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タ イ ヤ 編 (17)
2021年



横浜のタイヤショップアローバからの提案です


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(2021/12/10) 高速走行時に車体に振動が発生する! 調べてみると、こんな事が、・・・
タイヤの中に大量の水がたまっていた!!


近所のクルマ屋さんからの相談でした。

メルセデスベンツ・CLSが高速走行時に振動が出るのでバランス調整をして欲しい、という。
確かに、高速走行時、時速100km辺りから振動、ハンドルがブレ始める、という現象は時々あります。
この解決には、まず、タイヤのバランス調整をすれば、だいたい解決できます。

ですから、今回もそうだろう、と軽く受け止めました。


振動の種類によってこれで解決できないこともたまにあるのですが。
高速時にハンドルや車体からブレを感じる、振動・ジャダー(激しい、ガタガタするような振動のこと)が出る、などの話でしたから、
早速、タイヤバランス調整の作業に入りました。


まず、後輪の2本を調べてみました。
タイヤバランサー(調整用機器)にかけてみると、多少のずれはあってもほぼきれいな回転でした。


続いて、前輪2本です。
どうも1本がおかしい?バランス調整のおもり/ウェイトを張り替えたりしましたが、どうもおかしい。


タイヤを一度バラしてみよう、とやったのです。
タイヤチェンジャーでリムを落とし、タイヤをレバーで外すと、・・!!!
なんと、なんと大量の水が一気に流れ出たのです!


こうやって、タイヤをバラし、持ち上げた瞬間です。


透明の水ですから、すき間から見えるのですが、・・・わかりますか?

ドバ~ッと流れ出した後、こんな具合に水滴が残っています。


写真を撮ったのですが、流れ出た後なので・・・説明しづらい!
そして、

残っている水がキラキラ光っているのですが、・・・・・・・

ホイールからバラしてみると、こうなりました。

残った僅かな水の後がコレです。(笑)


結果的には、4本中、3本に大量の水が入っていました。
その量、結局測ることができなかったのですが、2Lくらいはあったのでは?


長年タイヤ屋をやっていますので、タイヤの中に水が溜まっていたことは過去にもあったし、その原因もわかっています。
が、今回ほどの量は初めての経験でした。


原因は、ほとんど場合が、タイヤに空気を充填する(エアーホースから空気を入れること)時、”エアーコンプレッサー”で圧を高めて入れるのです。
が、エアーコンプレッサーで空気中のエアを圧縮するとき、空気中の水分(湿度)が一定の量でたまっていくのです。
エアーコンプレッサーのタンクに次第にたまっていく。


ですから、慣れたタイヤ屋さんでは必ず、コンプレッサーの”エア抜き”作業を行うことは当たり前なのです。
が、タイヤ専門店ではなく、経験の少ない作業所ではエア抜きの作業を怠っていたり、忘れたりして、エア充填時に水が一緒にタイヤの中に入ってしまうのです。


エア抜き作業、これは必須の作業ですが、最近ではドライエア(乾燥させた空気)を使うのが当たり前になってきています。
そのうえで、毎日、コンプレッサーのエア抜き作業をする、これがタイヤ屋では行われています。

もちろん、アローバでもそこは抜かりなく行われています。


いや~、それにしても今回の大量の水には驚かされました。


で、タイヤのバランス調整は?バッチリです。
近所のクルマ屋さんからその後の様子はうかがっていませんが、たぶん、高速走行時のブレは解決できたことでしょう。


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(2021/11/1); ブリヂストンのスタッドレスタイヤ、新製品「BLIZZAK VRX 3(ブリザック ブイアールエックス)」登場!・・ちょっと紹介が遅れましたが

11月に入っての冬タイヤの紹介?

ちょっと遅すぎやしませんか!・・・ですよね。自覚しています。

が、ちょっと説明させていただければ、

ブリザックの評価は、間違いなく冬タイヤのトップクラス、その新製品ですから期待値は高いのですが、なにせ価格が高すぎる、ということで”紹介”するのを躊躇していたのです。
そう、他のメーカーに比べて、高すぎる!のです。

②ですが、ここにきてやはりしっかり紹介しなければ、と思ったのは、価格が少し、少しだけですが下げることが出来そうになったからです。
どれくらい? それに明快に応えられないのが問題なのですが、具体的には「メール」や「電話」でご相談ください。

③冬本番に突入、ということで冬タイヤの”欠品”が出始めました。 となると、少しくらい高めでも良いものは良い! 必要なモノは紹介しなきゃ、ということで今回の掲載となりました。


この胸の内、お汲み取りください!(笑)

さて、ブリザックの新製品は?

4年ぶりのモデルチェンジです!
2017年9月発売開始の(ブイアールエックス 2)から4年後の今年9月に発売開始したのが
(ブイアールエックス 3)です。



ブリザックVRX3、新登場 雪道で凍結路で一番安心できるのはブリザックです
←詳しくはメーカーのHPへ


冬タイヤ=スタッドレスタイヤの進化は留まるところ知らず、です。

どこまで進化すればいいのだ!? とプロさえ理解できない程。 新しいモデルが出るたびに進化していく・・・


では、今回は、どこがどう進化したのか?下の性能比較チャートをご覧ください。

一番目立つのは、ICE=凍結路での性能(しっかり止まる!・曲がる)・・・などが大きく進化しています。

二番目には、ライフ性能=タイヤの持ちが良い、ということです。もちろん、性能を保ちつつ、ということです。

三番目に、上と関連して”効きが長持ち”という点が良くなっている、という。


それらをさらに詳細に見ると、・・・・・・こうなります。


この20%の進化が、ひょっとするとイザという時にあなたの命を救うかもしれません!(脅かしすぎ?)




大雑把にVRX2からVRX3への進化を見ましたが、技術的なことなど詳しいことは、メーカーのHPをご覧ください。


さて、どんなサイズでその価格は?

以下の通りです。
タイヤサイズ メーカー希望小売価格 タイヤサイズ メーカー希望小売価格
税込価格 税込価格
285/35R20 104Q XL 117,150円   185/50R16 81Q 38,830円
245/35R20 91Q 106,590円   165/50R16 75Q 33,000円
255/40R20 101Q XL 96,910円   225/55R16 99Q XL 49,390円
245/40R20 95Q 94,930円   215/55R16 93Q 46,310円
285/30R19 98Q XL 103,400円   205/55R16 91Q 44,550円
275/35R19 96Q 94,160円   195/55R16 87Q 41,580円
265/35R19 94Q 91,630円   185/55R16 83Q 38,720円
255/35R19 92Q 89,870円   225/60R16 98Q 41,800円
275/40R19 105Q XL 90,640円   215/60R16 95Q 39,600円
255/40R19 100Q XL 84,260円   205/60R16 96Q XL 37,620円
245/40R19 94Q 82,500円   195/60R16 89Q 35,750円
235/40R19 92Q 78,760円   185/60R16 86Q 33,550円
225/40R19 89Q 77,110円   175/60R16 82Q 31,350円
245/45R19 98Q 70,180円   215/65R16 98Q 36,960円
225/45R19 92Q 63,470円   205/65R16 95Q 32,010円
245/50R19 101Q 67,980円   195/65R16 92Q 31,680円
235/55R19 101Q 63,800円   165/50R15 73Q 30,140円
255/35R18 90Q 79,640円   195/55R15 85Q 33,880円
255/40R18 95Q 78,760円   185/55R15 82Q 33,000円
245/40R18 93Q 74,250円   175/55R15 77Q 31,900円
235/40R18 95Q XL 70,400円   165/55R15 75Q 27,940円
225/40R18 88Q 66,770円   195/60R15 88Q 32,450円
215/40R18 89Q XL 64,240円   185/60R15 84Q 30,360円
255/45R18 99Q 68,420円   175/60R15 81Q 28,270円
245/45R18 100Q XL 65,120円   165/60R15 77Q 26,180円
235/45R18 94Q 61,930円   215/65R15 96Q 31,680円
225/45R18 91Q 58,520円   205/65R15 94Q 29,040円
215/45R18 89Q 53,570円   195/65R15 91Q 26,620円
245/50R18 104Q XL 64,240円   185/65R15 88Q 24,090円
235/50R18 97Q 61,050円   175/65R15 84Q 21,230円
225/50R18 95Q 59,180円   165/65R15 81Q 19,690円
215/50R18 92Q 56,210円   145/65R15 72Q 13,860円
235/55R18 100Q 59,840円   215/70R15 98Q 29,040円
225/55R18 98Q 57,970円   205/70R15 96Q 27,720円
215/55R18 95Q 56,100円   165/55R14 72Q 24,200円
245/45R17 99Q XL 60,390円   165/60R14 75Q 22,000円
235/45R17 94Q 56,870円   185/65R14 86Q 21,230円
225/45R17 91Q 53,570円   175/65R14 82Q 19,690円
215/45R17 87Q 50,270円   165/65R14 79Q 16,830円
205/45R17 84Q 46,970円   155/65R14 75Q 14,740円
195/45R17 81Q 43,890円   185/70R14 88Q 20,900円
235/50R17 96Q 56,210円   175/70R14 84Q 18,480円
225/50R17 94Q 55,330円   165/70R14 81Q 17,160円
215/50R17 91Q 52,360円   165/65R13 77Q 16,500円
205/50R17 93Q XL 47,520円   155/65R13 73Q 14,300円
235/55R17 99Q 56,100円   175/70R13 82Q 17,160円
225/55R17 97Q 53,240円   165/70R13 79Q 14,630円
215/55R17 94Q 50,490円   155/70R13 75Q 14,520円
205/55R17 95Q XL 48,510円   165/80R13 83Q 14,850円
225/60R17 99Q 45,100円   155/80R13 79Q 13,640円
215/60R17 96Q 42,900円   145/80R13 75Q 11,275円
195/60R17 90Q 39,600円   155/70R12 73Q 11,770円
195/45R16 80Q 39,490円   145/70R12 69Q 10,615円
225/50R16 92Q 50,600円   145/80R12 74Q 10,560円
205/50R16 87Q 44,660円 135/80R12 68Q 9,460円
195/50R16 88Q XL 41,690円
価格はメーカー希望の”定価”です。
※■印サイズは、パタンが若干異なります。
センター部分のリブ列を1列追加、または1列削減しブロック剛性を適正化したパタンを採用しています。


アローバでの販売価格は?

メールか電話などでお問い合わせください!

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(2021/8/19); あなたの古いタイヤ、こんなヒビ割れ起こっていませんか? ちょっとチェックしてみて・・・・

スバル・レガシー、

中古で購入して、普通に、何の心配もなく乗り回していたのですが、たまたまアローバの「
タイヤに発生したヒビ割れ」の記事を見て、
自分の車のタイヤはどうかな?となんとなしに見てみたら・・・!!!


フロントタイヤのショルダー部(角の部分)にヒビ割れが見つかったのです。

そこで、タイヤ交換に相談に来られて、交換することに。

外したタイヤ4本がコレです。
タイヤのヒビ割れ発生 こんな状態では危険です!

拡大してみるとこうなっています。
タイヤのヒビ割れ発生 こんな状態では危険です!

タイヤのショルダー部(角の部分)のヒビがはっきりわかります。 そして、溝の中にも、長いヒビ割れが見えます・・・・


その部分を拡大すると、
タイヤのヒビ割れ発生 こんな状態では危険です!

ショルダー部のヒビ割れも驚くのですが、タイヤ溝の中のヒビ割れは深そうだし、コチラはさらに危険な雰囲気!
ちょっと見には、タイヤ溝はまだまだたっぷり残っているのですが、これじゃ、即、交換です!


タイヤの溝の中に発生しているヒビ割れは、すぐには見つけにくいものです。
タイヤの角の部分(ショルダー部)のヒビ割れは発見しやすいので、それが見つかったら、すぐに相談してください。

タイヤのヒビ割れ発生 こんな状態では危険です!

タイヤのヒビ割れ発生 こんな状態では危険です!


タイヤ交換して4、5年くらい経ったモノ、中古で車を買ってそのまま乗っている、・・・そして、

乗る機会が少なく日の当たる場所で駐車している事が多い、こんな車の場合は要注意です。

良くわからない人は店にちょっと立ち寄っていただければすぐに判断でします。
もちろん、タイヤチェックは無料!




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(2021/8/11); パンク!応急措置をしたが効果なし、結局、レッカー依頼して・・・タイヤ交換に

パンクした!

そこで車載のパンク修理キットで応急措置をした。
でも、ダメ、・・・結局レッカー車を頼み、アローバまで運んでもらい、タイヤ交換を余儀なくされた、という話。


車は、ボルボ・V60






パンクしたのは、左前のタイヤ。

エアが抜けているのですが、扁平率が小さい(タイヤの側面から見た時に薄い)ためにつぶれたようには感じません。
タイヤをよく見ると、左上に釘の頭みたいな光ったものが見えます。


外してみると、確かにしっかりとネジ釘が刺さっていました。

これだけ見れば、車載のパンク修理キットを使えばなんとか走ることが出来そうです。
お客様は、当然そうされたようです。


が、事はそう簡単ではなかった。

矢印で示した部分、わかりますか?タイヤが削れているのがわかると思います。
タイヤサイズ「235/40R・・」の上半分が完全に見えなくなっています。


これは、エアが抜けたまま走った結果なのです。
エアが抜けたまま走る、タイヤがつぶれた状態で走ると、地面とホイールの間でタイヤ側面が傷めつけられる。

すると、タイヤの外側が写真のように削られていく、そして、タイヤの内側にも同じことが起こります。
(ホイールの形状の結果)
ひどい箇所はこのように、切れてしまいます!


パンクに気づかずに走って、タイヤがここまで傷む、こうなってからでは”パンク修理キット”は全く役に立ちません。

パンク修理キットで釘などの小さな穴を防ごうとして、エアと一緒に修理剤をタイヤ内に注入しても、この切れた箇所、側面からエア漏れが起こり、役にたたなくなるのです。


タイヤの中を開けてみると、・・・・・・

原因となったネジ釘が見えます。その周辺の白い汚れ、滓みたいなものはパンク修理キットの補修剤の名残です。


タイヤの中には、タイヤの削り滓がいっぱいたまっていました。


そして、ホイールはこんな具合。

これらの汚れは、補修剤の名残りです。ま、これはふき取ればすぐキレイになりますけど。


今回は、新品タイヤが欠品していてすぐに入荷できなということで、中古タイヤをはいてご帰宅いただきました。
後日、新品タイヤに交換しました。


今回のパンク、教訓を言えば、・・・難しいことですが、パンクをいち早く感じ取ること!です。
感じ取る、とても難しいことですが、経験を積む(?)以外にないのでしょうかね。


早めに気がつけば、車載のパンク修理キットは十分に使えます、役に立ちます!
が、気づかず走り、ゴトゴトいい始めてからだと、大概の場合、時すでに遅し、という事になります。

くれぐれも、お気をつけを!



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(2021/8/8); ランフラットタイヤ、パンクしても安心! でも、過信は禁物!・・・という実例

RUN FLAT TIRE/ランフラットタイヤ、

BMWの、ほぼすべての車種にこのランフラットタイヤが装着されています。
BMWとブリヂストンタイヤが、共同開発で先行して普及していきました。

最近では、メルセデスベンツなどでも少しずつ装着された車種が出てきているようです。

タイヤメーカーでは、メーカーごとに呼び方は変わるものの、”ランフラットタイヤ”は出しています。


ランフラットタイヤ、改めて簡単に説明すると、・・・・・

タイヤの空気圧がゼロになっても、一定距離を走行できるタイヤです。

だいたい時速80kmで、距離80kmの走行が可能で、いざという時でも近くの修理工場までなら十分に耐えられるよう設計されています。

ランフラットタイヤの場合、パンクの判断が難しいため、空気圧でパンクを感知するタイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS)が装備され、警告灯で表示されます。

これにより、万一のパンクに際しても車外に降りることなく、あわてずに対応することができるのです。高速道路などでは特に安心、そのまま次のSA/PAなどまで走っていけるという。

一度でもタイヤのパンクを経験された方ならこの有効性はお分かりいただけるでしょう。


ですが、過信は禁物です。

先日、ランフラットタイヤがパンクしたことで交換する例がありました。
そこでのことです。


車は、BMW 3シリーズの純正タイヤ
タイヤは、ピレリの「チントゥラート P7 RFT」
サイズは、205/60R16 でした。

ネジ釘が原因のパンクでした。

パンクしても走ることができる、ということで空気圧がほぼゼロの状態で走行し続けたようです。
そこで、ご来店。

タイヤをホイールからばらして、交換しようとした時の写真です。

BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ
新たに装着するタイヤは、ブリヂストンの「TURANZA T005」BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ


パンクしたタイヤがコレです。
BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ
2018年製造ですから、3年ほど前のタイヤでした。

作業始めると、パンクの原因となった”ネジ釘”がすぐに発見されました。

BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ釘が刺さったまま、それなりに走ったのでしょう、頭がすっかりすり減っていました。
ただ、写真がヘタで、ボケがているのが残念ですが、・・・スミマセン!

この釘の頭を引き出してみました。
引き出すと、けっこう太めのネジだった。ただ運が悪かった、ということですね。BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ

タイヤの中をのぞいてみると、・・・・・・・
BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ内側の角の部分がシワより、波打っています。

インナーライナー部が剥離してしまったようです。BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ

そして、リム部の鋭い鋼のワイヤーが飛び出していました。コレ、とても鋭く、皮の作業手袋をしていても時々突き抜けて痛い思いをすることもあります。
BMW3シリーズのタイヤ交換例 ランフラットタイヤだからといって過信するのはダメですよ
これもそうです。

インナーライナーの剥離は、場所によってはすっかりはがれていました。
               
   。

                        

ランフラットタイヤ、パンクし、空気圧がゼロになっても走行できます。が、過信は禁物。

タイヤがここまでひどい状態になると、修理は不可能、交換しかありません。 
もっとヒドイ状態の例もありますが、空気圧センサー/TPMSに異常が見られたら、早めにご相談いただければ、ひょっとすると救われるかも。


ランフラットタイヤ、高速走行が多くなった現在、新しい(と、いってもすでに20年以上経ちます)技術で、救われる事が多いですが、過信はしない方が良いようです。



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(2021/7/12); タイヤの溝の中に、気になる深い溝が発生! それも国内二つのメーカー製のモノ・・・

最近のタイヤ交換で見つけた、気になる事象。

タイヤ交換に来られたお客様のタイヤ、その溝の中にできたヒビ割れ、クラックがどうも気になっています。


一例は、・・・・ブリヂストンのタイヤです。
装着されていた車は、BMW5シリーズ E60型でした。


ここで注目は、製造が「2016年第24週」であること、
そして、もちろん「Made in Japan」日本製のタイヤです。


このタイヤですが、タイヤの状態は、このようでした。



溝の中をのぞくと、・・・・・
                                


                                   
タイヤの溝ですが、どういうわけか4本の溝の内、外側と内側2本の溝に集中して発生しています。
ヒビ割れの深さ、測ってはいませんが、けっこう深そう、この状態で走行を続けると高速道路などでは不安になります。
深刻な状態、といってもいいでしょう。



もう一例は、・・・・ヨコハマタイヤです。
装着されていた車は、トヨタ・オーリスでした。


このタイヤの製造は、「2016年第16週」の製造でした。 ブリヂストンの物とほとんど同じ時期です。
そして、「MADE IN JAPAN」、これまた日本製です。



タイヤの状態は、以下の通りです。

みると、残溝はそれなりに残っている状態です。
が、それを詳しく見ると、・・・・・・

                               
 。

                                        
ブリヂストンの場合と同じですが、ヨコハマの場合も4本の溝の内、外側と内側の2本の溝だけにヒビ割れが発生しています。
どちらかというと、外側の溝が深刻に見えます。

ブリヂストンの場合と同じで、深さはけっこうありそうで、やはり、このままはき続けるのは危険でしょう。



今回紹介した例は、日本を代表するタイヤメーカー製のモノです。
今回たまたま気がついて取り上げたのですが、偶然にも2社の製品は、「2016年製造」でした。

ヒビ割れの原因は、メーカーの説明などでもあるように、紫外線があたったことや空気圧不足などと言われてます。
が、それにしても、あまりに似たような症状が起きていることに、どうも釈然としない気がしています。


製造からおよそ5年でタイヤはこうなるのか?
タイヤブランドも、それぞれの一級品、「ポテンザ」と「アドバン・デシベル」です!

それがこうなってしまう、あのまま走り続けると危険!そんな状態になっていしまう、というのには「紫外線と空気圧」という説明だけでは納得できないのです。


みなさん、どう思います?


タイヤメーカーの方、関係者の皆さん、こんなヒビ割れについて、納得できる説明を頂けたらありがたいのですが・・・・



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(2021/3/4); ブリヂストン、SUV専用タイヤ、”最上級”の「ALENZA(アレンザ) LX100」を発売開始!

2021年初頭に、ブリヂストンタイヤが市場に上市した製品は、SUV専用の、”最上級”タイヤです。

ブリヂストンの発表では、
街乗りなど普段の生活の一部として使用されるオンロード領域のSUV車両が増加しています。
当社はオンロード領域のプレミアムSUVタイヤブランドである「ALENZA」に、今回静粛性や快適性を
重視したオンロードコンフォート「ALENZA LX100」
を2月から発売する、と発表しました。

ブリヂストンの新発売タイヤ SUV専用 ALENZA LX100の発売開始
↑ブリヂストンのHPは↑をクリックして

特徴は以下の通りです。

ブリヂストンの新発売タイヤ SUV専用 ALENZA LX100の発売開始
↑ブリヂストンのHPは↑をクリックして

ブリヂストンの新発売タイヤ SUV専用 ALENZA LX100の発売開始                                     


ブリヂストンの新発売タイヤ SUV専用 ALENZA LX100の発売開始           
  ・


                   ブリヂストンの新発売タイヤ SUV専用 ALENZA LX100の発売開始

1、静粛性 2、ふらつき低減 3、耐摩耗性・・・
3つの特徴の中でも、”成熟性”を高めたことは、SUV所有者にとってとても嬉しいこと。

セダンやミニバンから、SUVに乗り換えると、車高や目線の高さに満足するが、他方で、車内の静粛性が劣る点は我慢できない所の一つ。

それを、タイヤの面から解決を図るというのは、大きな進歩と言える。



さて、そういうタイヤのサイズは??


アローバ店頭での販売価格は、直接お問い合わせください。

新しいタイヤ、ブリヂストンが静粛性をうたい文句にした”最上”の品質をこの機会に試してみてはいかが?


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(2021/2/13); ミシュラン、2021年版Webカタログを公開、わかりやすくていいかも!

ここ数年、紙のカタログ=印刷された見やすいカタログが廃止されています。

タイヤメーカー共通のことですが、だからといってホームページで調べる、という作業も結構面倒。

その上、自分の欲しいタイヤ、自分の車にあったタイヤ選び、自分の走りにあったタイヤを探す、というのはなかなか難しい。
パッと見て、そうかコレを選べばいいのか、というのを見つけるにはなかなか。


今回、ミシュランが公開した
「Webカタログ」は、なんとなく、わかりやすい気がする。

一番良いのは、タイヤの性格、特徴を一目で見ることができる”ポジショニングマップ”があるからです。
昔のカタログにはあったのですが、最近見なくなっていたので・・・・


コレです。



スポーツ志向の強いタイヤが欲しい、サーキットでも走れるような、・・・とすれば「パイロットスポーツカップ2」、
それよりも、街中での走りや、高速での走りで使いたい、ということであれば、「パイロットスポーツ4S」とか「パイロットスポーツ4」など・・・


いやいや、乗り心地重視、静かなタイヤが欲しい、ということであれば”コンフォート重視”の「クロスクライメート」、「プライマシー4」など・・・
その中でも、価格面で安いモノが欲しい、ということであれば「エナジーセイバー4」とか・・・


乗用車用タイヤではこんな感じです。

そして、SUV用は?



ひとつひとつ説明するのはこれくらいにして、とにかくミシュランのタイヤ、一度見てみたい、という方、
コチラから!


カタログを見て頂ければわかることですが、タイヤの特徴をこんな形でさらに細かく知ることができます。



















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電話では、 045-942-8999 

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(2021/1/26); メッキタイプのホイールで起こる原因不明の厄介な”スローパンクチュアー”、こういう事だったんです!

”スローパンクチュアー”

あまり聞きなれない言葉です。 要するに、原因が不明で(分かりにくい)ゆっくりとタイヤのエアーが漏れていく状態=パンクの事です。

原因を探るのには時間がかかります。根気強く、あれやこれややってパンクの原因を見つけるのです。
細い釘の、頭がとれた状態の針状の物がタイヤのブロックの中に隠れていることもあります。


例えば、こうして石鹸水をかけてエア漏れの場所を見つけるのです。

リムからエア漏れが発生


タイヤをバラしてみると、原因がこんなところにあった、という例です。

ホイールがメッキタイプの場合、下の写真のようにリムとタイヤの結合部がサビて、腐食で盛り上がり、すき間ができてエア漏れが始まる・・・こういう場合が多いのです。



今回もコレでした。
メッキタイプのホイールで起こるスローパンクチュアーの原因


アルミホイールではほとんど見かけないことですが、クロームメッキのホイールは、メッキ材は金属ですから、
湿気と熱で次第に腐食・サビてきてこういう状態が起きやすいのです。

メッキタイプのホイールで起こるスローパンクチュアーの原因                    
  。
                          メッキタイプのホイールで起こるスローパンクチュアーの原因


解決策は?
この錆が発生した箇所を、磨くこと、錆びを丁寧に落とすことです。
アメリカ製の場合メッキがシッカリしている、厚いこともありそれを磨くと結構な段差が残る場合があります。その段差がなくなるように丁寧さが必要です。


そうしてやった作業がコレです。
                      
 ・  



最近は、車メーカーの純正ホイールでもメッキホイールがオプションで準備されていることがあり、ホイールの錆び、これが原因でスローパンクチュアーが起こることがあります。
ただ、新車時から1年、2年くらいでこの錆が発生することはありませんから、そういう時は、別の”原因”を考えなければなりません。

とにかく、
気になる方、一度ご相談ください。


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(2021/1/20); アメ車用RWL(レイズドホワイトレター)、BFGoodrichのRadial T/A(ラジアルT/A)、山積み在庫中です!

横浜市の、港北ニュータウンのタイヤ専門店アローバだからでしょうか、

狭い店内には、タイヤが山積みです。

BFGoodrochのRadial T/A アメ車用のホワイトリボンタイヤの在庫中

これら全部が、BFGoodrochのRadial T/A アメ車用のホワイトリボンタイヤの在庫中です。


どうして?

”マッスルカー”
”クラシックカー”
”ドレスアップ用”

・・・・
そして、アメ車、とりわけフルサイズバンとよばれる車用に、人気のタイヤで、けっこうご要望が多いからです。

このタイプのタイヤは、国産のどのメーカーも作っていません。
欧州の、ミシュランやピレリ、コンチネンタルなどでも作っていません。

そうです、アメリカのタイヤメーカー、BFGoodrochのRadial T/A アメ車用のホワイトリボンタイヤの在庫中
BFグッドリッチだけが!
ほとんどこのメーカーだけが製造している独特のタイヤなんです。




こういうタイヤはきわめて珍しいモノです。

これが人気なのですから、不思議といえば不思議です。

最近では、プリウスなどのドレスアップに、思い切ったフォルムを好んで装着される方も、たまにおられます。
サイズは、限られてきますが、・・・・・


とにかく、アローバには常時在庫をしています。
いつでもご相談ください!








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(2021/1/7); ブリヂストンのタイヤ軽量化新技術「Enliten(エンライトン」の時代が到来か!

タイヤ技術の進歩に、新たな光があたりました。


発表されたのは
一昨年の9月3日です。
ブリヂストンの最新技術 タイヤ軽量化 Enliten エンライトン
ブリヂストンが発表した内容によると、

「車両のハンドリングなどの運動性能、タイヤライフにつながる摩耗性能を維持しながら、タイヤ重量を軽量化することで、
タイヤの転がり抵抗を大幅に低減できる
新技術「Enliten(エンライトン)」を開発しました。・・・・・・・・・・・・
最新シミュレーション技術を活用した接地形状最適化により、運動性能、タイヤライフを維持しながら、タイヤに使用する
部材を削減することで、
従来の乗用車用タイヤに比べて、約20%の軽量化、転がり抵抗を約30%低減することを可能にします」



従来のタイヤに比べて20%軽量化! 転がり抵抗30%低減!

日々、重いタイヤを抱え、降ろし、持ち上げて取り付ける作業に従事しているタイヤ屋の立場からみると、この”20%軽量化”という進歩は歓喜のニュースです。

アローバがタイヤ屋を始めて30年経ちます。

が、長い時の流れの中で、
タイヤの重さへの宿命的な諦めを感じていました。

たまにちょっと軽く感じるタイヤが出るとその瞬間には
「おおっ、これは軽い!」と驚いたことが何度かありました。

が、それもタイヤ全体の重さからすると僅かの前進でしかありませんでした。


そういう中ですから、今回のブリヂストンの新技術「Enliten(エントライトン」で20%軽量化、というのは驚異的な、そしておおきな感動をもって迎えたいのです。


この軽量化が、車のハンドリングに、運動性能に、タイヤの摩耗性能に大きな貢献をするのは確か!
そして、ブリヂストンが強調する、車から排出するCO2削減や省資源化などを通じて環境負荷低減とモビリティ社会の貢献する、という目標に更に前進するのは疑いない。


ブリヂストンの最新技術 タイヤ軽量化 Enliten エンライトン


2020年7月9日
ブリヂストンが
Volkswagenの新しい電気自動車「ID.3」のタイヤに、このEnliten(エンライトン)技術を積んだタイヤを提供した、という。



電気自動車の場合、バッテリー寿命を大幅に延ばし、航続距離を延ばすことに大きな貢献ができる、という。

これは嬉しいことですよね。


2020年9月9日
Volkswagenの別の車種にもこの新技術が搭載されたタイヤが供給されている。
その車は、
コンパクトカー「GOLF8」



フォルクスワーゲン社が一歩先んじて、ブリヂストンの新技術「Enliten(エンライトン)」の導入に意欲的、という感じです。




が、その直後、
2020年11月25日、日産の北米向き新型SUV「ローグ」の新車装着タイヤに、このEnliten(エンライトン)技術のタイヤが選ばれたという。
新型SUV「ローグ」は、日本名は「エクストレイル」で、その新しいモデル、という。




選ばれたタイヤは、
ALENZA Sport A/S(アレンザ スポーツ エーエス)

納入される新車装着タイヤは以下の3種類

ALENZA Sport A/S
  
235/55R19 101V 235/60R18 103H 235/65R17 104H

新技術「Enliten(エンライトン)」が搭載された新しいタイヤが、昨年夏ごろから新車装着用タイヤに採用されてきた。

フォルクスワーゲンに始まり、日産に、・・・今後、次から次に装着され始めると、ブリヂストンが願って追求してきたCO2削減、省資源化、などが進むことになる。


できれば、市販用タイヤに搭載されるのが心待ちしたい。


環境問題への貢献だけでなく、日本中のタイヤ屋の仕事の負担軽減にもなる。
これほど嬉しいニュースはない。


メーカーの意欲的な取り組みを期待したい。




見積もりなどお問い合わせは、メールのお問い合わせ先(メール) arroba@poppy.ocn.ne.jp
or
045-942-8999(電話 045-942-8999)
でお願いします。

アローバのコチラから







(2020/1/7); あけましておめでとうございます
本年もよろしくおねがいします



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2020年1月6日~2020年6月1日

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