今年、2021年初めてのアライメント調整作業でした。
今回の車は、ランクル70=Land Cluiser 70
(歴史的に見ても、この車の出来はトップクラスの頑丈さで人気が続いているようですね)
ご来店の経過は以下の様でした。
2017年式を数千キロの時に購入。
購入当初から特に問題も無く乗っていました。
昨年2020年12月 走行距離16,000㌔ぐらいの時プチカスタムがしたくなり、とある「四駆ショップ」で
「ヨコハマタイヤ ジオランダーM/T G003 265/75R16」にタイヤを交換しました!
四駆らしくオフロード車っぽくなって雰囲気は大満足!
ただ、そのタイヤ交換後、何となく左流れが気になる様になりどうしようもなくなりました。
某ショップにその旨相談したところ
こんなの問題なんてないよ、
四駆に乗っていてこんな細かいこと気にしてはダメだよ、
・・・・と、諭されるというか、一喝されたというか、・・・・
何とも残念な回答だった様です。

解決策を求めてネットで色々調べている中で、アローバに相談です。
それでは、左流れの原因を探っていきます。
今回、足回りの点検、アライメント測定をしてみると後輪にメーカー設定基準値からみて僅かですがズレがあることを確認。
ステアリングセンターが右に「時計の針で1時あたり」程度のズレをも認。
そして、フロント右ダンパー(ショック)のオイル漏れを発見しました。
ただ、これらの点検で見つかった問題点で、今回の左流れの決定的な原因かどうかは判断に迷います。
一か月前のタイヤ交換後左流れが起き始めた、というお客様の話は大事なポイントでした。
タイヤに、タイヤ交換に何かしらの原因があるのではないか、と仮定して、タイヤ位置変え(ローテーション)、そして試乗、
そしてまた位置変えして、試乗、・・・・こんなことを何度か繰り返して車の挙動、左流れの変化を確認する作業を行いました。
そして、前輪トー調整してステアリングセンターを合わせて、また試乗。
それでもまったく改善に向かいません。
左流れが直らない・・・やはり車両に何かしらの問題が生じてしまったのか?
どこが原因なのか頭を抱えながらお客様に状況説明をしながら、次なる作戦を練り直します。
そこで、最後の試しは、
経験上、一番怪しいと思う新品タイヤを別のタイヤと交換してみて走って見たのです。
でも、仮のタイヤ探しには苦労しました。ランクル向けのサイズはそうあるものではありません。
そして、何とか見つけ出し午後から作業再開です。
すると・・・
決定的な走りの改善が見られました!
そうです、今回は「新品で取り付けたタイヤに原因、タイヤそれ自体に問題があって、左流れが起きていたようです。
お客様にも試乗して確認してもらい今回の作業終了となりました。
タイヤ自体に問題が!
だからといってそれが走行に、安全に深刻な問題を引き起こすというのでなければ、どこかで妥協点を見出すしかないのです。
そして、今回大事なのは、原因がどこにあるのか、ということをはっきりさせることができたことはよかったです。
今回は、アライメント調整で問題を解決する、というのではありませんでしたが、こういう作業をしながらこの車のできる範囲の調整をしていきました。
2021年の年始めから悩ませれる作業となりました
今年も、皆様のお悩み解決へと探って参りますのでよろしくお願い申し上げます。
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