あれやこれや役立つ情報欄
足回り・パーツ編(14)


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(2018/10/4);MAZDA・デミオ、車高落としカッコよくなっただけでなく、「パワーブレース」で車体剛性を高めてみた

車はマツダ・デミオ(DJ3FS)2018年車 走行距離1,300㎞

前期モデルの最終型


以前は、ユーノスロードスターに乗っていたお客様、家族も増えて車の乗り換えを余儀なくされたそうです。
(こういう方、やはり多いですよね。当然といえば当然で、ある意味、嬉しいことですよね)


でも、・・・・・やはり、どうも物足りない!
・・・・・と、思われるのにもよ~く理解できます。


じゃ、どうする?

お客様が考えた結論は、こうでした。
できるだけ家族に迷惑が掛からない程度に、なおかつ、スポーティーさを求めて・・・。

乗り心地を犠牲にしないダウンサスを選び、車高を下げる。
そして、ロードスターで味わった車の剛性感にできるだけ近づけるように、ご自身で選択されたのが、
CUSCO製の「パワー ブレース」をフロントに取り付ける、ということでした。





用意されたのは、以下のパーツ。
  上の青いパーツがCUSCO製の「パワーブレース」というモノ。

下が、RS-R製の「Ti2000」というダウンサス。

たったこれだけです。

RS-Rのダウンサスは、有名ですが、詳しい情報や適応車種などが知りたい方は、以下をクリックして。


車高はこのように変わりました。

【前 輪】
                 

【後 輪】
                        

Ti2000装着で、前輪は20mm強下がり、後輪は30mm強下がりました。

全体的な雰囲気もこんなに変わりました。




さて、ロードスターのように、とまではいかないでしょうが、車体の剛性感を高めるために用意された、
CUSCO製「パワーブレース」ですが、このようになりました。

メーカーの説明では、この部品は、デミオ(現行/後期型DJ5FS)用となっていました。

お客様いわく、ネット情報を調べてみると、装着事例があるので、たぶんうまく装着できるのでは?ということでした。

自分のは前期モデルで型式はDJ3FSだが、やってみてくれ、ということでしたから物は試し、とやってみました。

 
仮当てをしてみても、全く問題がない感じでした。




装着すると、こんな感じになりました。

あっさり、無事に装着できました。

メーカーからは「車両装着の可否」を教えて欲しい、という話もありましたが、バッチリでした。
そんな報告をしておきました。
微力ですが、お役に立てたことでしょう。



さて、ちょっと耳慣れない「パワーブレース」ですが、
英語では「Power Brace」です。

Braceとは、つっかい棒、補強する、筋交いなどの意味ですから、要するに、車体の下から補強する、筋交いの役目をする、ということでしょう。


詳しい説明は、メーカーのHPをご覧ください。
下をクリック。



最後に、アライメント調整を行い、走りの総仕上げを行いました。


さてさて、カッコよくなりましたが、さらに、スポーティーな車体の剛性感は確保できたのか?大変に興味があるところです。
アライメント調整で短い距離ですが試乗した限りでは、けっこうかっちりしていた感じでした。


街中や高速、いろいろ試してみて感想が聞きたいですね。


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(2018/9/23);プリウス35・PHV、車高調(減衰力調整機構付き)とタワーバーの組み合わせでちょっと?が、・・・

車は、トヨタ・プリウス35 PHV

車高調を組んで車高を下げたい、という普通の希望ではないのです。
元々、ダウンサスを組んでいて、車高を下げていたので、コレ以上あまり下げたくない、というのです。


この車、純正のフロント・エアロパーツがけっこう大きいので、これ以上下げると坂道や段差で底を擦ってしまうようです。

さて、組んだ車高調は、TEINの減衰力調整機構付きの「フレックス・Z」

←フレックス・Zの詳細は


TEIN FLEX Z(フレックス Z) 定価113,400円→91,854円


さて、作業ですが、慣れているとはいえ結構面倒な場面もあるのです。


今回の足回り交換は前輪は、フロントガラス下ワイパーモーターなどのカバーはすべて外して作業を行います。

(薄い黄色で色どりした部分です)


狭いところに手をつんこんで作業することもあります。



アルミメッキされた奇麗なタワーバーを傷つけないように保護テープを巻いての作業です。


車高調を入れて前後の高さの調整をすると、こうなりました。

これ以上、車高を下げたくないというのが、お客様の希望でした。
今回、テイン・フレックスZを組み、一番車高を上げた状態がこちらの写真となります。
それでも、後輪は元の状態から20㎜ほど下がってしまいましたが前後のバランス的には良い感じだと思います。


ここからが気になるところ、です。
これ、右側(運転席側)の部分です。

この車に、車の揺れを抑えるためのタワーバーを付けると、ご覧のようにフロントガラス真下のカバーの下にギリギリになるのです。

その結果、フレックス・Zの減衰慮調整の調整ノブは、ストラットの真上にあるのですが、ご覧の通り、隙間がなくなってしまうのです。
タワーバーがなくても調整するのに苦労しそうなのですが、これだとほとんど不可能になってしまうのです。

それでも調整をしようとすれば、面倒ですが、フロントガラス真下のカバーを外し、スペースを作っての調整となりそうです。
自分でやるのは大変で、頼めば更に追加の費用が発生することになりそうです。



では、左側(助手席側)はどうか?


左側は、作業スペースがあります。
どんな仕組みになっているのか、左右がこれだけ違う作りというのも珍しい気がします。


いろいろ、考えるに、
フレックス・Z(減衰力調整機構付き)を組む時は、タワーバーを合わせて取り付けるのはやめた方がイイ、という気がします。
それとも、減衰力調整をストラットの下で行える車高調を探すか、でしょうか。


今回、こんな面倒な問題にぶつかりました。


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(2018/9/4);78,000km走行のフォレスター、急に発生した振動の原因は、ナント、ロアアームブッシュの劣化でした

車は、スバル・フォレスター 2013年2月登録 DBA-SJG型

走行距離は、78,000km

                 
                  

お客様からの相談内容は、以下の様でした。
「高速道路走行中に、急にハンドルが振動を始め、怖いほどのガタガタ、揺れが始まった。
タイヤバランスがおかしくなったのかな?見てもらわなきゃ・・・・・」
ということでご来店でした。


「高速時に振動が発生する」と聞けば、ああ、それはタイヤバランスがおかしいのでしょう、と言いがちです。
確かに、コレが一番多い原因です。


でも、急に始まった、その振動も運転をしていて怖いほど、ということですから、他の原因も含め調べてみました。
足回りのあっちこっちを調べてみて・・・原因が見つかりました。

 
左前のロアアーム、下から見たところ。

                
                
ロアアームを上から見たところ。

ちょっと見には、わかりづらいのですが、ゆすったりして確認するとガクガクと動くのです。
よくよく見ると、ちょっとヒビ割れがしている感じがする。
ゴムブッシュが劣化していることは確か。


力を入れて動かすと、ガタツキがはっきりしてきました。
ロアアームの小さいほう、大きい方もどちらもヘタリがでていました。


部品を確認し、ゴムブッシュの取り寄せをしました。


拡大すると、

その交換です。





ゴムブッシュの交換には、専用の工具を使います。


取り外したブッシュの状態はこんな具合でした。


フロントロアアームブッシュを交換して・・・

高速走行時のハンドルのブレは完全に解消され、車の安定性が見違えるようによくなりました。
交換後にすごく! 走りの安定性が増したことには驚くほどであります。
よくなることは確かなのですが、やはり、実際にこうも変わると今更ながら感動です。


すべての車が80,000kmほどでこうなる、というわけじゃありませんが、気になる方、一度ご相談ください。


今回の費用、
ブッシュのパーツ代   純正ブッシュ大小各2個ずつ計4個で 5,375円
交換費用 27,000円
アライメント測定・調整一式 32,400円
合計金額 64,775円



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(2018/8/28);プリウス30をさらにカッコよく、そして走りも極めてみるとこうなりました・・・・

H26年9月登録のプリウス30
走行距離44,800km


結構、カッコよく、問題なく見えるのですが、それでも納得できない人が少なからずいるのですよね。


                                
                                   
確かに!

特に、フロントに納得できないが、リアはさらに気になるのです!



そこで、カッコよさを追求し、走りも変えるために、今回はお客様が選択したのがコレでした。

①ビルシュタインB14キット

②トムス サスペンションメンバ強化プレース(フロント)

③トムス アッパーパフォーマンスロッド(フロント)

④ムーンフェイス アジャスタブルスタビリンク

⑤クスコ スタビライザー

・・・・などの取り付けとなりました。



①ビルシュタイン B14キットでこんな感じになりました。
←興味のある方は←をクリック


装着前と比べると
ずいぶん変わりました。

フロントは、                                          
                                        
                             リアは、
                                     
でも、リアが問題です。フロントに比べて下がり方が少ない、ということで、後日、サスだけを別メーカーのモノを入れたのです。
ちょっと冒険ですが、好みを追及するとこういう選択もありかな?



②トムスのサスペンションメンバ強化ブレース(フロント)を入れました。

←興味のある方は←をクリック


トムスのイメージを紹介しますと、

この効果は?
トムスの説明では、
ボディにマウントされるサスペンションメンバーユニットの取付け剛性を大幅に向上させる。
これによりステアリングレスポンスが向上。ジオメトリ変化も減少し、高速コーナーでもスタビリティが向上する。



③トムスのアッパーパフォーマンスロッド(フロント)を入れました。


写真ではわかりにくいですね。
トムスの説明だと、
サスペンションの付け根となるアッパーマウント部の左右に剛体となるバーを設け、フロント周りのボディ剛性を大幅に向上させる。
これによりステアリングレスポンスが向上すると共に、フロントサスペンションのジオメトリ変化減少により高速コーナーでもフロントの接地性が増す。




④ムーンフェイスのアジャスタブルスタビリンクを入れました。

←興味のある方は←をクリック




メーカーの説明は、
失われたアンチロール性能を取り戻す」として、
《スタビリティの復活で、快適な乗り心地と卓越した運動性能を堪能!》
スタビライザーとは、ロッドのねじれ作用を利用することでサスペンション作動時に生じる左右差を減少させ、
車体のロールを抑える働きをします。・・・・・

です。
楽しみですね。



⑤クスコのスタビライザーを入れました。
←興味のある方は←をクリック

残念ながら写真を撮り忘れのため、メーカーの写真を借用しました。

スタビライザー、その効用については、
メーカーの説目から見ますと、
スタビライザー   クルマが旋回するときに発生する車体の傾き(ロール)を適正に抑えるのがスタビライザーの役割。
クスコのスタビライザーは車種に合わせてバネ定数をベストセッティングとしているので、乗り心地を変えることなくロール量を抑制。
高速走行時のふらつきを改善し、レーンチェンジ時の安定性を向上させるなどの効果があります。




・・・・・

と言う具合に、プリウス30、カッコよさとともに走りを極める工夫が行われました。

さて、この感想が頂けると嬉しいですね。

楽しみです。


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(2018/6/10);トヨタ・カリーナ、旧車にあこがれ手に入れた、そして足回りをリフレシュ!

近頃、旧車人気の盛り上がりでしょうか、
ちょっと変わった愛車が欲しい、ということで購入したのが「TOYOTA・CARINA」(E-AT210)




旧車の域に入りつつあるこの車、いろいろな面で懐かしいというか、興味ある箇所があります。

「TRD TAMA」
年期を感じるヒビが入ったステッカーが時の流れを物語っています

  この「ツインカム20」は当時のエンジンとしては、上級グレード車両だけに
積まれたエンジンでした。

当時を思いだすと、大排気量だったり、バルブ数が多いことなどが憧れに
なった一つの基準でした。
  排気量1600ccのエンブレム。
旧車にあこがれる人々には、こういう一つひとつのアイテムが嬉しいもの。

これは同じ趣味を持つ人間だけが共有できる価値ですよね。


さて、足回りのリフレッシュですが、「カリーナ」用に部品など今もなお補充してくれるメーカーなどありません。
いろいろ、調べましたが、メーカーから返ってくる返事は「設定なし」

悲しいことですが、現実です。


そこで見つけたのが、TEINが発売している
「SPECIALIZED DAMPER」(スペシャライズド・ダンパー)というものです。
特注で足回りを一から製作してくれる「車高調キット」です。

詳しく知りたい方は⇐クリック

ですが、これまた残念なことに「カリーナ AT210」用はありませんでした。

そこで、
いろいろ調べ、イチかバチかで「カルディナ ST210G」用で試すことになりました。
それが、コレ

価格は、
定価153,360円→150,000円

製作期間は注文して、約2ヵ月~3か月待ち。

スタビリンク(21,300円/台)純正のアッパーマウント(25,300円/台)も同時に準備しました。


作業です。
こんな感じになりました。

【前輪】

当たり前ですが、全く別物!

ブレーキホースなどの取り回しも全く問題なし!



【後輪】

前輪もそうですが、いわゆる「バネ下荷重」が軽くなることは明らか。ですから、乗り心地はきっとよくなるはず。

で、ホースなどの取り回しは、

スタビライザー取り付け用の「スタビリンク」もバッチリでした。


出来上がりは?

遠目には全く変わらない、純正そのものの雰囲気です。が、中身はリフレッシュしてあります!


今回は車高を下げることが目的ではなかったためこれでいいのですが、車高を落としたい方には少々物足りなく感じるかもしれませんね。

でも、走行面ではすこぶる快調!
蘇った走りに感激そのものです。

でも、”蘇った”、とは言っても考えてみれば新車当時の乗り味は知らないわけで、”蘇った”という表現は正しくないでしょう。(笑)

ま、きっとそうだっただろう、という推測で・・・・
いや、ひょとすると、当時より走りがいいかもしれませんね。


今回、TEINにはこういう”特注品”を作ってくれるコーナーがあることに救われました。
これは感謝ですね。


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(2018/6/2);エクシーガ、43,000kmも走れば足回りがへたる、車高を入れるときには一緒に「コレ」も・・・

SUBARU エクシーガ GT (YA5 2010年式)、あまり聞きなれない車名です・・・・・・


残念なことに、今年3月に生産終了となってしまいました。
スバルとしては珍しい3列シート車でした。
「エクシーガ」から「エクシーガ・クロスオーバー」と引き継がれてきたのですが、残念ですね。


さて、そんな車ですが、それへの愛着を強く持つお客様、走行距離が43,000km走って、
「ダンパーの動きが鈍くなってきた感じがする。上下運動が特に鋭さを失ってきたような・・・・」


タイヤを「
ミシュラン パイロットスポーツ4」に交換する同時に、KYBの「ローファースポーツキット」を入れることになりました。


KYBのローファースポーツキットとはこれです。

(詳しく知りたい方は↑をクリック)

ここで、大事なこと。
車高調キットを入れる時、特に足回りがへたってリニューアルする時には、強く勧めていることがあります。
ダンパーが消耗する頃は、当然ですが付加が強くかかる「アッパーマウント」も一緒に消耗します。
ですから、
純正のアッパーマウントの交換を一緒にやることを勧めています。
もちろん、今回も強くオススメしました!(笑)


ところで、
「アッパーマウント」、純正パーツですが、その値段は?

エクシーガGTの場合、
約23,000円/1台分でした。

が、この部品、車種ごとに値段はバラバラです。
大雑把に言えば、
3万円前後多いです。時には、関連部品も入れて5万円ほどかかるものもあります。

足回りの見積もりを考える時に、頭の片隅にいれておいていただければ・・・・


さて、車高調キットを入れました。
こうなりました。
 フロントです。         
             リアです。  
カッコよくなりました。でも、これが目的ではないのですが、・・・・・


車高はこうなりました。

フロントは、25mmほど下がりました。


では、リアは?

これまた、25mmほどのダウンです。

・・・というか、車高は車高調ですから、自分で好きなように変えることができますけどね。
一応、メーカー推奨のダウン量がこれでした。


作業者の足回り・タイヤ交換後の体感・印象としては、
直進の安定感が増した、段差での突き上げも硬すぎず、しっかり足回りがクルマ全体と連動しているように感じました。

以下、お客様からいただいたご感想です。

末次様

 先日、エクシーガにタイヤと足まわりの作業をしてもらった「S」です。
少し走りまわってきましたので、簡単ですが、感想を書きます。

 まず、足まわりに関してですが、アッパーマウントも交換した効果もあってか、かなりしっかりしました。
ロールがだいぶ減ったので曲がるのがとても楽になりました。
硬さはそれほどでもなく、家族から文句は出ませんでした。
人に勧められます。

 次に、タイヤに関してですが、音がうるさいと思うようなことは全くなく、踏ん張るときにグーっとがんばってる音が聞こえるくらいです。

 結構強めにブレーキングしてみましたが、ズルッとなる頃もなくしっかり止まれましたし、がんばって曲がってみましたが、タイヤが鳴くようなこともありませんでしたので、グリップ力もかなりあると思います。

 高速道路も走ったみましたが、かなりの安心感です。
ウェットでも走ってみましたが、これまたかなりの安心感です。
とてもいいタイヤだと思います。

と、まあ、こんな感じです。
ありがとうございました。
また何かあったらよろしくお願いします。


待ちに待った今回のタイヤ交換、足回り交換の同時作業、ご満足いただけて、、、正直なところホッとしております(笑)
待ちに待った、というのはタイヤ「パイロットスポーツ4」が国内欠品中で、入荷までしばらく待たなければならなかったからです。

こういう結果になってよかったです。


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(2018/4/4);三菱・デリカD5ディーゼル車、まだ新車ですが、車高を下げたくて・・・・

こういう4WD車の場合、車高を上げる人、下げる人、本当に様々です。

今回は、まだ走行距離600kmの新車の車。


今回は、車高を下げたい、というお客様でした。




デリカD5(ディーゼル)は、長い期間、人気の車ですね。
パッと見にもSUV、4WD仕様で・・・それらしい雰囲気です。


が、お客様にはタイヤハウスの隙間が気になって仕方がないようです。
よく、わかります!
この写真をみれば、なおさらです。



車高を下げるのに、選んだスプリングは「RS-R」の「Ti2000」



さっそく、作業開始。
まずは、フロントガラスの下部の支え部分を外して、それから・・・


ワイパーの付け根には、こんな”ゴミ”が!
春ですね~~桜の花びらが数片、なんだかホッとする瞬間でした。




交換するスプリングはこんなものです。
純正と比べるとダウンする量の、雰囲気がわかります。


さて、車高を下げました。

こんな具合になりました!


どうです?純正の雰囲気とはずいぶん変わりました。これで前輪57mmダウン、後輪30mmダウンです。


一台の「Delica D5」も所有者の思い一つでこうも変わるのですね・・・車高を上げる方もいれば、こうして下げる方もいる、
面白いですね。


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(2018/3/3);ランクル・プラド、車高が高いせいもあってユラユラする乗り心地に不満。思い切って人生初の足回り交換を経験

 
車は、
ランドクルーザー・プラド ディーゼル TX-L GDJ150W 2.8L 
2018年1月登録車 走行距離400キロ(新車)

                         
                        

人生初の、足回り交換(ダンパー交換)に挑戦!わからないことばかりで不安も多かった

今回のお客様はクラウンからの乗り換えでした。

車高も高くなるので、ある程度の覚悟はしていたが、住宅街などのツギハギだらけの路面で常に上下にユラ~ユラした乗り心地。
ブレーキング時やクルマが急減速したときに、前方に動こうと慣性の法則が働いてフロント側が大きく沈み込む、いわゆるノーズダイブが、ツラい。。。


特に同乗されている方は予期せぬクルマの動きにストレスを感じてしまうようです。


耐えかねて人生初の足回り交換となりました。
自身で調べても選択肢があまりにも少ない。 分からないことが多い、何をどう変えれば改善の可能性があるのかと事前に相談に来店されました。

パーツを決定する前に、純正の乗り味を試乗にて確認しました。
なるほどなるほど。


乗り味、走りの改善を願うべく、期待を託して
ビルシュタイン・B6ダンパーを選択となりました。


足回り交換は、車が新車のため作業がし易かったです。
が、本格SUVならではの全体的にしっかりとしたゴッツい足回りとなっています。

フロントもリアも小型SUVとは全く違う足、本格的な作りでした。


人生初の足回り交換、それを運転してみたら・・・

お客様からいただいた感想メールです。
アローバ 様

ビルシュタインB6を取り付けて頂きました。

ビルシュタインの取り付け後は、乗り心地がガチガチになる事も無く、程よい柔らかさで、
SUV
特有のフワフワ感は少し残っていますが、乗り心地は満足しています。

また高速安定性が増した感じです。ピタっと路面に吸い付くような感じで、キビキビとし
動きになりました。


今回、足回りをチューンアップするのは初めてでしたが、丁寧に教えて頂きました。


足回り交換前に末次さんに同乗してもらい、車を走らせながら、どのようにしたいか、こ
ちらの要望を伝えたところ、ダンパーをビルシュタインへと交換する提案を頂きました。

ビルシュタインB6はダンパーの硬さ調整ができないため、交換は一発勝負となりますが、
事前にセットアップ後の走りがどのような感じになるか、丁寧に教えて頂きましたので、
安心して依頼することができました。

どうもありがとうございました。

HP
の掲載承諾します。掲載時期はお任せします。

一点補足しますと、SUV特有のフワフワ感は、低速走行時、特に停車時のノーズダイブが
少し感じる程度です。(とは言っても純正よりは遥かに良くなっています。)

全般的な感想としては、クラウンの乗り心地に近付きました。妻も元の慣れ親しんだ乗り
心地になったと喜んでいます。ビルシュタインはドイツ製ダンパーですが、以前、試乗し
たベンツE320dよりは柔らかい感じです。

プラドのフワフワ感は、みんカラやYahoo知恵袋にも多くの記事があるのですが、足まわり
をいじるのは、初心者には少し勇気が要ります(何を選択したら良いか、作業料はどの
程度か?アライメント必要か?)ので、そのあたりも紹介されては如何でしょうか?

また何かありましたら、ご相談に乗って頂けますと幸いです。

宜しくお願いします。
 

選択肢の少ないなかでの足回り交換でしたが、大きな改善がみられてホッとしました。

今回の人生初の足回り交換はビルシュタイン・B6ダンパー¥84,240+足回り交換工賃¥21,600+α(アライメント調整代)
参考にしてみてください。

はじめての足回り交換を検討される方、新車の乗り心地・走りに不満の方、
どうにかならないかと悩んでられる方、ご相談ください。


余談ですが、・・・・・改めて「SUV」なるものを考えてみました。

タイヤメーカー・ブリヂストンの調査によると街乗りオンロード・小型SUVの保有台数が増えているようです。

SUVの定義が曖昧な昨今ですが、タイプ別(小型SUVと本格4×4・4WD)でみるとSUVカテゴリーのクルマの保有台数の内訳に、大きな変化がみられます。

オンロード・小型SUVが   2012年63%→2017年78%→
15ポイント増えています
本格4×4・4WDが       2012年37%→2017年22%→
15ポイント減っています。

ちょっと分かりづらいですが、
要は街乗りオンロード・小型SUVが売れてますよ、ってことです。
デッカい、ゴッツい本格4×4・4WDからの乗り換えも多いようです。


手軽で使い勝手の良い、車内からの見晴しも良いクルマを世間は求めているようです。
国産でもヴェゼル、ハリアー、エクストレイル、CX-5、フォレスター等々・・・輸入車でも各社挙げるとキリがありません。

世界的にも人気がありますね。
SUVに2WD・FF(前輪駆動)のクルマも当たり前になっています。


そんな本格4×4・4WD車が逆境の中でも人気のSUV、4×4・4WDのランドクルーザー・プラド。
時代を経るにつれてデザインも無骨さがマイルドになりスタイリッシュになりました。
街乗り、普段使いでも街に溶け込むデザインになりました。

セダン・乗用車からSUVに乗り換えた時に、誰もが感じる”ユラユラ感、何度も経験を余儀なくされる”ノ-ズダイブ、
これらを
解決する方法はないのか?
SUVのトップブランドでもある「ランクル・プラド」ですらこの課題に迫られているようです。


今回のお客様の「決断」は勇気のあるものだったようです。
車いじりが好きな人たちには、足回り交換という方法はごくごく当たり前のことでしょうが、・・・・・

悩みを抱え、解決する方法がわからないまま、SUVから離れていくとすればそれは悲しいこと。
アローバもできるだけ相談にのって楽しいSUVライフを過ごせるようにお手伝いをしたいです。


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(2018/2/14);ベンツ・GLA、スポーツ志向を残しつつ快適性を犠牲にしないで、そしてちょっとカッコよく・・・・いかがでしょうか?

車は、これです。

Mercedes Benz GLA45

                        
                  
今まで乗ってきたのはスポーツタイプのクルマでした。

今回、家族のためにと考えスポーツ性は残しつつ快適な居住性を持つクルマとして選びました。
「ベンツ  GLA45  AMG」

ただ、どうしても車高の高さが気になり今回、あまり予算を掛けずに車高を下げる選択をしました。
確かに、です。


例えば、フロントを見てみるとこの隙間は気になりますね。


車高を下げようとして選んだスプリングは、「H&R」製です。
品番は、「28809-3」



純正と比べてみたら、・・・
こんな具合でした。


前輪は、純正と比べて自由長は短いのですが、後輪のスプリングは、あれっ?長めな気がする・・・ちょっと心配。


さて、作業で見つけた驚きはコレでした。

バネ下側の受け皿が汚れているのは普通のことですが、こんなに石ころがたまっているのは珍しい!

こんなものがたまっていると、ジャリジャリとハンドルを切る度に音がしてきそうですが・・・・・・
こんな時にしか掃除はできませんから、奇麗に取り除いて作業を進めていきます。


そして、出来上がったものがこれです。


うん、印象が変わりました!
前輪部の様子は?

これで、前後ともに20㎜ダウンです。



快適性を失わず、スポーツ志向もちょっぴり確保しつつ、カッコよく仕上げる、このテーマはいかがでしょうか?

さて、完成後の試乗では、
マンホールや細かな段差などを通過するとき今までになかった少し跳ねる感じもある様ですが、それほど大きな変化なく走れました。


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(2018/2/5);フォレスター、15万キロ走行しても、再び新車時のあの味が取り戻せる、いいですね~
ビルシュタイン「B6」ダンパーの実力

まだまだ、新しい雰囲気のこの車、SUBARU・フォレスター
フォレスターに純正形状スポーツダンパー「B6」をいれてみた

でも、走行距離は、確かにこうでした。


初年度登録がH20年7月 型式CBA-SH5

そろそろ、足回りのリフレッシュ交換として今回選んだものは「純正形状」(純正と同じ形状ということ)スポーツダンパー
ビルシュタインB6ダンパー」
定価129,600円→100,000円





走行距離が154,000ということもありスプリングはそのまま再使用してダストブーツやアッパーマウント類は新品に同時交換することにしました。
純正消耗部品一式 36,140円








走行距離が154,000㌔走っているとは決して想像できない交換前から割としっかりとした走りをしているスバル純正ダンパーですが、
ビルシュタイン B6ダンパーに
交換してみると、やはりその差は歴然!

街乗りはもちろんのこと高速走行の安定性が気持ちいい~と言うことが伝わってきます
気づかないうちに慣れ親しんだ乗り味もちょっとした冒険でこれから先も楽しく乗れるに違いない「スバル フォレスター」
なにはともあれ一度実感してみてください。

蛇足ですが、・・・・

ダンパーを新品にして、ついでに上から見えていたアッパーマウントなども交換したのですが、

作業していたら、こんなところにも目に行ってしまいました。

これも、そのうちに交換するといいのでしょうが・・・・そのうちに。


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(2018/1/29);LEXUS RX200tに、40mmダウンするRS☆Rの「Ti2000」を入れてみた・・・

新車のレクサス・RX200t、このままでカッコイイ、文句なしのSUV、と思うのですが、・・・・


それでも、車高は下げてみたい、というお客様、
たしかに、よく見ると、車高を下げたほうがいいようです。



こうやって確かめつつながめてみると、タイヤハウスの隙間が広い!広すぎる印象をまぬがれません。


それを何とかしたい、ということでお客様自身の「持ち込み」で交換することになりました。
持ち込み作業の費用は、32,400円/1台分




純正と比較してみました。
短い!それに細い!

これで車高が下がるのですが、細くて大丈夫?と思いがちですが、ご心配なく。
RS☆Rでは、材質にこだわった造りをしていますから。


装着するとこんな感じになります。




足回りで最後のところは、締め付けです。
「1Gで締め付ける」これがpoint!
ゴムブッシュのねじれを防ぐためにも欠かせない作業です。


そして完成がこれです。

純正と比べて、前後とも40㎜ダウンしました。
写真で確認すると、・・・・・・



ダウンサスを入れる前と全く雰囲気が違います。


ダンパー(ショックアブソーバー)だけの交換でしたが、乗り心地は?   気になりますよね。

作業後に乗った感想は、もう少し固め、しっかりした感じがあったほうが高速などでの安定感・安心感が増すのでしょうが、
純正時の乗り心地の良さは、ほとんど失われていませんでした。

初めて乗ってみると、ダウンサスを入れた、ということに気が付かないかもしれません。
RS☆Rの「Ti2000」はうたい文句の通り、乗り心地を犠牲にしないダウンサスだと思いました。


もっと詳しく知りたい方は、RS☆RのHPをご覧ください。

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(2018/1/26);ALPINA D3 走行距離3万㎞でも、「足回り部分」の経年変化は思ったより進むものだ!

ALPINA D3 3万キロの走行でも足回りの劣化がすすむものだ!



お客様の話をまとめると、
車は、「2010年式 BMW アルピナD3 E90型」  走行距離32,700㌔の中古車を購入した。

走行距離が約3万キロだったのでしばらく足回りの交換が必要はないであろう・・・と思っていた。

アルピナD3の走りが楽しみで、いつも以上に首都高速を走っていたが、何となく物足りない?
純正の足回りはこんなモノかと
不安になり、いてもたっても居られず、ここはアローバに相談してみようと来店頂きました。


何度かご来店頂いているお客様
「まだ、約3万キロぐらいなんだけどちょっと、乗ってもらって良い?
アルピナ純正の足回りが何だか物足りない気がするんだけど・・・?」

アローバ
「アルピナに入れ替えたのですか!
試乗してみると・・・確かに、柔らかいですね。
街乗りでもフワフワ感が気になるしダンパーの収まり足りなり感じがします。2010年式で3万キロで・・?」



早速、様々な部品を調べて今回、思い切って純正アルピナ足回りを組むことにしました。
まずは、「アッパーマウント」です。

下の写真をご覧ください。

左が「旧品・いままで装着されていた物」  右が「新品」です。
見た目ですぐはっきりしたのが、ブッシュ内のゴムが劣化し、へたり、縮んでいたことです。


ダンパーも新品に交換することに・・・でも、コチラは見た目には変化は感じられませんでした。



ブッシュとダンパーの交換後、こうなりました。


車高は前後とも10mm程度UPしました。
これはよくあること、走行距離が増えればダンパーがへたり、車高は必ず下がっていくものです。
ダンパーを新品に交換すると、当然の結果として車高は上がります。



で、気になる乗り味は?

元々の純正品と比べ、強化ダンパーを入れた時ほど大きな違いは感じられないがそれでも、明らかにしっかりとして、安定性が良くなる!
純正品らしいしっかり感に、過度な乗り味ではないところは私好みでもある!
もしかして、もう少し硬めの足回りが良いと言う方もいるかもしれませんが、そこは、「アルピナ車」信じたいところです。


今回の作業を終えて感じることは・・・
走行距離3万キロの中古車と、やはり新車から7,8年が経つと見えない部分にへたり、負担が来ているのだな~と改めて感じる作業となりました。

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まだまだたくさんの情報があります 続きはコチラから-(13)
2017年1月19日~2017年12月11日 

過去の(1)~(12)はデータ膨大なため省略しました