あれやこれや役立つ情報欄
四輪アライメント編(14)


横浜のタイヤショップアローバからの提案です

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(2018/10/11);3年かけて修理してきたFORD・Mustang/マスタング、スムーズに走れるようになった



黄色のボディにボンネットだけが黒色!
ボディのカッコよさに惹かれて1972年式 Ford・Mustangを購入。

購入はしたもののエンジンや足回りはトラブルがあり、乗れる状態ではなかった。


購入して3年、問題個所の新品部品の購入し、修理を重ねてきた。

エンジン部分の下回り  マフラーなどの後部など
 
マフラーやスタビライザー、アーム類などがすごくきれいになっていました。
もしかして、デフ・ホーシングやドライブシャフトなども新品に交換されているようです。

見事に輝いていました!

行きつけの整備工場でありとあらゆるところを修理し、最終調整のため今回の来店となりました。
普通に走る分には問題ないように感じるが、高速走行時だけはハンドルの取られ安定性の無さが際立、というのです。

特にスピードを出すと急に怖いほどの”暴れ馬”となってしまうようです・・・(@_@)

というお
悩みでした。

状況確認、試乗確認後にアライメント測定して現状の足回りの状態を確認します。
測定後のデータは以下の様でした。(前輪)

一番上の数値 左キャスター角 マイナス1度29分    右プラス0度02分
中央の数値 左キャンバー角 マイナス1度35分   右マイナス0度52分

今回の高速走行時のハンドルの取られ、怖い走りの
原因はこのキャスター、キャンバーにあるようです。
これは、確かに暴れ馬かもしれません・・・(+_+)

そこで、調整作業です。
こんな部品、シムの差し入れで調整をしていきます。


暴れ馬をなだめるのに3時間余り費やしました。
ちょっと疲れた、かな?

調整後のデータはこうなりました。


何とか、ここまで調教できました。
街乗りでもすぐに感じる安定性はこれが本来のマスタングか・・・!とさらなる愛着、可愛さが芽生えたことだと思います。




翌日、お客様からお電話をいただき感激されミッションから感じる振動まで無くなったと報告をいただきました。

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(2018/10/10);Renault・ルーテシアRS、ミシュランのタイヤに交換し、アライメントをやってみたら・・・!!

タイヤ交換とアライメント調整で、車の走りがここまで変わる!

十分に想像がつくのですが、改めて、その”変化”に驚き、嬉しくなる話でした。


車は、ルノー・ルーテシアRS
2010年式 走行距離57,000kmの中古車を購入した、というお客様。

特別に問題を抱えていたわけではないが、長距離運転が多いということで、安心をより確実にして走りたい、ということで
タイヤ(ミシュラン・パイロットスポーツ4/PS4)を交換し、アライメント調整をすることに。



先ずは、店のまわりを試乗してみた。
格段、問題は感じないが、強いて言えばしっかりした路面へのすいつき感?がなく、微妙に斜めに走っている?感がある、ようでした。

まず、タイヤ交換です。


このミシュランのタイヤ、改めて思うのは、”スポーツ”という名称が冠されていますが、実際のところ、そうスポーツ志向を強めているわけでもないのです。
スポーツ性は高いのですが、ガチガチのグリップではなく、スムーズで乗り心地が良くて、とても走りやすい性格です。

タイヤの寿命もいいし、音も静か。
ちょっとスポーツ志向のある、ルーテシアRSみたいな車には最適のようです。


タイヤ交換後アライメント調整ですが、もう一度試乗してみました。
最初の印象は変わらないのですが、マンホールやわだちなどでハンドルがとられやすくなった、敏感になってしまった感じでした。

アライメント測定のデータは以下の通りでした。

全体的にメーカー指定の基準値内に収まっており、問題はないように思いました。
中古車を購入した時点で、けっこういい買い物ができたのでは、という印象です。

詳しく見てみると、・・・・

上はリアの状態ですが、基準値内に収まっているとはいえ、わずかに
左右差が出ています!
この”わずかの左右差”が走りの、微妙な斜め走りやマンホール上での挙動の異常に反映するようです。


また、前輪のキャスター角の左右差も気になるところ。

そこで、
①後輪のトー角の左右差
②前輪のキャスター角の左右差
・・・この二つを重点的に気にしながら調整していきました。

とはいっても、後輪の調整範囲はわずか、
一般論としては”調整不可”というシステムになっているのですが、そこをなんとかして、やってみました。


                  
                       

今回の調整は、リアのトーションビーム加工などのおおがかりな作業なしに、わずかにできる範囲での調整で全体のバランスを整えることにしました。


調整作業を繰り返し、最終の結果が下のデータです。


前後輪とも、左右差が残っていますが、何度かの試乗と調整の作業で出来上がった結果です。
たぶん、これでいいだろう、という確信の元、お客様に納車しました。


その後、お客様から以下のようなメールが届きました。そのまま紹介をします。

有限会社 アローバ 兼城店長様

いつもお世話になっております。

先日ルノールーテシア3RSのタイヤ交換(MI PS4)とホイールアライメントを実施して頂きました。「I」です。

(そちらのタイヤ交換日誌にも載せていただきありがとうございます)



あれから2週間近く車を乗りましたので感想を送付します。

今回はタイヤ交換とアライメント同時の施工のためトータルの感想になります。

走行条件は高速道路&保土ヶ谷BPがメインで毎日自宅と職場の往復走行距離約100キロ走行する条件になります。

また、最近は台風24号と毎日大雨と天候のコンディションは悪い中です。

通勤時は朝早くで夜遅くなので、暗い中での走行です。



1、ノードノイズが静かになった。(特にトンネルとかで静かさを感じます。)

2、アローバに出す前には路面の轍にハンドルを取られることがあったが、
 アライメント実施後は路面の轍にハンドルを取られづらくなっています、
 かといってハンドル操作が鈍くなったわけでは無く、ハンドルを切れば
 切っただけ車は動いてくれます。

 直進安定性が上がったのがわかります。
 そのことによって疲れにくくなっています。自分にとっての恩恵はこれが
 一番大きいです。

3、夜の高速道路走行中に急に大雨が降って、気が付いた時に目の前に川が
 流れていて時速80キロでその川に突っ込みました。

 
 以前の車に乗っていてた時、同じ道を走っていて大雨で川が流れていた
 ところを走行時にハンドルを取られてものすごく怖い思いをしましたが、
 今回は川の中に入ってもハンドルを取られることはなく、安心して走行す
 ることが出来ました。

 この大雨前にPS4に交換しておいてよかったです。他人のインプレッション
 を読んでもイマイチでしたが、いざ自分で体感してみて納得です。
 タイヤは命を載せているからやはり多少高くてもいいブランドのものを
 装着したほうがいいですね。

4、これは関係あるかどうか不明ですが、今回台風が近づいている状況での
 通勤でしたので横風が強い日が多くて風を受けても、フラツキが少なった
 感じがします。
 これは気のせいかもしれませんが…


5、お店の中で作業観察をさせていただきましたが、タイヤが装着されていた
 ホイールのタイヤビードが乗る部分の汚れた部分(ホイールにラバーが乗っ
 ている部分)についてきれいに落としているのを見て今までのタイヤささん
 と違って仕事が丁寧に感じました。

 仕事にプロ意識を感じ職人って感じがして信頼ができます。
 だからこんなにもいろいろな人がお店に訪れるのではないでしょうか?



 とにかく今回思ったのは、アローバに預けてよかったと思っています。

作業待ちの時に見たビルシュタインのサスが気になっています(笑)



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(2018/6/11);エスクード(TDA4W)、リフトアップした後、走りが不安定に・・・アライメント調整をやっていなかった

車は、スズキ・エスクード(TDA4W) 走行距離85,000km



この車、車高を上げる(リフトアップ)するのが一番雰囲気が出るかもしれません。
もちろん、個人の好みの問題でしょうが、スズキと言えばジムニー。あの車もリフトアップが似合うし、その兄貴分みたいなエスクードも・・・です。


さて、今回は以下のような相談から、でした。

「・・・他の店でダンロップのSUV用タイヤに交換した。サイズは、225/75R16。 すると、どうもそれからのように思うのだが、
安定感がなくなった、不安定な走りになった気がする。気にはなりつつも、車高を上げる(リフトアップ)する予定があったので
そのままにしていた。そして、これまた他の店でリフトアップした。すると、さらに走りが不安定になった気がして・・・・・・」


一度もアライメント調整をやっていないので、・・・
アローバへ相談、ご来店となりました。

早速、現状を把握することに。
その測定結果が以下のようです。


基準値内を「緑色」で示し、それを外れると「赤色」になる、そんなデータですが、にぎやかなこと!(笑)

タイヤ交換したせい、というより車高を上げた(リフトアップ)したことにより、キャンバーやキャスター、トー角などがバラバラに・・・
前後とも、少しずつですがバラツキが目立ちます。

これらがトータルで、安定性や直進性を失わせ、お客様の感じる不安となっていたのでしょう。



このエスクード、
前後の、キャスター角(前だけ)、キャンバー角、トー角がすべて細かく調整できるようになっています。
だからと言って、簡単というわけではなく、
微妙な試行錯誤、調整と試乗を何度か繰り返し、走りを確かめつつ最良のバランスを求めていきます。


まして、車高を上げている、ということから基準値内にすればいい、というわけにはいきません。

そして、最後の結果が以下の通りです。


本来はメーカーの基準値内、つまり「緑色」が理想でしょうが、リフトアップしたこの車の場合、そんなことにこだわりません。
「赤色」がリアのトー角に出ていますが、これが
この車の走りにはベストです。

全体としては左右のバランスがうまくできていると思います。

この結果、走りは変わりました。
安定した走り、ステアリングが楽に操作できるようになりました。


お客様の実際に走った後の感想が楽しみですね。


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(2018/6/9);VW・T3タイプ ヴァナゴンのフロントタイヤの内減りの原因・・・解決できました!

右前タイヤ内側が極端に減ってしまう、と言うことで「タイヤ交換とアライメント調整」のご相談でした。

内減りがヒドイ、というタイヤがこちら、


もうすこしすれば、すり減った部分からワイヤーが飛び出していきそうな状態です。
すぐ、交換しなきゃ!ですよね。


作業の前に試乗してみましたが、左に流れていく問題もあることが判明。
結局、タイヤの内減りの問題と左流れの問題、という2点を解決していくことにしました。


すり減ったタイヤを何と交換する?
タイヤサイズは、195/70R14です。


最初は、乗り心地を考えてミシュランの「エナジーセイバープラス」を考えていましたが、
「車両重量」に耐えられる強度を持つタイヤを、ということで選択したのが、ミシュランの
「アジリス」でした。

タイヤサイズを変更し、
185R14 8PR に。



これは正解でしょう!


さて、作業をしようとしたのですが、ここで「T3タイプ ヴァナゴン」という車、改めて見ていると不思議な感じに思えてきました。
なんだか、人間の顔にも見えてきませんか?

「丸いヘッドライト」に「横に広がったグリル」そして「色褪せたこげ茶色ボディー」が、ホラ、誰かに似ている?


さて、作業の話に戻りますが、タイヤを交換した後アライメント測定した結果が以下の通りです。
タイヤの内減りと左流れの原因を探ります。


前輪タイヤの傾き(後輪は、ここでは省略しました。)

一番上の数値 キャスター角です。
「左側プラス7度28分  右側プラス7度32分」基本は問題なしです。

中央の数値  キャンバー角です。
「左側マイナス0度31分  右側マイナス1度14分」 右側キャンバー角がマイナス側に強くなっています。

一番下の数値 トー角です。
これはほとんど「問題なし」です。

こちらの数値から見えてくるものはやはり中央の数値、右前キャンバー角がマイナス側に強くなり過ぎ原因で、
左流れとタイヤの内側摩耗につながっていることが分かります。



前輪の足回りですが、ヴァナゴンはキャスター角、キャンバー角、トー角みな調整できる仕組みになっています。


調整した結果が下の通りです。


ごらんの通りで、左右差がなくなり、タイヤ内減りと左流れの原因は基本的には取り除かれたでしょう。

作業後に走行しましたが、問題が解決した感じでした。
ブッシュが劣化しているかもしれない、と心配をしていましたが、これは大丈夫でした。

ボディ側面のコレ、今もなお現役ですね。
 いいですね~。


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(2018/5/21);峠道を走るのが好き、そんなPORSCHE911 GT3 RS、リアタイヤの「外減り」が気になる?

スポーツ走行が楽しみな車、
でも、タイヤがこうなっていたら、ちょっと心配。


車は、ポルシェ911 GT3 RS (2008年式 997型)



お客様殻の相談は、こうでした。
「サーキット走行はしないが、峠道を走るのが好き。
ま、それが楽しみでいつも走っているのだが、気になるのはリアのタイヤの減り方。

ポルシェはタイヤの減り方をチェックするのは車高が低く、タイヤハウスが狭いので見づらい。
でも、見てみたら、リアタイヤの外側の減り方が極端な気がする。
もう少し、リアタイヤのキャンバー角を寝かせればよくなるのではないか?」
・・・・という。


ご来店いただき、見てみました。
ポルシェのリアタイヤ、外側だけが摩耗する、極端な外減り、これおかしくない?

一目瞭然。
外側だけが極端に摩耗している。
内側は奇麗な状態のまま。こういう減り方は珍しい。

スポーツ系の車、特にポルシェみたいな車の場合、普通に!走っていても内側がよく減り、それで相談される方が普通だが、
こういう逆のパターンは少ない。


これは、コーナーをスピードを上げて曲がるとき、強く発生する遠心力をタイヤが踏ん張ってそれに拮抗する力を発生して横滑りを防ぐのだが、
その力がうまく働かず、車の特性を生かせていない、そんな気がします。


アライメントの測定をしてみました。
その「リアの部分」のデータはこうでした。



キャンバー角 (左側マイナス1度38分  右側マイナス1度26分)
トー角  (左側プラス0度19分   右側プラス0度15分)

・・・左右差がありますが、その調整もしますが、それよりも、今回のご相談に応えて、

今後輪タイヤ全体に力を分散させるため、キャンバー角の傾きを強くしていきます。


調整した結果が以下です。

キャンバー角を左右とも「35分~40分」ほど寝かせました、強くしました。


これで、コーナー時の踏ん張りはよく効くと思います。
安定感が増すと思います。

そして、タイヤの外減りも少なくなり、大部分のポルシェのようにあ内減り傾向になるでしょう。


後日、アh尻がスムーズ、軽快な感じがしている、とのメールをいただきました。
タイヤの減り具合は?結果はもう少し時間がかかると思いますが・・・


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(2018/5/5);Lincolon MARK V、こんなにタイヤが「内減り」しても走りに違和感がない??さすがアメ車!

今回の車は、Linclon Continental Mark V

リンカーン マーク V(ファイブ)/1977年式です。
大きさも雰囲気も”古き良き時代”のアメ車、そのものです。




今回のアライメント調整の相談は、
「フロントタイヤが極端に内減りする、なんとかならないか?」というものでした。


試乗しても、走りそのものはゆったりして、落ち着いた感じの走りで、違和感がないものでした。

さて、ご相談のタイヤがこれです。
フロントタイヤの内減り それも左右の減り方に大きな差がある


拡大するまでもなく明白ですが、・・・・・・・

うん、こりゃなんとかしなきゃ!


後輪は?

とてもいい状態でした。


そこで、アライメントの状態を測定=みてみました。
これが
前輪の様子です。

【一番上の数値】は、「キャスター角」
・・・・・・・・・・・・・これはそんなに問題ありません。


【二番目の数値】は、「キャンバー角」です。
これが今回の
タイヤ内減りの原因となっているようです。
左は「0度05分」  右は「マイナス0度58分」
・・・・・・右側が極端にマイナス側に強くなっているよう。


【三番目の数値】は、「トー角」
左右差はないのですが、左右ともマイナスが強すぎる、つまり”前開き”状態です。
これもタイヤの
内減りの原因になります。


調整する足まわりはこうなっています。




調整作業がおわりました。

残念ながら、調整後のデータがないのですが、調整後の走りはスムーズでした。

というか、調整前も走りそのものには問題がない感じだったのです。
タイヤの傾きなど少々問題があっても、それを気にせず走る・・・
これがアメ車、というところでしょう。


で、肝心のタイヤの内減りの解決は?
これはもうすこし時間をみなければ、わかりませんが、たぶん、解決できたと思います。
イヤ、解決できています。

というのも、タイヤの内減りの「原因」がはっきりしており、その解決ができたからです。
わかりやすいアライメント調整作業でした。


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(2018/5/1);中古購入のプリウス30、ちょっとしたクセが気になって・・ハンドルが左向き、左折コーナーが強すぎて・・

トヨタ・プリウス30をめぐるこんな話、どこにでもありそうですよね?
(なにもプリウスに限った話じゃないが)


「何か、おかしいね~  足回りでも交換してみると良いかも・・・?」
「何か問題はあるかもしれないけどディーラー整備士では分からないかも・・・?」
「普段から大雑把な運転しているから、何にも感じない! 何か問題ある・・・?」


・・・


2年前にディーラーから右前の修復歴有る「プリウス30」を購入した。
もちろん、購入ディーラーからは修復歴は有るモノの特段問題はありません。 ・・・と聞いていたため安心して購入を決意。

購入後、すぐに走りに違和感を感じていたのでアライメント調整をしてみるも
初め良くなった気もしていたが、2日もすると元の違和感を感じるようになった・・・?
それから、タイヤを交換しても変化なく、依然として何となく変な動きを感じつつ乗っていた。

以前に「レーシング カート」の経験もありそのカートつながりの友人など5人に状態確認の試乗をしてもらった。
「何か、おかしいね~  足回りでも交換してみると良いかも・・・?」
「何か問題はあるかもしれないけどディーラー整備士では分からないかも・・・?」
「普段から大雑把な運転しているから、何にも感じない! 何か問題ある・・・?」

などなど、意見も様々。


何となくおかしい気もするがどうしたらよいか分からないまま日々が続きました。

そして、ネットで見つけたアローバへ思い切って相談してみることに!
こちらが、その相談メールとなります。

ネットにて貴店をしりました。
横浜市〇〇区在住の「T」と申します。

プリウス30後期のアライメントをお願いしたいのですが。
右フロントに修復歴ありを購入しました。

症状を大まかにお伝えすると、当初からハンドルが少し左に傾くなと
思ってディーラーに相談したら、ハンドルのセンターが狂っていたので治しましたと言われ、タイヤも新品にしました。

徐々に左にまた向き始め、特に高速では左カーブでは左にハンドルを増す、右カーブでは真っ直ぐもしくは少し左に向けて進むといった感じです。

おおよその見積もりも教えていただければありがたいです。
お手すきの時にでもお返事いただければ助かります。




さて、実際に試乗し、測定を行いました。

アライメント測定の結果は以下の通りです。


データからすると大きな問題なく至って良好状態に思える今回の「プリウス30」です。

ちょっと見にはそうなんですが、実際の走りに違和感があり、走りがおかしいわけですからどこかに問題があるはず。
その原因らしきものを探っていきます。


ただ、大きな問題がないとは言え、違和感ある走りの原因を探ります。

まず、(一つ目)は、一番下の数値。後輪です。
後輪の「トー」の向き  「左側 0度01分  右側0度13分」

プリウス30の後輪の足回りはいわゆる「トーションビーム方式」というもので、左右を自由に調整することができない。
ディーラーでもこの差は治せません、仕方がありません、と言うしかない場所。

(二つ目)は、前輪の「キャンバー角」。
「左側はマイナス0度20分  右側はマイナス0度34分」
普通であれば、さほど問題ないとも思います、と片付けてしまうのです・・・
今回は少しでも原因と思われる個所を丁寧に見ていくしかないのです。

大きくは、この2つに今回の原因がありそうです。



その2か所を中心に調整してみました。
その結果がこれです。


調整前と後では数値はこのように変わりました。
後輪の「トー角」・・・「0度13分」➡➡「0度07分」
前輪の「カyンバー角」・・・「-0度34分」➡➡「-0度26分」


わずかの変化ですが、これが走りを一変させる!
のです。

お客様か以下ののメールをいただきました。
()アローバ、まさと様

本日アライメント調整して頂いた「T」です。

早速東名の横浜青葉~厚木、246と走りました。
右カーブ、左カーブ共に同じくらいの蛇角で曲がることができ、
直進も肩の力を抜いて運転出来ました!

ほんとに曖昧な説明を丁寧に聞いてくださり、また試乗の際、右リアの指摘、測定が、基本基準値に収まっていた中でこのセッティングを出して頂いてほんとにプロの仕事だと感じています。

カート仲間のもハンドルを握ってもらいましたが、「しっくりくる」と感想をもらっています。

余計なハンドリング操作がなくなったお陰か、普段と同じコースでの燃費もあがり、インパネからの異音も少なくなった気がすると家内からも言われました。

家も近いので時期が来たらタイヤ交換、サス交換お願いいたします。

ウン、嬉しいですね。

・・・これがやりがい、というものでしょうね。

こちらこそ、ありがとうございます。

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(2018/4/3);デリカD5(4WD)、車高を上げてそのままにしていた・・・リアタイヤのキャンバー調整に”パーツ”を入れてみた

車は、ミツビシ・デリカ D5(4WD)



昨年、当店で「ジャオス製 サスペンションキット」を入れて、約40mmほど車高をアップさせました。
同時に、BFグッドリッチのタイヤ「オールテレーンKO2」とホイール「ジムライン タイプ2」を取り付けました。

その時、アライメント調整は後日、しばらくしてから、ということでそのままにしてきました。
冬場に、スタッドレスタイヤを履き走行していたのですが、夏タイヤのBFグッドリッチでは感じなかったタイヤのヒドイ摩耗が顕著になってきたそうです。


出来るだけタイヤの摩耗を少なくしたい、ということで持参されたのが、リアのキャンバー角調整用のパーツです。
本来、リアのキャンバー角は調整できません。
車高を上げれば必ずタイヤのキャンバー角はプラス側(いわゆる逆ハの字)の症状を引き起こします。


そこでお客様自身で探して持ってこられたのが、
「TGS」というショップの「Rear Upper Contorol Arm」という部品。






作業前のリアタイヤの状態ですが、なんとなく”逆ハの字”になっているような気がします。
(目で見て、すぐにわかるようでは、やはり、問題です)


リアの足回りはこうなっています。

矢印の部品を「調整用アーム」に交換します。



上が持ち込まれた「調整用ア^ム」、下が「純正品」でうす。
見た目には大きな差はないのですが、交換すると、リアタイヤのキャンバー角をマイナス側に変更できるのです。





この部品、メーカーの説明によると1インチアップしたときに効果がある、ということですが、数値は不明です。
でも、確かによくなったことは確かのようです。

が、今回のお客様は1インチ(約24mm)アップではなく、もうすこし高く(40mm)していますから、完璧でないことは確かです。
ですが、コレを入れなければタイヤの摩耗はこれからも大変だったと思います。

良いパーツがあるのですね~~。

最後には当然ですが、アライメント調整をしましたが、これはこれで結構大変でした。


さて、後日、お客様から以下のようなメールを頂きました。
 当方、ある有名チームにて、ラリー、ダートトライアルを全日本クラスで10数年やっておりました。

引退後は、ランクル二台、JB23Wジムニーでクロカン競技など楽しんでいました。
ガードレール、縁石、岩などホイールなど足回りヒット当たり前。

 
だから、真っ直ぐ走らない、ステアリングの斜めは普通な世界であり、アライメント調整とは無縁な世界でした。
しかしファミリーユーズカーになってからは、ノーマルが一番!と思ってた矢先、昔の癖でプチカスタマイズ。

目から鱗がおちました!

悪路を走る競技以外では、街中、高速において、アライメント調整が見た目重視な競技パーツにとって、とても重要で、本来のパーツの能力を発揮できる事を・・・

調整後の現在デリカの足回り不具合は全くなく、社外製のスタビやインチアップは本来の仕事をしてくれています!
信頼出来るアローバさんに感謝です!
 

丁寧なご感想、ありがとうございます。


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(2018/3/31);右後ろを縁石で大ヒット、ディーラー修理・交換したが、アライメントは??保険が効かない!だって
スバル・インプレッサの例



右後ろタイヤを縁石に勢いよくぶっつけ、乗り上げてホイールや足回りを損傷してしまったスバル インプレッサ。
その後、カーディーラーで足回りの修理、タイヤ、ホイールを各1本交換。

車両保険を利用して足回りの修理をしたので当然アライメント調整もお願いしたが、今回の修理内容ではアライメント調整作業は保険適用外との回答・・・(>_<)
仕方なくすべての修理完了し乗ることにした。


お客様は修理後何度か走行して現状を確認してみたが、やはり、・・・
街中では特に問題を感じないが、高速時は左に流れる感じがして気になる、
安定性にしても、今までとは違う感じでディーラーに再び交渉するもやはり、保険でのアライメント調整対応は出来ない、と言う回答。

事故修理後からの走りが何だか、インプレッサではなく一般のクルマになった気がし、もう少し安定していたよな~と言う思いが強くなり、どうしてもアライメント調整を、
ということで今回のご来店でした。


実際に、試乗してみました。

乗るとすぐに確認出来るほどの異常な走り。
一般道からでも斜めに走っている違和感や安定しない走り。

試乗から戻って早速、アライメント測定し実際に足回りはどうなっているのかの診断です。

その測定結果は、これです。

こんな表現がいいのかどうか、何とも綺麗で、見事なデータです。

今回修理した右後ろの傾きだけがしっかりと「異常」を表しています。

右後ろトーの向き 「マイナス0度08分」

本来は少し内向き(左はプラス0度08分)が正常なんですが、右は外向き状態です。
仮にほったらかして乗り続けていたら、あっという間にリア右のタイヤの内側が減ってしまったことでしょう。

そこで、調整。
その結果は、これです。

どこもここもバッチリ!

今回の作業は右後ろのトー角+前輪トー角の調整を済ませ作業は終了となりました。
アライメント調整終了後には、斜め走行の違和感も無くなりキチンとした「スバル インプレッサ」の元の走りへと戻りました。


最後に、お客様が一言。

「高い保険料」を毎月支払っているのにアライメント調整の費用もを出してくれないなんて・・・(>_<)
保険会社には・・・頭にくる・・・!


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(2018/3/30);Chevrolet Astro Van、2WD車と4WD車での料金差はなぜ?

今回の車は、シボレー アストロ バン、その「4WD」です。



アメ車の「ミニバン」と言う言葉がよく似合う  「シボレー アストロバン」

日本車と比較すると、少し大きめのミニバンですが乗り慣れればとても使い勝手よく、ゆったり感は最高です!
アメ車らしい雰囲気を持ったミニバン、これこそです。

その
「アストロバンでも、4WD車のアライメント調整」となります。

作業するときには、このように頭を突っ込んで作業することになります。


アストロ バンの中には 「2輪駆動車=2駆=2WD」  と  「4輪駆動車=4駆=4WD」があります。
2駆と4駆とでは足回り形が全く違う構造となっています。
そのため、アライメント調整をする上でもそれぞれの調整方法を取ります。

そして、料金も大幅に違いがあります。
「2輪駆動で概算 40,000円」
「4輪駆動で概算40,000円プラス足回りの加工料=60,000円」

上記のように差が生まれます。

※4輪駆動で足回りの加工をしているお車は概算40,000円となります。



この「〇印」を脱着し、アライメント調整が出来るように加工して初めてスムーズな走りになる様にタイヤの向きを変える「調整」が出来るようになります。

アストロのアライメント作業で、左流れや不安定な走り、フラフラなどが解決できます。
また、タイヤの極端な内減りなど、お困りの方、ご相談ください。


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(2018/3/6);Carolla Fielder Hybrido、他店でKYBのローファーキットを入れたが、アライメントはやっていなかった、その結果は?

あなたは車高を落とした後、アライメント調整の作業をやっていますか?


もし、やっていないでほったらかしていると・・・
例えば、こんな具合になります!
車高を落としてほったらかしにしておくとこうなります!タイヤの内べりが間違いなく発生します。
幅の広いタイヤ、タイヤの外側はまだまだ溝が残っているのに、内側はワイヤーが出てきた、これが原因で今にもバーストしそう。

この写真、例は実際にアローバであったことです。

アライメント調整を面倒で、費用がかかるから、などの理由で手抜きしてほったっらかしていてこうなったのです。
これ脅かしではありません!(
ちょっぴり、ありますが・・・笑


今回の車は、
カローラフィールダー・ハイブリッド E165G
2017年式  走行距離3000キロ超。
そうです、まだ新車に近い車です。

カローラフィルダー・ハイブリッドのアライメント調整作業



他店でローダウンをしたお客様からこんな相談を受けました。

当方、カローラフィールダーハイブリッド(平成29年式)に乗っております。

新車で購入後3000キロほどしか乗っていませんがタイヤ・フェンダー間の巨大なすき間が日に日に気になりだし先月、思い切って足回りをKYBのローファースポーツキットに交換しました。
(サス・ショック同時に)

交換後のアライメント調整をしていないのですが、アローバ様のWebサイトを拝見させていただきアライメント調整の重要性が気になりだしました。

今のところ直進性含めて(鈍感な私は)特にこれといった不具合は感じてはいませんが、せっかく足回りを交換したのだから専門家の方にきちんと見て頂いた方が良いと思いアライメント調整をお願いしたく、メールさせて頂きました。


「確認の意味でもアライメント調整したほうがよさそうだ」ということで来店されました。これ。本当に正解です!


純正との車高比較でフロント30ミリ、リア20ミリ程度の車高ダウンをしています。

この車両の足回りで車高を下げると、
一般的に、
①フロント・キャンバー角がネガティブキャンバーとなる。
②フロント・トー角がトーアウトになる。
つまりはタイヤの内減りの原因となります。



測定してみると、今回はフロント・トー角がトーアウトでした。
キャンバーについては適正値で左右のバランスも問題ないので手を付けませんでした。

そのまま走り続けると、・・・冒頭の写真のようになるのは必至。


さて、アライメント調整ですが、今回は、前輪のトー角を中心に作業しましたので、短い時間と安い料金で済みました。
アライメントの結果、前輪だけをみてみると、こうなりました。


リアトーも手を付けたくなりますが、リアはトーションビーム式で、純正のアライメント調整機構はついていません。
調整できないこともありませんが、この数値でもタイヤ偏摩耗は発生しないでしょうから
今回はフロント・トー角のみの調整となりました。


今回は測定・フロントトー調整のみでしたので、¥17,280でした。


ダンパー交換、車高を下げた等、足回りに手をつけた後は車両の状態確認のためにもアライメント測定をオススメしています。

タイヤを長持ちさせる為にも重要なことです。
車両への安心感にも繋がります。


後々痛い目に合わないように、突然高額なタイヤ交換をせざるをえなくなる前に、
アライメント測定・調整をオススメいたします!

タイヤの見積もり、お問い合わせ
メールでは、 arroba@poppy.ocn.ne.jp
電話では、 045-942-8999 

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(2018/3/1);Renault Lutecia RSsport、「左流れ」の原因は、主には後輪のトー角が一番の原因だったのかも・・・

ルノー・ルーテシアRSスポーツ  走行距離17,500㌔
雪道を走っていたところスリップ事故を起こし、左側の前後をぶつけしてまった・・・(>_<)
それは、走ることも出来ないほどの接触事故、そして、レッカー車に運ばれ地元の修理工場まで運び修理となりました。


数日後、修理が治り走れる状態となったのですが、でも、その直後から異常なほど左流れをする車となってしまった・・・?
もちろん、修理をしてくれた工場へは2度の再点検をしてもらうも解決に至らず・・・
今回、ネットで見つけた「アローバ」にご来店することとなりました。


その時相談でいただいたメールは以下の通り。

)アローバ 御中
初めまして。「Y」と申します。
貴社HPより、
(2017/2/19);ルノー・ルーテシアRS、サーキット走行を楽しむ・・・!でも、こんなクセが強くて!
を拝見させて頂き、メールを送らさせて頂きました。

上記の内容とは若干異なるのですが、私のルーテシアRSでも強い左流れが発生しており、
貴社でのアライメント調整で矯正して頂くことはできないかと思い、一度車両を見て頂くことはできませんでしょうか。

車種:ルーテシアRS・シャシーカップ(20157月登録車)
距離:17500km
現象:昨年末、凍結路面でスリップし左前の足周りを全損させてしまい、ディーラーにて、下記部品の交換を行いました。

・左前ロアアーム
・左前ナックル
・左前ハブ
・ステアリングギヤボックス
・四輪ショックアブソーバー&スプリング
左前だけで良かったものの、部品入荷に時間がかかる為、アフター品に交換作業終了後のアライメントでは、下記項目以外は基準値に入っておりました。

・右後キャンバー +0°01'(基準値:-0°59'±0°30')
・スラストアングル -0°04'

ハンドルから手を離すと左に流れていってしまい、常にハンドルをセンターに保つよう力を入れている状態です。
また、HPにありましたように、左コーナーと右コーナーでのステアリングの感触も異なり、右コーナーはこじる様に力を入れております。
宜しく、ご返答の程お願い申し上げます。



お客様に改めて状況をお聞きし、試乗、修理した際のアライメントのデータのチェックなどをしてみました。
「左流れ」の状態を、実際に試乗して確かめてみました。

確かに!
お客様が言うには「これでも、少しは良くなったのですけど・・・」というのですが、やはり、強い左流れは残っていました。

調整前のデータは以下の通り。

全体的な印象としては、うん、結構いいのでは?後輪のキャンバーが基準値を外れて倒れているが、それ以外は・・・?


前輪を拡大してみると、・・・・

キャスター角、キャンバー角、そしてトー角、みな基準値内ですが、ここから「左流れ」の原因らしきものは?

気になるのが、「キャスター角」です。

左は、「5度36分」です。が、右は「6度10分」基準地内とはいえ、傾き過ぎている気がするのです。
車を左へ、左へと押しやることになっている?


では、後輪は?

後輪では、「トー角」が気になります。
この傾きは、後輪単独では右に行こうとしますが、それが前輪との関係でいえば、左へ左へと後ろから押しやる形になっている、そんな状態です。

後輪は、トーションビーム方式ですから、左右をうまく関連させながら動かすしかありません。


前輪は、エンジンサポートメンバやアーム類の調整で、後輪は、トーションビームを動かしつつ・・調整です。

その結果がコレです。


前輪のキャスター角は左右がそろいました。
後輪のトー角も、バッチリです!

じつはここまでなるのに、何度も試乗と調整を繰り返し、ようやくできた!、という感じです。

作業が終わったのは暗くなってからでした。



お客様に試乗していただき、ご納得いただけました。
正直、ほっとしています。

今回の料金は、58,320円でした。


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(2018/2/14);Dodge Challenger、調整で走りがさらに力強く、アメ車らしいだいご味が出てきた

アローバにご来店された経過はこうです。

今までクルマの修理をするときはアメ車を専門で扱っているクルマ屋さんに頼んできた。
今回、3年前に購入した「1970年式 ダッジ・チャレンジャー」は今ままでとは違ってすべて自分で修理してみると決めました!

購入してからの3年間はひたすら自分で気になるエンジン類を修理の日々・・・
仕事の合間を見ては自ら仕入れた修理書を片手に修理、修理  ひたすら修理・・・
ようやく、まともに走れるようになったと今回、アライメント調整だけはアローバに頼んだ方が良いと判断して今回の来店となりました。

             
                       

1970年式、つまりすっかり”クラシックカー”になってきた車、あっちこっち錆も出てきています。
足回りでは、

「MADE IN JAPAN」と刻印されたダンパー、これはもう少し頑張ってもらうとして、・・・・・

ヒビ割れが出てきたタイヤ交換は次回に。


フェンダー付近の錆が気になりますが、ま、これも勲章として考えてこのままに。

少しづつ、少しづつ修理していく、その過程も楽しいのです。

マフラーは新しい物に交換済みです。が、そこにも工夫があります。

うまく考えたマフラーの取り付け方ですね。


さて、測定前の試乗です。


肝心の走りの方ですが、大きいボディーのアメ車らしいだるさを感じる独特の走りでいかにも「アメ車」と言う走りです!
それほど気にならないと言うか、それなりに普通に走る気がします。
では、キチンとアライメント測定をして確認していきます。

測定結果は以下の通りです。
前輪の状態は以下のようでした。

調整前の四輪ホイールアライメント データがこちらです

一番上のキャスター角 左側0度21分  右側2度48分 その差2度20分
中央のキャンバー角  左側0度20分  右側0度37分 その差17分
一番下のトー角     左側1度24分  右側1度25分 左右合計で2度49分


意外や意外、とんでもない足回りの傾きで、驚くや否やこれほどまで異常な状態とは思いもよりませんでした。
調整前に感じていた「意外とそこそこ走る・・・!?」
と思っていた予想とは真逆で足回りの状態、傾きはバラバラ異常そのものであります。
それにしても、その異常を感じることが出来なかった情けなさ・・・驚き・・・恥ずかしさ・・・を感じてしまいます(>_<)

このデータをもとに、調整を行いました。
                                   
        
何度か調整と試乗を繰り返しました。だんだん良くなるのですが、最良の状態に向かって少しづつ、です。


その結果は以下の通り。

最終的なアライメントデータ、数値がこちら

何度かの走行を繰り返しているうちに今までにないどんどん進んでいく力強さには圧巻です!
やはり、大排気量のエンジンが伺える走り快適さはこれだな!と感心するまでの転がりの良さが今回の一番の変化でしょうか。

「大きなボディーの古いアメ車」という印象は変わらなくともその力強さがアメ車の醍醐味であります。
蘇った余裕の走り「1970年式の ダッジ チャレンジャー」
これが、アメ車好きにはたまりません!



今回、エアーバルブの交換も追加になりかかった費用総額で「50,000円」となりました。

何度も言いますが、好きですね~アメ車!


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(2018/2/13);68式 Chevrolet Camaro、ここまでバッチリ調整ができればサイコーでしょう・・・・

68年式の シボレーカマロ
 さすがに、50年も前のクルマですから日頃からメンテナンスは欠かせません。
今回、足回り交換、各リンク類やゴムブッシュ類と様々な消耗部品の一掃をした言うことでアライメント調整の依頼を頂きました。

シボレーカマロのアライメント調整 Chevrolet Camaroのアライメント

スタビリンクが新しくなっています!

コチラではアジャスタブルチューブが新品に


試乗後にアライメント測定をしたデータは以下の通り。
シボレーカマロのアリメント測定 データ
メーカーの基準内にあれば、色は緑色ですが、すべてが基準外、つまり狂っているために「赤色」に!

当然ですが、走りがまともにできる状態ではない。



調整後のデータはこうなりました。


バッチリです!

ここまで調整ができれば、部品交換をしてやってきた甲斐がある、というものです。

そりゃそうと、この車、お客様が大事にしている様子が分かります。
車の下もきれいにしてありました。


カマロをお持ちの方は少なくありません。そのメンテナンス、ご相談ください。
近所に付き合いのある専門ショップがあります。

マニアックなアメ車、イタ車、クラシックカー・・・大事に乗っていきたい方、ご相談ください。




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(2018/2/4);N-BOX、車高調を入れ、放ったまま走っていたらタイヤの「内減り」がとんでもなく・・・!

ホンダ N-BOXの前輪がトーアクト!車高調を入れてそのまま走っていたら極端な内減り。

フロントタイヤが「トーアウト」になっていると思うのでアライメント調整してほしい、
ご来店のお客様の車は、「ホンダ  Nボックス  JF型  2駆」


経過はこうでした。
丁度一年前の2017年2月、「車高調整キット」を地元のショップで組んだ。
それ以来凄いタイヤの摩耗でこの一年で2度のタイヤ交換をするほど減ってしまう。

しかも、4ヵ月前の昨年10月にタイヤ交換したが、もう交換しなければならないほど減っているんです
・・・と切実な悩み、症状を伝えるお客様。


その「4ヵ月前」に新調したタイヤが・・・
わずか4ヵ月でタイヤの内減りがここまで進んだ!おかしいでしょう!
タイヤの外側(写真の➡)も減っているが、内側(写真の⇐)は今にもワイヤーが飛び出しそう!

このすり減ったタイヤが4ヵ月前は新品だった、という。
信じられない! 驚きです!


N-BOX,、まずは試乗し、アライメントの測定をしてみました。
その結果がコレです。


上記のデータの見方を簡単に説明をします。


一番下の数値 これは前輪の「トー角」
左側 マイナス1度10分   右側 マイナス0度56分


前輪の「向き」が、左右とも異常な「ガニ股状」に開いている、傾きになっていることが分かります。
これをイラストでイメージを説明すると・・・・


N-BOXは、本来の「トー角」は、つまり「前輪の向き」はほとんどまっすぐでなければいけないのですが、ご覧の通り、「前開き」で、
ガニ股状態で走っていた、というわけです。

タイヤの内側道路にこすりながら、引きずりながら走っていたのですから、早期摩耗するのは当然です。


これは、車高調製キットを組んで車高を下げると、必然的に「前輪トー角」が今回の様に極端にアウト側(ガニ股状に開く)なってしまいます。
そのため必ず、足回り交換後にアライメント調整をしっかりと行う必要があります。

その作業を怠ると今回の様にタイヤが常に引きずりながら走行して減ってしまうと言うことになります。

そして、調整。
そのアライメントのデータがコレです。


もちろん、タイヤを新しくしましたが、走りがスムーズになったのです。
余計な抵抗がなくなりましたから、まっすぐに走り、タイヤの内減りはほとんどなくなった、と言えます。

お客様の感想がお聞きしたいですね。


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(2018/1/30);ALFA Romeo Giulietta、他店でダウンサスを入れてアライメントをやったが、リアタイヤが内減りした~!

5年ほど前に、他店で「H&R」のダウンサスを入れ、アライメント調整をおこなったというお客様から。

当時、「ジュリエッタ」の場合後輪キャンバーの調整は出来ない(調整不可)と告げられ、アライメント調整は”できる範囲”の作業で終了となりました。
それから月日が経ちました。

が、最近、後輪タイヤの内側が摩耗してタイヤ交換の必要が出てきた。
そこで、タイヤ交換と
同時に再度、しっかりしたアライメント調整をしてほしい、と相談をされました。

アルファロメオ・ジュリエッタのタイヤ交換は専門店のアローバで おススメはミシュランのパイロットスポーツ4

今回、交換するタイヤは、ミシュラン パイロットスポーツ4 225/40R18
依然のモデルの「パイロットスポーツ3」からドライグリップ、ウェットグリップの基本性能が格段に向上しています。
ワンランク上のタイヤとなっている感じで、
街乗りで走りたい!雨の性能を重視したい!というお客様にはぴったりです。
アローバとしても
お勧めできるタイヤです。



さて、試乗後、アライメントの測定をしてみました。

その結果がこれです。


後輪
キャンバー角  左側 マイナス3度08分  右側 マイナス3度23分
トー角       左側 プラス0度11分   右側 フラス0度17分


元々、純正の時から後輪キャンバー角の傾きは「マイナス側」になっている車です。
今回の様にダウンサスを組んで車高を下げた場合は当然のごとく、キャンバー角の傾きのは「マイナス側」に強くなります。
そのため、ダウンサスを組んで車高を下げたりした場合はアライメント調整という作業が欠かせません。

今回は気になる「後輪キャンバー」と「トー」の向きを調整していきます。

(※アルファロメオ ジュリエッタの後輪キャンバー、トーの向きを調整することは可能ですが、
すべての車両がる訳ではありません。  お問い合わせください。)


ジュリエッタのリアの足回りです
この車、通常なら「調整付加」ですが、そこはそれ、ちょっとした工夫で微妙な調整をします。



調整した結果がコレです。

【リアの調整後の数値】

キャンバー 左側 マイナス2度34分   右側 マイナス2度33分
トー      左側 プラス0度14分   右側 プラス0度15分

もう少し、キャンバー角を適正な傾きまで調整したいところですが、ジュリエッタの純正足回り、アライメント調整にも限界があります。
車高の高さと
密接に関係してくるため今回は、ここまでが限界の様です。

それでも、調整後は確実に安定性、タイヤの偏摩耗と良くなっていることでしょう!


車の全体のバランスは以下の通りです。



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2017/1/16~~2017/12/16

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