足回り・パーツ 編 (18)
2022年
横浜のタイヤショップアローバからの提案です
(2022/3/10); ランクル・プラド(GDJ150W)、後に乗った家族が車酔い!その解決に、ダンパー交換 |
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ランドクルーザー・プラド(2020年 GDJ150W)TX-L 走行距離6,000km新車 後部座席に乗った家族が、車の揺れに車酔いする、という事から、足回りを”しっかりしたモノ”に交換したい、ということでした。 お客様が選んだダンパー(ショックアブソーバー)は、JAOS/ジャオス製B771A065でした。 ランクル・プラドは人気のSUVです。 が、どうも気になることがある、その一つがブレーキング時のノーズダイブ、横揺れ、フラツキなどです。 2,3年前にも同じ悩みがあって、ビルシュタインのB6ダンパーと交換するという作業がありました。 ビルシュタインも選択の一つでしたが、長期の欠品で入荷の見通しが絶たない状況、 では、バックオーダーという事前予約もその数が3ケタにのぼる、という込み具合。 どうも、同じような悩みの方がたくさんおられるようです。 そして、オーリンズ製を考えたのですが、お客様の選択でジャオス製になりました。 ![]() JAOS製は、減衰力調整付きです。 ![]() 注意書きも付いてきていますのでよ~く読んで・・・ ![]() 作業ですが、ちょっとだけ厄介なのが、リアです。 ![]() 写真でわかりますか? ダンパー上部の隙間が狭いのです。 工具が入らない、入っても作業しずらい・・・ ダンパーの下はいたって簡単ですが。 ![]() 前輪はこなります。 ![]() 【作業前後の感想をまとめると・・・】 純正ダンパーで試乗した時の印象は、・・・・・・・ ふらつきが強い、と言うのが第一印象。 まっすぐ走っている時は、乗り心地もよく問題はありませんでした。 ところが、少しハンドルを左右に切り替えたりすると、ふらつきが出ます。 そして、走っていてブレーキをかけると、ノーズダイブ=フロントの沈み込みが大きく出てきます。 大型のSUVですが、街乗り、特に、ちょっと激しい動きをする運転には向かない、気になる症状に悩まされるという感じ。 ジャオスのダンパーに交換した後は、・・・・・・ 減衰力を最弱(SOFT)で乗ってみたところ、純正よりは安定して、乗り心地もよい。 でも、ブレーキング時のフロントの沈み込み、揺れは純正と変わらず、という印象でした。 減衰力を最強(HARD)にして乗ってみたところ、ゴツゴツ感が多少出てくるが、SOFTより安定感が出ました。 でも、この状態で長い時間乗っていると、疲れてきそう、という印象でした。 結果的には、 お客様のご希望でフロントは10段に、リアは6段に設定しました。 この設定で乗ってみた感想は、 純正より安定した走りでした。 そして、多少ゴツゴツした突き上げを感じました。 全体的には、柔らかい感じもあるが、純正で発生していた横揺れ、特にリアでのふらつきはかなり収まってきたようです。 もう一つ気になっていた、ブレーキング時の沈み込みもかなり軽減しました。 ランクル・プラドの弱点?のような症状も、お客様の感覚の問題です。 それが、例えば、ジャオスのダンパーに交換すれば満足できるのか、それもお客様の感覚の問題。 これからも、いろいろ試しながらアローバとしての”感覚”を得ていきたいと思ました。 タイヤの見積もり、お問い合わせ メールでは、 arroba@poppy.ocn.ne.jp 電話では、 045-942-8999 アローバの ![]() |
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(2022/2/25); レクサスGS300h、走行距離8万㌔で、フロントのショックからオイル漏れ、その解決を・・・ |
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レクサス GS300h DAA-AWL10 ハイブリッド(平成29年式) ![]() 走行距離80,000km超 前輪のショックアブソーバーからのオイル漏れで、ショックアブソーバの交換が必要になりました。 ショックの交換となると、さっそく社外のダンパー、例えば「KYB」や「ビルシュタイン」などいろいろ探してみるが、該当する商品がない。 (最近、純正の機能に対応した社外の部品も出てきたようですが・・・・不確か) どうする? となると、仕方なく純正のダンパーを取り寄せて交換、となりました。 純正の特別の機能付き、AVS機能がついているのです。 AVS機能・・・運転席からの操作で、路面状況に応じて、4輪が独立してそれぞれに減衰力が自動で調整される、そんな機能です。 オイル漏れでその機能が失われ走りにくくなってきたのか、と思っていましたが、試乗してみるとしっかりしており、安定した走りをしていました。 やはり、すごい車です! ![]() アッパーマウント類、ブッシュ類、ショックアブソーバーに付随する消耗品パーツなども一新です。 ま、8万㌔も走ってきていますから、当然ですね。 そして取り寄せてみた純正品、ショックアブソーバーはなんと「KYB製」でした。 ![]() これらは、トヨタの高級車のそれらしい雰囲気のパーツでした。 これが、前輪のショックアブソーバの周辺です。 ![]() 作業としては、リアの作業が予想以上に大変でした。 トランクルームの内張りを外し、アッパーマウントにたどり着くのに手間がかかったのです。 ![]() ショックの上に取り付けられた黒いケースがAVSの装置です。 コレを外して、ショックアブソーバの交換です。 先にも書きましたが、オイル漏れを起こしているにもかかわらず、走りはしっかりしていましたが、 やはり、交換してみると、本来の姿、能力がいかんなく発揮され、走りの安定感は格段に上がりました。 アローバ周辺の街乗り状態でも腰の柔らかさなどもバツグンで、他の車にはない安定感で、レベルの高さを体感できました。 タイヤの見積もり、お問い合わせ メールでは、 arroba@poppy.ocn.ne.jp 電話では、 045-942-8999 アローバの ![]() |
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(2022/1/25); ランクル・プラド、リアでの車酔いを失くすために”減衰力調整式ダンパー”を入れてみて |
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車は、新車です、 ランドクルーザー・プラド(150系) 「後部座席に乗っていた娘、車の横揺れに車酔いになりそう~、との声が上がり、この解決をしたい」 ・・・・・というご相談でした。 4×4車の王様らしい風格のランクル、その弟分プラドです。 少々のラフな道でも涼しい顔をして走り抜けていく、ガッチリとしたボディに隙などありはしない、とようです。 が、思わぬ弱点があったみたいです。 ![]() 後部座席の横揺れ、車酔いを解決するために考えたのが、減衰力調整付きのダンパー(ショックアブソーバー)です。 候補は、 ① オーリンズ製の減衰力調整ダンパー ② ジャオス製の・・・・・、 ③ ビルシュタインB6減衰力非調整ダンパー 上記の3種類の中で、ジャオス製のダンパーを選びました。 ![]() ![]() ![]() JAOSのダンパーは、14段のダイヤル式調整式です。 出荷時には「8」に設定されていました。 せっかくなので、一番柔らかい設定の1段目と、 お客様のご希望の(F)10段、 (R)6段目、 そして一番硬い設定の14段目、 それぞれの硬さの乗り味を感じてみました。 ![]() ![]() 上の写真、後輪のダンパーの取り付け状態です。 黄色の矢印でわかるように、作業スペースが狭く、工具が入りづらい、作業がしづらいのです。 「トヨタさん、なんとかしてくれ~」と叫びながら仕事をしました。(笑) フロントは少しマシでした。 が、これまた狭いスペースです。 ![]() ![]() ![]() ダイヤル式調整ですが、3パターンで体感してみました。 ① 前後とも「1段目」、つまりいちばん柔らかい設定の時は、 ノーマルの足回りと比べて、横揺れは多少良くなった気もするが、やはりあまり変わった感じがない、という印象。 ③ 前後とも「14段目」、つまり、一番硬い状態の時は、 ノーマルと比べて全体としては、硬くなり、細かな段差でのゴツゴツ感が増していました。 ま、とうぜんでしょうが・・・・ 横揺れ・フラツキについては、結構抑えられた感じです。縦揺れも、横揺れも硬めの足回りが欲しい人は気に入るでしょう。 ブレーキング時の前への沈み込み、ダンピングは全くなくなりました。 ただ、常時この硬さで走っているとそのうちに疲れてきそうです。 ② お客様の希望だった(F)10段目、 (R)6段目(メーカー出荷時の8より弱め)の場合は、 最強時と同じように、ブレーキング時の沈み込みは抑えられていました。 道路上の細かな段差でのゴツゴツ感は多少あるものの、横揺れ、フラツキなどは減っている感じです。 全体として、街乗りでの走りやすさは各段に増した、という感じです。 減衰力調整式のダンパー、JAOSに入れ替えてみたその評価は、 お客様が実際に、街中を、高速などの走行、いろいいろな場面を経験して初めて出てくるものでしょう。 特に、後部座席に娘さんが乗られて、車酔いが解決できたのか、その評価が気になるところです。 それにしても、 プラド150系の純正の足回り、乗り味は街中にしても高速走行にしてもちょっと柔らかすぎ、ではないでしょうか? 乗用車タイプ、スポーツ系の車から乗り換えられた方には、足回りのフラツキ感は気になるでしょう。 そして、後部座席に乗った方の中には同じような車酔いを感じた方も出てきているのではないかと思いました。 タイヤの見積もり、お問い合わせ メールでは、 arroba@poppy.ocn.ne.jp 電話では、 045-942-8999 アローバの ![]() |
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(2022/1/19); マツダ・ロードスター(ND5RC)、ビルシュタインB12キットを入れてみた |
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車は、マツダ・ロードスター お客様からの相談は、要約すると以下のようなものでした。
当店からの提案は、KYBやTEIN、そしてビルシュタインなど提案。 その結果、ビルシュタインB12 BTSキットを選択されました。 安定感のあるスポーティーな走り、そして乗り心地が犠牲にならないなどを希望されてのことだと思います。 タイヤハウスの隙間は気になる、車高を落とすと安定感が増す、が、車高が落ちるとタイヤの内減りなどが気になる、 ・・・などがあるようですが、この車種は、前後ともキャンバー、キャスター、トーなどの調整範囲、自由度が広いため、 お客様の理想に近いものが得られるのではと思っています。 アライメント調整などによって、印象が変わるまれな車種だと思います。 すべてのスポーツカーがこうあってほしいものですね。 ![]() 結構良いスタイルのスポーツカー、という感じですが、確かに、よくよく見ると前後のタイヤハウスの隙間は気になりますね。 気にしなければコレで充分、というお客様のおられるのでしょうが、・・・いったん気なりだすと、やはり気になる・・・ こうして写真で比べてみると、 ![]() 2、3cmくらい下げたくなりますよね。 ビルシュタインのB12 BTSキットには丁寧な説明書が付いてきます。 ![]() ![]() 今回の車高は、メーカーが推奨する下げ幅でやることにしました。 この車は、MT車(マニアル車)ですので、フロント・リア共にCリングの場所は、上から4番目の所に移動させました。 ![]() 交換後はこんな感じです。 ![]() ![]() ショックとサスを交換したのですが、同時に、車高のダウンに伴って”スタビリンク”の交換もやりました。 この交換の意味は、スタビライザーの役目を十二分に発揮させるためです。 ![]() ![]() 上記のイラストは、ブリッツさんのイラストを借りたモノですが、 荷重がかかった状態でスタビライザーが水平になるように短めのリンクを使用しました。 交換作業はスムーズに進みましたが、リアはトランクの中の内張りを完全にはがしての作業ですので、結構面倒です。 が、この車は最近同じような作業を経験していますので、手順はしっかり頭に入っていてそれなりに”簡単”でした。 ![]() ![]() 交換後の全体はこういう感じです。 車高を下げる前と比べるとずいぶん印象が変わりました。 ![]() ![]() ダウン量は、フロント・・・30mm、 リア・・・・13mmでした。 メーカー推奨よりダウンしたため、アライメント調整はしばらく馴染んでから再度行うことにしました。 交換前の試乗で受けた印象とは、まさにスポーツカーらしい?しっかりした硬さが出て来た、という変化を体感できました。 乗り心地は? 純正と比べると変化がなく、良かったと思います。 ハンドルのキレが良くなり、きっとご満足いただけたのでは、と思っています。 お客さまが乗り出し、一定の距離を走ったら、アライメントの調整でご来店されるでしょうから、その時に感想はゆっくり聞けることと思います。 楽しみです。 タイヤの見積もり、お問い合わせ メールでは、 arroba@poppy.ocn.ne.jp 電話では、 045-942-8999 アローバの ![]() |
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(2022/1/10); ジムニー・シエラ、今回は足回りではなく、”頭上と背中”(?)の加工作業でした。 |
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![]() 車は、ジムニー・シエラ(JB74型) 今回の作業は、 ホイールとのセットのスタッドレスタイヤ装着と「ルーフキャリア」、リアライダー(はしご)のとりつけ、 リアバックドア開閉時のダンパー、スペアタイヤの取り付け、でした。 先ずは、スタッドレスタイヤの取り付け。 ![]() シムニー・シエラの純正タイヤのサイズは、195/80R15(外径693mm)です。 今回は、このサイズを少し大きくして、215/80R15(外径725mm)にしました。 つまり、タイヤの幅は、20mm、外径が30mm程大きくなったわけです。 外径が30mm程大きくなっても、タイヤハウスの中で干渉することもなく問題なく走ることができるのです。 が、・・ タイヤの幅と外径が大きくなったことで、あとで思わぬちょっと面倒な問題が起こることになったのです・・・・ スタッドレスタイヤとしては、ヨコハマ アイスガードSUV G075を選択しました。 続いて、頭上の作業=ルーフキャリアの取り付け作業でした。 ![]() 今回選んだルーフキャリアは、 「CLリンク」 |
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(2021/17);あけましておめでとうございます 本年もよろしくおねがいします |
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![]() 2021年1月8日~2021年11月15日 |
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![]() 2020年1月10日~2020年10月6日 |
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![]() 2019年1月5日~2019年10月28日 |
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![]() 2018年1月26日~2018年10月4日 |
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![]() 2017年1月19日~2017年12月11日 |
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過去の(1)~(12)はデータ膨大なため省略しました |