾きだけがしっかりと「異常」を表しています。
右後ろトーの向き 「マイナス0度08分」
本来は少し内向き(左はプラス0度08分)が正常なんですが、右は外向き状態です。
仮にほったらかして乗り続けていたら、あっという間にリア右のタイヤの内側が減ってしまったことでしょう。
そこで、調整。
その結果は、これです。

どこもここもバッチリ!
今回の作業は、右後ろのトー角+前輪トー角の調整を済ませ作業は終了となりました。
アライメント調整終了後には、斜め走行の違和感も無くなりキチンとした「スバル インプレッサ」の元の走りへと戻りました。
最後に、お客様が一言。
「高い保険料」を毎月支払っているのにアライメント調整の費用もを出してくれないなんて・・・(>_<)
保険会社には・・・頭にくる・・・!
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(2018/3/30);Chevrolet Astro Van、2WD車と4WD車での料金差はなぜ?
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今回の車は、シボレー アストロ バン、その「4WD」です。

アメ車の「ミニバン」と言う言葉がよく似合う 「シボレー アストロバン」
日本車と比較すると、少し大きめのミニバンですが乗り慣れればとても使い勝手よく、ゆったり感は最高です!
アメ車らしい雰囲気を持ったミニバン、これこそです。
その「アストロバンでも、4WD車のアライメント調整」となります。

作業するときには、このように頭を突っ込んで作業することになります。
アストロ バンの中には 「2輪駆動車=2駆=2WD」 と 「4輪駆動車=4駆=4WD」があります。
2駆と4駆とでは足回り形が全く違う構造となっています。
そのため、アライメント調整をする上でもそれぞれの調整方法を取ります。
そして、料金も大幅に違いがあります。
「2輪駆動で概算 40,000円」
「4輪駆動で概算40,000円プラス足回りの加工料=60,000円」
上記のように差が生まれます。
※4輪駆動で足回りの加工をしているお車は概算40,000円となります。

この「〇印」を脱着し、アライメント調整が出来るように加工して初めてスムーズな走りになる様にタイヤの向きを変える「調整」が出来るようになります。
アストロのアライメント作業で、左流れや不安定な走り、フラフラなどが解決できます。
また、タイヤの極端な内減りなど、お困りの方、ご相談ください。
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(2018/3/6);Carolla Fielder Hybrido、他店でKYBのローファーキットを入れたが、アライメントはやっていなかった、その結果は?
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あなたは車高を落とした後、アライメント調整の作業をやっていますか?
もし、やっていないでほったらかしていると・・・例えば、こんな具合になります!

幅の広いタイヤ、タイヤの外側はまだまだ溝が残っているのに、内側はワイヤーが出てきた、これが原因で今にもバーストしそう。
この写真、例は実際にアローバであったことです。
アライメント調整を面倒で、費用がかかるから、などの理由で手抜きしてほったっらかしていてこうなったのです。
これ脅かしではありません!(ちょっぴり、ありますが・・・笑)
今回の車は、
カローラフィールダー・ハイブリッド E165G
2017年式 走行距離3000キロ超。
そうです、まだ新車に近い車です。


他店でローダウンをしたお客様からこんな相談を受けました。
当方、カローラフィールダーハイブリッド(平成29年式)に乗っております。
新車で購入後3000キロほどしか乗っていませんがタイヤ・フェンダー間の巨大なすき間が日に日に気になりだし先月、思い切って足回りをKYBのローファースポーツキットに交換しました。
(サス・ショック同時に)
交換後のアライメント調整をしていないのですが、アローバ様のWebサイトを拝見させていただきアライメント調整の重要性が気になりだしました。
今のところ直進性含めて(鈍感な私は)特にこれといった不具合は感じてはいませんが、せっかく足回りを交換したのだから専門家の方にきちんと見て頂いた方が良いと思いアライメント調整をお願いしたく、メールさせて頂きました。
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「確認の意味でもアライメント調整したほうがよさそうだ」ということで来店されました。これ。本当に正解です!
純正との車高比較でフロント30ミリ、リア20ミリ程度の車高ダウンをしています。
この車両の足回りで車高を下げると、
一般的に、
①フロント・キャンバー角がネガティブキャンバーとなる。
②フロント・トー角がトーアウトになる。
つまりはタイヤの内減りの原因となります。
測定してみると、今回はフロント・トー角がトーアウトでした。
キャンバーについては適正値で左右のバランスも問題ないので手を付けませんでした。
そのまま走り続けると、・・・冒頭の写真のようになるのは必至。
さて、アライメント調整ですが、今回は、前輪のトー角を中心に作業しましたので、短い時間と安い料金で済みました。
アライメントの結果、前輪だけをみてみると、こうなりました。

リアトーも手を付けたくなりますが、リアはトーションビーム式で、純正のアライメント調整機構はついていません。
調整できないこともありませんが、この数値でもタイヤ偏摩耗は発生しないでしょうから
今回はフロント・トー角のみの調整となりました。
今回は測定・フロントトー調整のみでしたので、¥17,280でした。
ダンパー交換、車高を下げた等、足回りに手をつけた後は車両の状態確認のためにもアライメント測定をオススメしています。
タイヤを長持ちさせる為にも重要なことです。
車両への安心感にも繋がります。
後々痛い目に合わないように、突然高額なタイヤ交換をせざるをえなくなる前に、
アライメント測定・調整をオススメいたします!
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(2018/3/1);Renault Lutecia RSsport、「左流れ」の原因は、主には後輪のトー角が一番の原因だったのかも・・・
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ルノー・ルーテシアRSスポーツ 走行距離17,500㌔
雪道を走っていたところスリップ事故を起こし、左側の前後をぶつけしてまった・・・(>_<)
それは、走ることも出来ないほどの接触事故、そして、レッカー車に運ばれ地元の修理工場まで運び修理となりました。
数日後、修理が治り走れる状態となったのですが、でも、その直後から異常なほど左流れをする車となってしまった・・・?
もちろん、修理をしてくれた工場へは2度の再点検をしてもらうも解決に至らず・・・
今回、ネットで見つけた「アローバ」にご来店することとなりました。

その時相談でいただいたメールは以下の通り。
有)アローバ 御中
初めまして。「Y」と申します。
貴社HPより、
「(2017/2/19);ルノー・ルーテシアRS、サーキット走行を楽しむ・・・!でも、こんなクセが強くて!」
を拝見させて頂き、メールを送らさせて頂きました。
上記の内容とは若干異なるのですが、私のルーテシアRSでも強い左流れが発生しており、
貴社でのアライメント調整で矯正して頂くことはできないかと思い、一度車両を見て頂くことはできませんでしょうか。
車種:ルーテシアRS・シャシーカップ(2015年7月登録車)
距離:17500km
現象:昨年末、凍結路面でスリップし左前の足周りを全損させてしまい、ディーラーにて、下記部品の交換を行いました。
・左前ロアアーム
・左前ナックル
・左前ハブ
・ステアリングギヤボックス
・四輪ショックアブソーバー&スプリング
※左前だけで良かったものの、部品入荷に時間がかかる為、アフター品に交換作業終了後のアライメントでは、下記項目以外は基準値に入っておりました。
・右後キャンバー +0°01'(基準値:-0°59'±0°30')
・スラストアングル -0°04'
ハンドルから手を離すと左に流れていってしまい、常にハンドルをセンターに保つよう力を入れている状態です。
また、HPにありましたように、左コーナーと右コーナーでのステアリングの感触も異なり、右コーナーはこじる様に力を入れております。
宜しく、ご返答の程お願い申し上げます。
お客様に改めて状況をお聞きし、試乗、修理した際のアライメントのデータのチェックなどをしてみました。
「左流れ」の状態を、実際に試乗して確かめてみました。
確かに!
お客様が言うには「これでも、少しは良くなったのですけど・・・」というのですが、やはり、強い左流れは残っていました。
調整前のデータは以下の通り。

全体的な印象としては、うん、結構いいのでは?後輪のキャンバーが基準値を外れて倒れているが、それ以外は・・・?
前輪を拡大してみると、・・・・

キャスター角、キャンバー角、そしてトー角、みな基準値内ですが、ここから「左流れ」の原因らしきものは?
気になるのが、「キャスター角」です。

左は、「5度36分」です。が、右は「6度10分」基準地内とはいえ、傾き過ぎている気がするのです。
車を左へ、左へと押しやることになっている?
では、後輪は?

後輪では、「トー角」が気になります。
この傾きは、後輪単独では右に行こうとしますが、それが前輪との関係でいえば、左へ左へと後ろから押しやる形になっている、そんな状態です。
後輪は、トーションビーム方式ですから、左右をうまく関連させながら動かすしかありません。
前輪は、エンジンサポートメンバやアーム類の調整で、後輪は、トーションビームを動かしつつ・・調整です。
その結果がコレです。

前輪のキャスター角は左右がそろいました。
後輪のトー角も、バッチリです!
じつはここまでなるのに、何度も試乗と調整を繰り返し、ようやくできた!、という感じです。
作業が終わったのは暗くなってからでした。

お客様に試乗していただき、ご納得いただけました。
正直、ほっとしています。
今回の料金は、58,320円でした。
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(2018/2/14);Dodge Challenger、調整で走りがさらに力強く、アメ車らしいだいご味が出てきた
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アローバにご来店された経過はこうです。
今までクルマの修理をするときはアメ車を専門で扱っているクルマ屋さんに頼んできた。
今回、3年前に購入した「1970年式 ダッジ・チャレンジャー」は今ままでとは違ってすべて自分で修理してみると決めました!
購入してからの3年間はひたすら自分で気になるエンジン類を修理の日々・・・
仕事の合間を見ては自ら仕入れた修理書を片手に修理、修理 ひたすら修理・・・
ようやく、まともに走れるようになったと今回、アライメント調整だけはアローバに頼んだ方が良いと判断して今回の来店となりました。

1970年式、つまりすっかり”クラシックカー”になってきた車、あっちこっち錆も出てきています。
足回りでは、

「MADE IN JAPAN」と刻印されたダンパー、これはもう少し頑張ってもらうとして、・・・・・
ヒビ割れが出てきたタイヤ交換は次回に。

フェンダー付近の錆が気になりますが、ま、これも勲章として考えてこのままに。
少しづつ、少しづつ修理していく、その過程も楽しいのです。

マフラーは新しい物に交換済みです。が、そこにも工夫があります。

うまく考えたマフラーの取り付け方ですね。
さて、測定前の試乗です。
肝心の走りの方ですが、大きいボディーのアメ車らしいだるさを感じる独特の走りでいかにも「アメ車」と言う走りです!
それほど気にならないと言うか、それなりに普通に走る気がします。
では、キチンとアライメント測定をして確認していきます。
測定結果は以下の通りです。
前輪の状態は以下のようでした。

調整前の四輪ホイールアライメント データがこちらです
一番上のキャスター角 左側0度21分 右側2度48分 その差2度20分
中央のキャンバー角 左側0度20分 右側0度37分 その差17分
一番下のトー角 左側1度24分 右側1度25分 左右合計で2度49分
意外や意外、とんでもない足回りの傾きで、驚くや否やこれほどまで異常な状態とは思いもよりませんでした。
調整前に感じていた「意外とそこそこ走る・・・!?」と思っていた予想とは真逆で足回りの状態、傾きはバラバラ異常そのものであります。
それにしても、その異常を感じることが出来なかった情けなさ・・・驚き・・・恥ずかしさ・・・を感じてしまいます(>_<)
このデータをもとに、調整を行いました。

何度か調整と試乗を繰り返しました。だんだん良くなるのですが、最良の状態に向かって少しづつ、です。
その結果は以下の通り。

最終的なアライメントデータ、数値がこちら
何度かの走行を繰り返しているうちに今までにないどんどん進んでいく力強さには圧巻です!
やはり、大排気量のエンジンが伺える走り快適さはこれだな!と感心するまでの転がりの良さが今回の一番の変化でしょうか。
「大きなボディーの古いアメ車」という印象は変わらなくともその力強さがアメ車の醍醐味であります。
蘇った余裕の走り「1970年式の ダッジ チャレンジャー」
これが、アメ車好きにはたまりません!
今回、エアーバルブの交換も追加になりかかった費用総額で「50,000円」となりました。

何度も言いますが、好きですね~アメ車!
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(2018/2/13);68式 Chevrolet Camaro、ここまでバッチリ調整ができればサイコーでしょう・・・・
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68年式の シボレーカマロ
さすがに、50年も前のクルマですから日頃からメンテナンスは欠かせません。
今回、足回り交換、各リンク類やゴムブッシュ類と様々な消耗部品の一掃をした言うことでアライメント調整の依頼を頂きました。

スタビリンクが新しくなっています!
コチラではアジャスタブルチューブが新品に
試乗後にアライメント測定をしたデータは以下の通り。

メーカーの基準内にあれば、色は緑色ですが、すべてが基準外、つまり狂っているために「赤色」に!
当然ですが、走りがまともにできる状態ではない。
調整後のデータはこうなりました。

バッチリです!
ここまで調整ができれば、部品交換をしてやってきた甲斐がある、というものです。
そりゃそうと、この車、お客様が大事にしている様子が分かります。
車の下もきれいにしてありました。

カマロをお持ちの方は少なくありません。そのメンテナンス、ご相談ください。
近所に付き合いのある専門ショップがあります。
マニアックなアメ車、イタ車、クラシックカー・・・大事に乗っていきたい方、ご相談ください。

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(2018/2/4);N-BOX、車高調を入れ、放ったまま走っていたらタイヤの「内減り」がとんでもなく・・・!
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フロントタイヤが「トーアウト」になっていると思うのでアライメント調整してほしい、
とご来店のお客様の車は、「ホンダ Nボックス JF型 2駆」
経過はこうでした。
丁度一年前の2017年2月、「車高調整キット」を地元のショップで組んだ。
それ以来凄いタイヤの摩耗でこの一年で2度のタイヤ交換をするほど減ってしまう。
しかも、4ヵ月前の昨年10月にタイヤ交換したが、もう交換しなければならないほど減っているんです
・・・と切実な悩み、症状を伝えるお客様。
その「4ヵ月前」に新調したタイヤが・・・

タイヤの外側(写真の➡)も減っているが、内側(写真の⇐)は今にもワイヤーが飛び出しそう!
このすり減ったタイヤが4ヵ月前は新品だった、という。
信じられない! 驚きです!
N-BOX,、まずは試乗し、アライメントの測定をしてみました。
その結果がコレです。

上記のデータの見方を簡単に説明をします。
一番下の数値 これは前輪の「トー角」
左側 マイナス1度10分 右側 マイナス0度56分
前輪の「向き」が、左右とも異常な「ガニ股状」に開いている、傾きになっていることが分かります。
これをイラストでイメージを説明すると・・・・

N-BOXは、本来の「トー角」は、つまり「前輪の向き」はほとんどまっすぐでなければいけないのですが、ご覧の通り、「前開き」で、
ガニ股状態で走っていた、というわけです。
タイヤの内側道路にこすりながら、引きずりながら走っていたのですから、早期摩耗するのは当然です。
これは、車高調製キットを組んで車高を下げると、必然的に「前輪トー角」が今回の様に極端にアウト側(ガニ股状に開く)なってしまいます。
そのため必ず、足回り交換後にアライメント調整をしっかりと行う必要があります。
。
その作業を怠ると今回の様にタイヤが常に引きずりながら走行して減ってしまうと言うことになります。
そして、調整。
そのアライメントのデータがコレです。

もちろん、タイヤを新しくしましたが、走りがスムーズになったのです。
余計な抵抗がなくなりましたから、まっすぐに走り、タイヤの内減りはほとんどなくなった、と言えます。
お客様の感想がお聞きしたいですね。
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(2018/1/30);ALFA Romeo Giulietta、他店でダウンサスを入れてアライメントをやったが、リアタイヤが内減りした~!
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5年ほど前に、他店で「H&R」のダウンサスを入れ、アライメント調整をおこなったというお客様から。
当時、「ジュリエッタ」の場合後輪キャンバーの調整は出来ない(調整不可)と告げられ、アライメント調整は”できる範囲”の作業で終了となりました。
それから月日が経ちました。
が、最近、後輪タイヤの内側が摩耗してタイヤ交換の必要が出てきた。
そこで、タイヤ交換と同時に再度、しっかりしたアライメント調整をしてほしい、と相談をされました。

今回、交換するタイヤは、ミシュラン パイロットスポーツ4 225/40R18
依然のモデルの「パイロットスポーツ3」からドライグリップ、ウェットグリップの基本性能が格段に向上しています。
ワンランク上のタイヤとなっている感じで、街乗りで走りたい!雨の性能を重視したい!というお客様にはぴったりです。
アローバとしてもお勧めできるタイヤです。
さて、試乗後、アライメントの測定をしてみました。
その結果がこれです。

後輪
キャンバー角 左側 マイナス3度08分 右側 マイナス3度23分
トー角 左側 プラス0度11分 右側 フラス0度17分
元々、純正の時から後輪キャンバー角の傾きは「マイナス側」になっている車です。
今回の様にダウンサスを組んで車高を下げた場合は当然のごとく、キャンバー角の傾きのは「マイナス側」に強くなります。
そのため、ダウンサスを組んで車高を下げたりした場合はアライメント調整という作業が欠かせません。
今回は気になる「後輪キャンバー」と「トー」の向きを調整していきます。
(※アルファロメオ ジュリエッタの後輪キャンバー、トーの向きを調整することは可能ですが、
すべての車両がる訳ではありません。 お問い合わせください。)
ジュリエッタのリアの足回りです
この車、通常なら「調整付加」ですが、そこはそれ、ちょっとした工夫で微妙な調整をします。
調整した結果がコレです。

【リアの調整後の数値】
キャンバー 左側 マイナス2度34分 右側 マイナス2度33分
トー 左側 プラス0度14分 右側 プラス0度15分
もう少し、キャンバー角を適正な傾きまで調整したいところですが、ジュリエッタの純正足回り、アライメント調整にも限界があります。
車高の高さと密接に関係してくるため今回は、ここまでが限界の様です。
それでも、調整後は確実に安定性、タイヤの偏摩耗と良くなっていることでしょう!
車の全体のバランスは以下の通りです。

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